日本人のためのカナダ情報
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ビザ・移住

eTA、ワーホリ(IEC)、学生、就労許可、永住権、市民権。個別の判断はIRCCかRCIC(登録移民コンサルタント)へ。

在留資格の基本14本

ビザ・移住バイオメトリクス(生体情報の登録、Biometrics)就労許可・学習許可・永住権などを申請するときは、原則として指紋と顔写真(バイオメトリクス)の登録が必要です。観光だけでeTAで来る日本人は不要です。一時滞在の申請では一度登録すると10年間有効で、2026年10月時点の料金は1人C$85です。ビザ・移住滞在の延長と資格の変更(Extension)カナダに一時滞在している人が滞在を延ばしたり、許可の条件を変えたりするときは、今の許可が切れる前にIRCCへ申請します。IRCCは少なくとも30日前の申請を勧めています。訪問者・学生・就労者で申請の種類が違い、国内からできない切り替えもあります。ビザ・移住申請料とバイオメトリクス料金の調べ方(Fee list)IRCCの申請料は、公式の料金表(Fee list)に申請の種類ごとに載っています。多くの申請では、申請料のほかにバイオメトリクス料金(2026年10月時点で1人C$85)がかかります。支払いは原則オンラインで、料金は改定されることがあります。ビザ・移住入国できない理由(Inadmissibility)と飲酒運転の前歴犯罪歴、健康上の理由、虚偽の申告などがあると、カナダに「入国できない(inadmissible)」と判断されることがあります。飲酒運転の有罪歴は、2018年12月18日から重大な犯罪として扱われる可能性があります。前歴がある人は、渡航の前にリハビリテーションや一時滞在許可(TRP)の申請を考える必要があります。ビザ・移住IRCCのオンライン申請とアカウント(IRCC secure account)カナダの在留許可の多くはオンラインで申請します。IRCCには複数のアカウントがあり、申請の種類でどれを使うかが決まります。就労許可・ワーホリ(IEC)・Express Entryは、GCKeyなどでサインインする「IRCC secure account」を使います。ビザ・移住ビザに使える英語・フランス語試験(IELTS・CELPIP・PTE Core・TEF・TCF)Express Entryなどの永住申請や卒業後就労許可(PGWP)では、IRCCが認めた語学試験の結果が必要です。2026年10月時点で、英語はCELPIP-General・IELTS General Training・PTE Core、フランス語はTEF Canada・TCF Canadaです。結果はカナダ語学基準(CLB・NCLC)に換算して判断されます。ビザ・移住在留資格の維持(Maintained status)滞在の期限が切れる前に延長や変更を申請すると、結果が出るまで同じ条件でカナダにいられます。これを「Maintained status(在留資格の維持)」といいます。期限が切れてから申請した場合や、結果を待つ間に出国した場合は扱いが変わります。学生・就労者・訪問者の方向けです。ビザ・移住移民のための健康診断(Immigration medical exam、IME)永住権の申請では、本人と家族全員に移民のための健康診断(IME)が必要です。一時滞在では、6か月を超える滞在で特定の国に長くいた人や、医療・教育・保育などの仕事をする人が対象です。受診できるのはIRCCが指定した医師(パネル・フィジシャン)だけです。ビザ・移住入国審査(Port of Entry、POE)で許可証を受け取る流れ国外から申請した就労許可や学習許可は、承認の時点ではまだ手元になく、カナダの空港などの入国地点(POE)で国境サービス官の審査を受けて初めて紙の許可証が出ます。持って行く書類、審査で見られること、許可証の確かめ方をまとめます。就労・留学・ワーホリでカナダに入る方向けです。ビザ・移住警察証明(無犯罪証明、Police certificate)の取り方永住権・市民権・ワーホリ(IEC)などの申請では、18歳以上の本人と家族に警察証明を求められることがあります。日本の警察証明(犯罪経歴証明書)は、IRCCの依頼状を受け取ってから、日本では都道府県の警察本部、海外では日本大使館・総領事館に申請します。ビザ・移住審査期間の調べ方(Processing times)IRCCの審査にかかる期間は、公式の「Processing times」のページで申請の種類と申請する国を選ぶと表示されます。表示は過去の実績や見込みから出した目安で、上限や保証ではありません。一時滞在の申請は毎週、永住の申請は毎月更新されます。ビザ・移住申請が却下されたとき(Refusal)訪問者ビザ・eTA・学習許可・就労許可などの一時滞在の申請には、正式な不服申し立て(appeal)の制度がありません。却下されたら、理由を確かめたうえで、状況が変わっていれば申請し直すか、連邦裁判所に司法審査を求めるかを考えます。司法審査には短い期限があります。ビザ・移住在留資格の回復(Restoration of status)訪問者・学生・就労者としての在留資格を失っても、原則として失ってから90日以内なら、資格の回復(Restoration)を申請できることがあります。回復を待つ間はカナダにいられますが、学生は勉強できず、就労者も通常は働けません。費用は2026年10月時点で訪問者C$246.25からです。ビザ・移住カナダの在留資格の種類(visitor・student・worker・PR)カナダに住む人は、市民、永住者(PR)、一時滞在者のどれかにあたります。一時滞在者は、訪問者(visitor)、学生(student)、就労者(worker)に分かれます。入国のためのビザ・eTAと、滞在中の資格(許可)は別のものです。これからカナダに来る方、自分の資格を整理したい方向けです。

観光・eTA6本

ビザ・移住商用での短期滞在(Business visitor)会議や商談、展示会への参加などで短くカナダに来る人は「商用の訪問者(Business visitor)」として、就労許可なしで入国できることがあります。カナダの労働市場に入らないこと、主な事業の場所と収入源がカナダの外にあることなどが条件です。滞在は最長6か月です。ビザ・移住eTA(電子渡航認証、Electronic Travel Authorization)日本のパスポートで飛行機に乗ってカナダへ行く、またはカナダの空港で乗り継ぐときは、eTAが必要です。カナダ政府の公式サイトからオンラインで申請し、手数料は2026年10月時点でC$7です。旅行や短期滞在で来る方、ワーホリ・留学の前に知っておきたい方向けです。ビザ・移住観光での滞在期間と延長(Visitor record)観光などの訪問者は、多くの場合カナダに最長6か月滞在できます。期間は入国のたびに国境の職員が決め、パスポートのスタンプや書類で示されます。もっと長くいたいときは、期限の30日前までを目安にVisitor record(訪問者記録)を申請します。手数料は2026年10月時点でC$100です。ビザ・移住親と祖父母のスーパービザ(Super visa)スーパービザは、カナダ市民・永住者などの子どもや孫を訪ねる親と祖父母のための訪問の許可です。最長10年の数次入国で、2023年6月22日以降に入国した人は1回の入国で最長5年滞在できます。子ども・孫の収入の基準と、1年以上有効な民間の医療保険が条件です。ビザ・移住乗り継ぎとeTA(トランジット)日本のパスポートでカナダの空港を乗り継ぐときは、カナダに入国しなくても、乗り継ぎの時間が短くてもeTAが必要です。訪問者ビザが必要な国籍の人は、乗り継ぎが48時間以内ならトランジットビザ、空港の外に出るなら訪問者ビザなど、条件で必要な書類が変わります。ビザ・移住訪問者ビザ(Visitor visa / Temporary resident visa、TRV)が必要な場合訪問者ビザ(TRV)は、ビザが必要な国の人がカナダへ行くためにパスポートに貼ってもらう書類です。日本国籍の人は観光で訪問者ビザは要らず、飛行機で行くときはeTAが必要です。日本国籍ではない家族と一緒に渡航する方や、制度の違いを知りたい方向けです。

ワーキングホリデー(IEC)10本

ビザ・移住ワーホリの後の選択肢ワーキングホリデー(IEC)の就労許可が終わるときは、帰国するほか、訪問者として滞在を延ばす、別の就労許可や学習許可を申請する、条件を満たせばIECにもう一度参加する、といった道があります。どれも今の許可が切れる前の申請が大切です。永住権を目指す人は、カナダでの職歴の条件も確かめます。ビザ・移住ワーホリの年齢制限と参加回数(IEC Working Holiday)日本国籍の人がカナダのワーキングホリデー(IEC)に参加できるのは18歳以上30歳以下で、参加は2回まで、1回は最長12か月です。年齢の条件は、31歳の誕生日の前に招待状(ITA)を受け取れば満たしたことになり、入国は誕生日の後でもかまいません。30歳前後でワーホリを考えている方向けです。ビザ・移住ワーホリ申請の流れ(Pool登録からITA、許可まで)カナダのワーキングホリデー(IEC)は、オンラインでプロフィールを作ってPoolに入り、招待状(ITA)を受けてから就労許可を申請します。ITAの受け入れは10日以内、申請は受け入れから20日以内です。承認されるとPOEレターが届き、入国時に就労許可を受け取ります。ワーホリの申請を考えている方向けです。ビザ・移住ワーホリの就労・就学の条件(IEC Working Holiday)ワーキングホリデーの就労許可はオープンな許可で、許可が有効な間は雇用主・勤務地・時間の制限がなく、仕事も自由に変えられます。ただし医療・教育・保育・介護の仕事には健康診断が必要です。学校に通えるのは6か月以内に終わる講座だけで、それより長い課程には学習許可が要ります。ワーホリ中の働き方・学び方を知りたい方向けです。ビザ・移住ワーホリ申請の必要書類(警察証明・資金証明、IEC Working Holiday)ワーキングホリデー(IEC)の就労許可の申請では、パスポートのコピー、顔写真、履歴書、家族情報の用紙(IMM 5707)などを出し、条件によって警察証明と健康診断の結果も出します。資金証明(C$2,500以上)と医療保険の証明は、申請時ではなく入国時に見せる書類です。申請の準備をしている方向けです。ビザ・移住ワーホリの保険の要件(滞在期間全体をカバー、Health insurance for IEC)カナダのワーキングホリデー(IEC)では、医療・入院・本国への搬送をカバーし、滞在期間全体に有効な医療保険が必要です。申請時には不要ですが、入国時に証明を求められることがあり、ないと入国を断られることがあります。保険の期限が短いと、就労許可もその日に切れます。ビザ・移住日本人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)日本国籍で日本に住む18〜30歳の人は、カナダのワーキングホリデー(IEC Working Holiday)に参加でき、最長12か月、雇用主を問わず働けるオープンな就労許可を受けられます。参加は2回までです。申請料は2026年10月時点で合計C$284.75(生体情報の登録が必要ならC$85を追加)。ワーホリを考えている方向けです。ビザ・移住POEレター(入国許可通知、Port of Entry Letter of Introduction)と入国時の手続きワーホリの申請が承認されると、IRCCのアカウントにPOEレターが届きます。これは就労許可そのものではなく、カナダの空港などで国境サービス官に見せて、就労許可を受け取るための書類です。有効期間は1年で、入国時には保険・資金の証明なども求められることがあります。ビザ・移住IECのPool(プール)と招待状(ITA、Invitation to Apply)IECでは、プロフィールを出した人が国とカテゴリーごとの候補者の集まり(Pool)に入り、ワーキングホリデーは無作為の抽選で招待状(ITA)が送られます。ITAを受けて初めて就労許可を申請できます。ITAは10日以内に受け入れ、その後20日以内に申請します。ワーホリを考えている方向けです。ビザ・移住ヤングプロフェッショナル(IEC Young Professionals)ヤングプロフェッショナルは、国際経験カナダ(IEC)の種類の1つで、仕事の内定を持つ若い人が、決まった雇用主のもとで経験を積むためのものです。2026年10月時点で、日本国籍の人はこの種類の対象ではありません。日本の人がIECで使えるのはワーキングホリデーだけです。

学生(Study permit)10本

ビザ・移住学校やプログラムの変更(Changing schools or programs)中等後教育(大学・カレッジなど)の学生が指定教育機関(DLI)を変えるときは、新しい学校で学び始める前に学習許可の延長を申請し、新しい許可を受けます。2025年1月22日からは新しいPAL・TALも必要です。届けずに学校を変えると、許可の条件違反になることがあります。ビザ・移住Co-op・インターンシップ(Student work placement)とCo-op work permitプログラムに必修の職業実習(Co-op・インターンシップなど)がある留学生は、条件を満たせば在学中にその実習で働けます。2026年4月1日から、大学・カレッジなど中等後教育の留学生はCo-op work permitが不要になりました。中学・高校レベルの留学生には引き続き必要です。ビザ・移住指定教育機関(DLI, Designated Learning Institution)と入学許可書(LOA, Letter of Acceptance)学習許可(Study permit)を申請するには、州・準州が留学生の受け入れを認めた指定教育機関(DLI)の入学許可書(LOA)が必要です。大学・カレッジ・語学学校などはIRCCのDLIの一覧で確かめます。小学校から高校までは、すべてDLIです。ビザ・移住学習許可(Study permit)の資金証明(Proof of financial support)学習許可の申請では、カナダで働かずに、学費・生活費・往復の交通費を払えることを示す必要があります。ケベック州以外では、2026年9月1日以降の申請で、本人1人の生活費としてC$23,448(1年分)が目安です。ケベック州は州の移民省が決める額に従います。ビザ・移住学生の在籍要件(Full-time・休学、Study permit conditions)学習許可(Study permit)を持つ人は、DLIに在籍し、各学期にフルタイムかパートタイムで学業を進める必要があります。学校が認めた休学は150日までです。休学中は学内・学外とも働けません。条件を守らないと、出国を求められることがあります。ビザ・移住未成年の留学とカストディアン(Custodian)カナダでは、成人になる年齢が州・準州によって18歳か19歳です。17歳未満の子どもが親と来ずに留学するときは、カナダ国内にカストディアン(Custodian)が必要です。6か月以上学ぶ未成年は、入国前に学習許可(Study permit)を申請します。ビザ・移住学外就労(Off-campus work)の条件と時間の上限学習許可(Study permit)を持つ中等後教育のフルタイムの学生は、条件を満たせば就労許可なしで学外で働けます。2026年10月時点で、学期中は週24時間まで、学校が決めた休みの期間は時間の上限がありません。語学コースだけの学生は対象外です。ビザ・移住州・準州の認証レター(PAL・TAL)と留学生の受け入れ上限(International student cap)学習許可(Study permit)を申請する人の多くは、学ぶ州・準州が出す認証レター(PAL・TAL)を申請書に付ける必要があります。PAL・TALは国の受け入れ上限の枠を確保した証明で、学校(DLI)を通じて受け取ります。2026年からは公立DLIの修士・博士課程の学生などは不要です。ビザ・移住6か月以内の短期留学(Short-term courses、学習許可なし)6か月以内で終わるコースやプログラムなら、学習許可(Study permit)なしでカナダで学べます。語学学校の短期コースなどが当てはまります。ただし、学習許可がないと在学中に働けず、カナダ国内で次のプログラムに進むことも難しくなります。ビザ・移住学習許可(Study permit)カナダの指定教育機関(DLI)で学ぶ外国人の多くは、学習許可(Study permit)が必要です。6か月以内のプログラムなど、許可がいらない場合もあります。申請は原則オンラインで、渡航前に出します。2026年10月時点の申請料はC$150です。

就労許可(Work permit)10本

ビザ・移住永住申請中のつなぎの就労許可(BOWP、Bridging open work permit)つなぎのオープンワークパーミット(BOWP)は、永住権を申請して結果を待つ間、就労許可が切れそうな人が働き続けるための許可です。エクスプレス・エントリーや州推薦(PNP)などで、本人が主申請者として永住申請を出し、受理の通知を受けていることなどが条件です。ビザ・移住転職するとき(雇用主指定の就労許可、Changing jobs or employers)雇用主指定の就労許可を持つ人がカナダ国内で転職するには、原則として新しい就労許可の申請が必要です。条件を満たせば、申請の審査中に新しい雇用主のもとで働く許可をIRCCに求める方法があります。オープンワークパーミットの人は、許可が有効な間はいつでも雇用主を変えられます。ビザ・移住企業内転勤(ICT、Intra-company transferee)と駐在員多国籍企業の海外の会社から、カナダの親会社・子会社・支店・関連会社へ一時的に転勤する人は、企業内転勤(ICT)として、LMIAなしで雇用主指定の就労許可を受けられることがあります。過去3年のうち1年以上、フルタイムで同じような職に就いていたことなどが条件です。ビザ・移住LMIA(労働市場影響調査、Labour Market Impact Assessment)LMIAは、外国人を雇う必要があることを確かめるために、カナダの雇用主が雇用・社会開発省(ESDC)に申請する審査です。雇用主指定の就労許可の多くは、雇用主が肯定的なLMIAを得てから本人が申請します。2026年10月時点の審査料は1つのポジションにつきC$1,000で、雇用主が払います。ビザ・移住LMIAが不要な就労許可(International Mobility Program、IMP)国際移動プログラム(IMP)では、雇用主は労働市場影響調査(LMIA)なしで外国人を雇えます。自由貿易協定、企業内転勤、IECのヤングプロフェッショナルなどが対象です。雇用主指定の場合、雇用主は雇用のオファーを登録し、2026年10月時点でC$230の手数料を払います。ビザ・移住オープンワークパーミット(Open work permit)と雇用主指定(Employer-specific work permit)の違い雇用主指定の就労許可は、許可に書かれた雇用主・職種・勤務地でだけ働けます。オープンワークパーミットは、一部を除きどの雇用主のもとでも働けますが、取れるのは決まった立場の人に限られます。転職のときの手続きも大きく違います。ビザ・移住就労許可(Work permit)の全体像カナダで働く外国人の多くは、就労許可(Work permit)が必要です。就労許可には、決まった雇用主のもとで働く「雇用主指定」と、原則どの雇用主でも働ける「オープン」の2種類があります。2026年10月時点の申請料はC$155で、オープンの場合はさらにC$100がかかります。ビザ・移住卒業後就労許可(PGWP、Post-Graduation Work Permit)卒業後就労許可(PGWP)は、対象の指定教育機関(DLI)を卒業した留学生が、カナダで働く経験を積むためのオープンワークパーミットです。プログラム修了の確認から180日以内に申請します。PGWPは一生に1回だけで、2024年11月1日からはほとんどの申請者に語学試験の結果が必要です。ビザ・移住PGWPの対象分野と語学要件(Field of study and language requirements)卒業後就労許可(PGWP)には、修了したプログラムの種類によって語学要件と分野の要件があります。学士・修士・博士とそれ以外の大学のプログラムはCLB 7、カレッジなどはCLB 5が必要です。学位以外のプログラムで2024年11月1日以降に学習許可を申請した人は、対象分野の卒業が必要です。ビザ・移住配偶者のオープンワークパーミット(Spousal open work permit)カナダで学ぶ留学生や働く外国人の配偶者・コモンロー・パートナーは、条件を満たせばオープンワークパーミットを申請できます。2025年1月21日から対象が絞られ、留学生は修士(16か月以上)・博士・一部の専門課程、就労者は高度な職種などに限られます。子どもは原則として対象外になりました。

永住権16本

ビザ・移住アルバータ州の州推薦(AAIP、Alberta Advantage Immigration Program)AAIPは、アルバータ州で永住するための州推薦の制度です。労働者向け4つと起業家向け4つのストリームがあります。労働者向けは関心表明(WEOI)を出して招待を待つ仕組みで、2026年10月時点でWEOIはC$135、申請はC$1,500です。ビザ・移住ブリティッシュコロンビア州の州推薦(BC PNP、BC Provincial Nominee Program)BC PNPは、ブリティッシュコロンビア州(BC)が労働市場と経済に必要な人を推薦し、永住権への道を開く制度です。熟練労働者向けのSkills Immigrationと、起業家向けのEntrepreneur Immigrationの2本立てです。2026年10月時点で、Skills Immigrationの申請料はC$1,750です。ビザ・移住職種・フランス語別の選抜(Category-based selection)カテゴリー別の選抜は、Express Entryの候補者のうち、フランス語力や特定の職種の職歴をもつ人だけを対象に招待する仕組みです。2026年10月時点で、フランス語、医療・福祉、STEM、職人、教育、運輸など10のカテゴリーがあります。対象になっても、Express Entryの3つのプログラムのどれかの条件を満たす必要があります。ビザ・移住カナダ経験クラス(CEC、Canadian Experience Class)カナダ経験クラス(CEC)は、カナダで積んだ熟練の職歴をもとに永住権を申請するExpress Entryのプログラムです。申請前3年以内にカナダで1年(1,560時間)以上の職歴(TEER 0〜3)と、職種に応じた語学力が必要です。学歴の条件はなく、ケベック州以外に住む予定であることが条件です。ビザ・移住CRSスコア(Comprehensive Ranking System)CRS(包括的ランキングシステム)は、エクスプレス・エントリーの候補者を点数で並べる仕組みです。年齢・学歴・語学・職歴などの点に、州推薦の600点などの加点を足します。2025年3月25日から、仕事のオファー(job offer)の加点はなくなりました。ビザ・移住学歴認定(ECA、Educational Credential Assessment)学歴認定(ECA)は、カナダ国外で取った学位・卒業資格が、カナダのどの学歴に当たるかを、IRCCが指定した機関が確かめるものです。Express EntryのFSWPでは国外の学歴にECAが必要で、CECとFSTPでは学歴の点を得たいときに使います。ECAはプロフィールを出すときと申請するときに5年未満でなければなりません。ビザ・移住エクスプレス・エントリー(Express Entry)エクスプレス・エントリーは、IRCCが3つの経済移民プログラム(CEC・FSWP・FSTP)の永住申請を管理するオンラインの仕組みです。プロフィールを出して候補者のプールに入り、CRSスコアの高い人が申請に招待されます。招待の有効期間は60日です。ビザ・移住連邦熟練労働者(FSWP, Federal Skilled Worker Program)連邦熟練労働者プログラム(FSWP)は、エクスプレス・エントリーで管理される永住権の制度の1つで、カナダ国外の職歴でも申請の対象になります。過去10年以内の1年の熟練職歴、4技能すべてでCLB 7以上、学歴、選考基準で67点以上、資金の証明などが条件です。ケベック州に住む予定の人は対象外です。ビザ・移住職業分類(NOC・TEER、National Occupational Classification)職業分類(NOC)は、カナダの仕事を5桁のコードで分類する国の基準です。2桁目のTEER(0〜5)は、その仕事に通常必要な訓練・学歴・経験・責任の程度を表します。Express Entryでは、TEER 0〜3の仕事の職歴が熟練の職歴として扱われます。コードは職名ではなく、実際の職務内容で選びます。ビザ・移住オンタリオ州の州推薦(OINP、Ontario Immigrant Nominee Program)OINPはオンタリオ州の経済移民の制度で、州の推薦をもとにIRCCに永住権を申請します。2026年10月時点では、新しい「Ontario Workforce Priority stream」だけが受け付け中で、ほかのストリームは閉じています。オンタリオ州の雇用主からのフルタイムで期間の定めのない仕事のオファーが前提です。ビザ・移住そのほかの州の州推薦(SINP・MPNP・大西洋州・準州のPNP)BC・オンタリオ・アルバータ以外の州推薦(PNP)の窓口とストリームの一覧です。多くの州が関心表明(EOI)を受け付け、州の必要に合わせて選ぶ方式をとっています。大西洋4州には、州推薦とは別に連邦の大西洋移民プログラム(AIP)もあります。ビザ・移住永住権(Permanent residence)の取り方カナダの永住権(PR)は、市民権をもたずにカナダに住み、働き、学べる資格です。主な取り方は、Express Entry、州推薦(PNP)、ケベック州の選抜、家族のスポンサーなどです。永住者は5年のうち730日以上カナダにいる必要があります。ビザ・移住州推薦(PNP、Provincial Nominee Program)の仕組み州推薦(PNP)は、州・準州が地域の経済に必要な人を推薦し、その推薦をもとにIRCCに永住権を申請する制度です。ケベック州とヌナブト準州にはPNPがありません。Express Entryと組み合わせる方法では、推薦を受けるとCRSに600点が加わります。ビザ・移住永住者カード(PRカード、Permanent Resident card)と更新永住者カード(PRカード)は、カナダの永住者であることを示すカードで、海外旅行からカナダに戻るときに必要です。最初のカードは、永住者になってから180日以内に住所と写真を出せば自動で届きます。有効期間は多くの場合5年で、期限まで9か月を切ったら更新を申請できます。ビザ・移住永住者渡航文書(PRTD, Permanent Resident Travel Document)永住者渡航文書(PRTD)は、カナダ国外にいて有効なPRカードがない永住者が、飛行機・船・列車・バスでカナダに戻るための書類です。カナダの外から申請し、多くは1回の入国だけに使えます。申請料は2026年10月時点でC$50です。申請のときに居住義務(5年で730日)が確かめられます。ビザ・移住永住者の居住義務(Residency obligation、5年で730日)カナダの永住者は、5年ごとの期間のうち730日(2年)以上カナダにいる居住義務があります。日数は連続していなくてよく、カナダ市民の配偶者に同行して国外にいた期間など、一部の国外の期間も数えられます。義務を満たさなくても、正式な判断が出るまでは永住者のままです。

ケベック州の移民制度6本

ビザ・移住ケベック州の申請システム(Arrima)と熟練労働者プログラムArrimaは、ケベック州政府の移民の手続きに使うオンラインの仕組みです。熟練労働者選抜プログラム(PSTQ)では、Arrimaで無料の関心表明を出し、州の招待を受けた人だけが永住の選抜を申請できます。関心表明は出してから12か月有効で、招待は30日以内に受け入れます。ビザ・移住ケベック州の受け入れ証明書(CAQ, Certificat d'acceptation du Québec)ケベック州で6か月を超えるプログラムを学ぶ留学生や、一時外国人労働者プログラムで働く人は、連邦の学習許可・就労許可の前に、ケベック州政府のケベック州の受け入れ証明書(CAQ)が必要です。2026年1月1日からの審査料は、学生がC$135、一時外国人労働者がC$233です。ビザ・移住ケベック州選抜証明書(CSQ, Certificat de sélection du Québec)ケベック州選抜証明書(CSQ)は、ケベック州政府が永住する人を選んだことを示す証明書です。CSQは永住権そのものではなく、受け取ったあとに連邦のIRCCへ永住権を申請します。熟練労働者選抜プログラム(PSTQ)の審査料は、2026年1月1日から本人C$940です。ビザ・移住ケベック州の移民とフランス語の要件(Connaissance du français)ケベック州の熟練労働者選抜プログラム(PSTQ)では、多くの区分で申請者にフランス語の力が求められ、一緒に移る配偶者にも話す力のレベル4以上が求められます。証明には州が認める試験の結果などを使い、試験の結果は申請日の2年以内のものが必要です(2026年10月時点)。ビザ・移住ケベック州の移民制度(Immigration Québec)ケベック州は、永住する人の選抜を州が独自に行います。州の選抜を受けてケベック州選抜証明書(CSQ)をもらい、そのあとにIRCCへ永住権を申請する2段階です。熟練労働者の中心はPSTQで、多くの区分でフランス語の力が求められます。ビザ・移住ケベック経験プログラム(PEQ, Programme de l'expérience québécoise)PEQは、ケベック州で働いた一時外国人労働者と、ケベック州で学位などを取った人のための、州の永住の選抜の制度です。2026年7月2日から再び開かれ、申請の受付は2026年10月31日までです。条件は2025年11月19日時点で満たしている必要があり、フランス語の話す力レベル7以上などが求められます。

市民権4本

ビザ・移住カナダで生まれた子どもの国籍(Citizenship by birth in Canada)カナダで生まれた子どもは、親の一方が外国の外交官などである場合を除き、原則としてカナダ市民になります。州・準州が出す出生証明書が市民権の証明になります。日本人の親の子は、生まれてから3か月以内に日本の国籍留保の届出をしないと日本国籍を失います。ビザ・移住カナダ市民権の取得と日本国籍(Canadian citizenship and Japanese nationality)カナダは二重国籍を認めていますが、日本の国籍法では、自分の意思で外国の国籍を取ると日本国籍を失います。重国籍になった人には、国籍を選ぶ期限もあります。個別の判断は、法務省(法務局)や在カナダの日本国大使館・総領事館に相談してください。ビザ・移住カナダ市民権の取得(Canadian citizenship)永住者がカナダ市民権を申請するには、申請前の5年間にカナダに1,095日以上いること、必要な年の確定申告、18〜54歳は語学力の証明と市民権テストなどが求められます。申請料は大人C$653、18歳未満C$100です(2026年10月時点)。日本国籍への影響は、決める前に日本側の窓口で確かめます。ビザ・移住市民権の滞在日数(Physical presence)の数え方カナダ市民権の申請では、申請書に署名する日の前の5年間に、カナダに1,095日以上いたことが必要です。永住者になる前に一時滞在者として過ごした日は0.5日として数え、上限は365日分です。計算はIRCCの計算ツールで行います。

家族3本

相談先3本