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大型肉食恐竜を小さなラプトルが食べた?アルバータ州の化石

カナダ西部アルバータ州で見つかった肉食恐竜の化石から、意外な食う・食われるの関係が分かってきたと報じられています。アルバータ大学の研究者たちが調べたのは、ティラノサウルスの近い仲間で、約7000万年前に州内にいたアルバートサウルスのあごの骨です。8歳で、まだ大人の大きさになっていない個体でした。そこに残っていたかみ跡を調べたところ、死んだ後に小型の肉食恐竜「ラプトル」に食べられた可能性が最も高いという結果になりました。

化石は2022年、大都市カルガリーの北東約130kmにあるドラムヘラーの北の荒れ地で、カヌーをしていた一般の人が見つけ、ロイヤル・ティレル博物館に届けられました。博物館で組み立て直す途中で歯の跡に気づき、2023年から研究が始まりました。研究チームは跡の間隔を測り、同じ時代の肉食恐竜の歯とくらべました。かみ跡の主とみられるラプトルはジャーマン・シェパードほどの大きさで、この地域にいたラプトルの仲間アトロキラプトルは体長約2mでした。ほかに、2歳未満の同じ種の子どもが共食いした可能性も残っています。教授は「肉食恐竜が肉食恐竜を食べたことが分かる、めったにない例だ」と話しています。

日本では、福井県が恐竜化石の産地として知られ、フクイラプトルなどの新しい恐竜も見つかっています。

ビバまるのひとこと

強い恐竜が、自分よりずっと小さな恐竜に食べられていたかもしれないなんて意外です。骨に残った小さな歯の跡から、7000万年前の出来事が読み取れるのもすごいですね。化石を見るときは、かみ跡も探してみたくなります。

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