日本人のためのカナダ情報
カテゴリ

教育・子育て

州ごとの学校制度、学区、英語とフランス語の教育、留学、大学とカレッジ、保育、日本語教育。

学校制度19本

教育・子育てアルバータ州の学校制度(Alberta K to 12 education)アルバータ州では、9月1日の時点で6歳以上16歳未満の子どもに通学の義務があります。キンダーガーテンは1年生の前の1年間のプログラムで、年475時間以上と決められています。公立・分離学校・フランス語系・チャーター・私立・家庭での教育・オンラインと、選べる形が多いのが特徴です。教育・子育てBC州の学校制度(B.C. K-12 education)ブリティッシュコロンビア州(BC)の公立学校は、59の学区とフランス語系の教育機関(CSF)が運営しています。5歳になる年の9月から全日制のキンダーガーテンに通え、高校卒業資格(Dogwood Diploma)には80単位と州の読み書き・数的能力の評価が必要です。教育・子育てカトリック系公立学校(Separate school)オンタリオ州とアルバータ州などには、カトリック系の学校を公立の学校制度の一つとして運営する仕組み(Separate school)があります。オンタリオ州では72の教育委員会のうち37がカトリックで、州の予算で運営されます。入学の条件は教育委員会によって違うため、通わせたい学区に確かめます。ケベック州の公立学校は宗教から切り離されています。教育・子育て子どもの学校入学の手続き(School registration)カナダの公立学校への入学は、住んでいる地域の学区(School district / School board)や学校に申し込みます。BC では出生証明書や在留資格の書類、予防接種の記録、住所の証明を持っていきます。外国籍の子どもは、親の在留資格によって学習許可(Study permit)が要るかどうかが変わります。教育・子育て学校の英語支援(ESL・ELL、English Language Learning)英語が第一言語でない子どもは、公立学校で英語の支援を受けられます。呼び名は州で違い、BC では ELL、オンタリオ州では ESL と ELD と呼びます。支援の受け方、通知表での扱い、家庭での日本語の続け方を、BC とオンタリオ州の州の方針をもとにまとめます。教育・子育てフランス語イマージョン(French Immersion)フランス語イマージョンは、英語系の公立学校の中で、授業の多くをフランス語で行うプログラムです。フランス語を話さない家庭の子どもが英語とフランス語の両方を身につけることを目的にしています。BC とオンタリオ州では、始める学年や授業に占めるフランス語の割合が決められています。教育・子育て高校卒業資格と州の卒業要件(High school graduation requirements)カナダの高校卒業資格は州・準州ごとに決まっていて、名前も要件も違います。BC は80単位と州の3つの評価、オンタリオ州は30単位と40時間の地域活動など、アルバータ州は100単位と30レベルの科目の州の試験(Diploma examination)が特徴です。途中で編入するときは、どの単位が認められるかを早めに学校に確かめます。教育・子育てホームスクーリング(Homeschooling・Home education)カナダでは、学校に通わせずに家庭で教育するホームスクーリングが認められています。ただし、届け出の相手や期限、支援の内容は州ごとに違います。ここではBC州・オンタリオ州・アルバータ州のしくみをまとめます。教育・子育てキンダーガーテン(Kindergarten)キンダーガーテンは、1年生の前に公立学校で受ける幼児教育です。BC は5歳になる年の9月から1年間、オンタリオ州は4歳・5歳の2年間で、どちらも無料の全日制です。アルバータ州は1年生の前の1年間で、年475時間以上と決められています。入れる年齢と登録の時期は州と学区で違います。教育・子育てオンタリオ州の学校制度(Ontario school system)オンタリオ州の公立学校は、英語の公立・英語のカトリック・フランス語の公立・フランス語のカトリックの4種類、計72の教育委員会が運営しています。キンダーガーテンは4歳・5歳の2年間で無料です。高校卒業資格(OSSD)には30単位、40時間の地域活動、読み書きの要件などが必要です。教育・子育てカナダの学校制度は州ごとに違う(K-12 education)カナダには全国共通の学校制度がなく、州・準州がそれぞれ学校を運営しています。通い始める年齢や学年の区切り、通学が義務になる年齢も州で違います。ここではブリティッシュコロンビア州(BC)とオンタリオ州を例に、違いの見方をまとめます。教育・子育て私立学校(Private school / Independent school)カナダの私立学校は、州・準州ごとに監督のしかたが大きく違います。オンタリオ州では州は補助金を出さず、運営の監督もしません。BCとアルバータ州では、条件を満たす学校に州が補助金を出し、学校を区分して監督しています。学費や教員の資格も学校ごとに違うため、入学前に確かめることが大切です。教育・子育てケベック州の学校制度(Québec education system)ケベック州の学校は、プリスクール(4歳・5歳)、小学校6年、中学・高校にあたる中等教育5年です。その後に CEGEP(2年か3年)を経て大学に進むのが特徴です。授業はフランス語が原則で、英語の学校に通うには資格が要ります。教育・子育てケベック州で英語学校に通う資格(Certificate of eligibility for instruction in English)ケベック州では、プリスクール・小学校・中学校・高校の授業はフランス語が原則です。英語の学校に通えるのは、フランス語憲章(Charte de la langue française)が認める場合だけで、州の教育省の許可が要ります。仕事や留学で一時的に住む外国人の子どもは、一時的な許可の対象になることがあります。教育・子育て通知表と保護者面談(Report card・Parent-teacher conference)カナダの通知表の回数や評価の付け方は州で違います。オンタリオ州の小学校は秋の進捗報告と年2回の通知表、BCは年5回以上の報告(書面3回以上、面談などの形式ばらない報告2回以上)です。どちらも、通知表のほかに先生と話す機会があります。教育・子育てスクールバスとお弁当(School bus・School food)スクールバスは学区(School board)が運営し、乗れる条件や料金は州の決まりと学区の方針で決まります。アルバータ州では、Grade 6 以下は学校から1.6km以上、Grade 7 以上は2km以上離れて住む生徒が対象です。昼食は学校によって違い、連邦政府や州が学校の食事のプログラムを広げています。教育・子育て学区(School district / School board)の仕組みカナダの公立学校は、州・準州の教育省のもとで、地域ごとの学区(School district、School board)が運営しています。BC は59の学区とフランス語系の教育機関、オンタリオ州は言語と宗教で分かれた72の教育委員会、ケベック州はフランス語系の学校サービスセンターと英語系の教育委員会という形です。教育・子育て学年の区切りと学校のカレンダー(School year and school calendar)カナダの学校は9月に新学年が始まり、6月に終わります。学年は誕生日の区切りで決まり、その日付は州で違います(BC は12月31日、アルバータ州は9月1日など)。冬休み・春休みや研修日(授業のない日)は、州の決まりの中で学区が年間カレンダーを決めます。教育・子育て雪で休校になるとき(Snow day・Inclement weather closures)大雪などで学校が休みになるかどうかは、州ではなく学区(教育委員会)が当日の早朝に決めます。トロントの学区は6時まで、バンクーバーの学区は6時30分までに発表します。休校の連絡がなければ、ふつうは学校は開いています。

留学生5本

教育・子育て留学先の州と学校の選び方(Choosing a province and school)カナダの教育は州・準州ごとの制度で、留学の手続きも州によって少しずつ違います。学習許可を取るなら、学校が指定教育機関(DLI)であること、多くの場合は州の認証レター(PAL/TAL)が要ること、ケベック州では州の受け入れ証明書(CAQ)が要ることを先に確かめます。教育・子育て留学生の医療保険(Health insurance for international students)留学生の医療保険は、留学する州と学校で決まります。州の保険に入れる州(BC・アルバータ州など)と、入れない州(オンタリオ州・ケベック州など)があり、入れない州では学校の保険や民間の保険を使います。留学の準備の段階で確かめておきたい点を、学校選びと費用の見積もりの視点でまとめます。州ごとのくわしい扱いは「留学生の医療保険(州の保険・UHIP・学校の保険)」の記事で説明しています。教育・子育て高校留学(International student programs in K-12 schools)カナダの公立高校への留学は、多くの場合、学区(School district / School board)の留学生プログラムに出願します。学費・医療保険・出願の時期は学区ごとに決まっています。6か月以上なら学習許可が必要で、17歳未満で親が来ない場合はカストディアンも必要です。教育・子育てホームステイ(Homestay)中学・高校の留学生のホームステイは、学区や学校の留学生プログラムが手配するか、プログラムが認めた事業者を通じて手配するのが一般的です。学区によっては手配をしていません。BC州は、未成年の留学生のホームステイについて州の指針(Homestay Guidelines)を出しています。教育・子育て留学生の学費(International tuition fees)カナダの大学の学費は、留学生とカナダ人で大きく違います。カナダ統計局の調査では、2026/2027年度の留学生の学部の平均の学費はC$42,062で、カナダ人学生(C$8,021)の5倍ほどです。学費は学校とプログラムごとに決まるため、実際の額は出願先の学校で確かめます。学習許可の申請では、学費に加えて生活費の資金も示す必要があります。

大学・カレッジ5本

教育・子育て大学・カレッジへの出願(Applying to universities and colleges)カナダの大学・カレッジへの出願は、州ごとの共通の出願窓口を使うか、学校に直接出願します。オンタリオ州は大学がOUAC、公立カレッジがontariocolleges.ca、BCは公立の25の機関にEducationPlannerBCから出願できます。締め切りや条件は学校・プログラムごとに違います。教育・子育て就業体験つきのプログラム(Co-op、Work-integrated learning)カナダの大学・カレッジには、授業の学期と仕事の学期を交互に組み合わせるCo-op(コープ)のプログラムが多くあります。仕事の探し方、期間、Co-opの費用は学校ごとに決まっています。留学生が働くための在留の条件は別の記事にまとめています。教育・子育てケベック州のCEGEP(cégep、公立カレッジ)ケベック州では、中等教育(5年)を終えたあと、大学の前にカレッジ(cégep)で学ぶのがふつうの道です。大学進学向けの2年の課程と、就職向けの3年の技術課程があり、修了すると州の卒業資格(DEC)が出ます。ケベック州の住民はフルタイムなら授業料がかかりません。教育・子育て学生ローンと給付金(Canada Student Grants and Loans・州の学生支援)カナダの大学・カレッジの学生向けに、連邦政府と州・準州が返済のいらない給付金(Grant)と学生ローン(Loan)を出しています。申し込みは住んでいる州・準州の窓口で、対象はカナダ市民、永住者、保護対象者(Protected person)です。オンタリオ州とBCでは、留学生は対象外と明記されています。教育・子育て大学とカレッジの違い(Universities and colleges)カナダの高校卒業後の教育は、主に大学(University)とカレッジ(College)に分かれます。大学は学士・大学院の学位、カレッジは修了証・ディプロマ・職業訓練を中心にしていますが、州によってはカレッジでも学位を出します。留学生が学習許可を申請するには、指定教育機関(DLI)の入学許可書が必要です。

語学学校3本

保育・幼児教育3本

子育て支援2本

日本語教育3本

教育・子育て継承語としての日本語教育(Heritage language・International languages)カナダで育つ子どもが日本語を保つ方法には、家庭、補習校、公立の学区の言語クラスがあります。オンタリオ州では、保護者が23人分以上を書面で求めると、学区はキンダーガーテン〜Grade 8 の国際言語クラスを設けることになっています。BCでは Grade 5〜12 の日本語の州のカリキュラムがあり、どの言語を教えるかは学区が決めます。教育・子育て日本語補習校(補習授業校、Japanese supplementary school)補習授業校は、現地の学校に通う日本人の子どもが、土曜日などに日本の小・中学校の一部の教科を日本語で学ぶ教育施設です。カナダでは、トロント、バンクーバー、モントリオールの補習校に文部科学省が教師を派遣しています。日本の教科書は、条件を満たせば出国前に無償で受け取れます。教育・子育て日本の学校への編入と帰国子女(帰国児童生徒の就学)カナダから日本に帰国した学齢の子どもは、帰国した時から就学義務の対象になり、住所地の市町村教育委員会から通う学校が指定されます。小・中学校へは原則として年齢に応じた学年に編入します。高校の入学資格は外国の9年の課程の修了、大学の入学資格は12年の課程の修了が基本です。