日本人のためのカナダ情報
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比較・雑学

カナダと日本の比較、数字で見るカナダ、カナダの英語とフランス語、あるある。

カナダと日本の比較9本

比較・雑学生活費を比べる(カナダと日本の消費者物価指数)「カナダと日本、どちらが物価が高いか」は、公的な消費者物価指数では答えられません。指数は値段の「変化」を表すものだからです。2026年8月の前年同月比は、カナダが3.0%、日本が1.9%の上昇でした。比較・雑学医療を比べる(カナダと日本の公的医療)日本もカナダも、住民全員を公的な仕組みで保障する点は同じです。違うのは中身で、日本は医療費の一部(多くの人は3割)を窓口で払い、病院を自由に選べます。カナダは州の医療保険で医師と病院の診療は原則無料ですが、薬局の薬や歯科は多くが自己負担で、ふだんの受診はファミリードクターが窓口です。比較・雑学家の違い(地下室・セントラルヒーティング)カナダの家では、地下(Basement)を住まいとして使ったり、独立した部屋として貸したりすることがあります。賃貸では、建物全体の暖房を大家が管理する物件も多くあります。持ち家の割合はカナダが66.5%(2021年)、日本が60.9%(2023年)で、数字は近いものの、調べ方は違います。比較・雑学マナーの違い(マナーと決まりの境目)日本では「マナー」の感覚でいることが、カナダでは州の法律で決まっている場合があります。外での飲酒や、レストランのパティオでの喫煙がその例です。決まりの中身は州・準州で違います。比較・雑学学校生活を比べる(カナダと日本の学年と義務教育)日本の学年は4月に始まり、全国で同じ制度です。カナダは9月に新学年が始まり、学校制度は州・準州ごとに違います。学年を決める誕生日の区切りも、義務教育の年齢も州で違うため、同じ年の子でも日本と学年がずれることがあります。比較・雑学季節と気温を比べる(カナダの都市と東京・札幌)カナダの主な都市と東京・札幌の平年値(1991〜2020年)を比べます。バンクーバーの冬は東京より少し寒い程度ですが、トロント、カルガリー、モントリオールの1月の平均気温は札幌より低くなります。夏はどの都市も東京より涼しめです。比較・雑学国の広さを比べる(カナダと日本の面積)カナダの面積は約998万km²で、日本(約37.8万km²)のおよそ26倍です。ヌナブト準州1つだけで日本の5倍以上あり、湖や川などの淡水の面積だけでも日本の2倍を超えます。比較・雑学単位の違い(メートル法とヤード・ポンド法の混在)カナダの単位の基本はメートル法(国際単位系、SI)ですが、法律でポンドやガロンなどの「カナダ単位(ヤード・ポンド法)」も取引に使えると決められています。量り売りの食品は1kgあたりの価格の表示が必須で、1ポンドあたりの価格を並べて書くこともできます。日本は取引でヤード・ポンド法を原則として使えないため、ここが大きな違いです。比較・雑学働き方を比べる(労働時間・残業代・休暇)カナダの連邦管轄の職場と日本の労働基準法を、労働時間・残業の割増・年次休暇で比べます。1日8時間・週40時間は同じですが、残業の割増率や休暇の決まり方が違います。カナダでは多くの職場が州の法律に従うため、州ごとにも違いがあります。

数字で見るカナダ5本

比較・雑学寒さの記録(カナダの最低気温)カナダでいちばん低い気温の記録は、1947年2月にユーコン準州のスナッグ(Snag)で観測された約マイナス63°Cです。大きな都市でも、イエローナイフでマイナス51.2°C、ウィニペグでマイナス45.0°Cの記録があります。日本の記録(旭川のマイナス41.0°C)よりずっと低い数字です。比較・雑学数字で見るカナダ:湖の数と海岸線の長さ(Lakes and coastline)カナダには面積100km²を超える湖が563あり、湖の面積は世界でいちばん広い国です。海岸線は3つの海に面して243,042kmあり、世界でいちばん長いとされます。日本の海岸線(約35,000km)のおよそ7倍です。比較・雑学数字で見るカナダ:家庭で話されている言語(Languages spoken at home)2021年の国勢調査で、家で英語・フランス語以外の言語をおもに話す人は460万人、人口の12.7%でした。いちばん多いのは北京語(53万1,000人)とパンジャブ語(52万人)です。トロントとバンクーバーでは、4人に1人以上が家でおもに公用語以外の言語を話しています。比較・雑学数字で見るカナダ:メープルシロップの生産量(Maple production)カナダのメープル製品の生産量は、2025年に11万3,426トンでした。15年前(2011年)の2倍を超えますが、年によって大きく上下します。2021年には6,364の農場に約5,465万本の採取口(タップ)があり、2025年の輸出額はC$8億4,420万でした。比較・雑学数字で見るカナダ:人口と人口密度(Population density)2021年の国勢調査で、カナダの人口は約3,699万人、人口密度は1km²あたり4.2人でした。日本(338.2人、2020年)のおよそ80分の1です。ただし人は大都市に集まっていて、トロント都市圏の人口密度は1km²あたり1,000人を超えます。

カナダの英語・フランス語8本

比較・雑学カナダ英語の言い回し(Canadianisms)カナダだけで使われる言葉を「Canadianism」、その中でも特定の地方だけの言葉を「regionalism」と呼びます。連邦政府の翻訳局の資料から、プレーリー(アルバータ州・サスカチュワン州・マニトバ州)の言葉と、カナダのつづりの考え方を紹介します。比較・雑学「eh」の使い方(文末の「エイ?」)「eh」は文の終わりにつける短い言葉で、文法では間投詞(interjection)に分類されます。連邦政府の言葉のサイトも「He has a new car, eh?」を例に挙げています。改まった文章ではあまり使わない、話し言葉の言葉です。比較・雑学先住民の言葉が由来の地名(Canada・Ontario・Ottawa など)国名の「Canada」は、ヒューロン・イロコイの言葉で「村」を意味する「kanata」から来たと考えられています。ケベック、オンタリオ、サスカチュワン、ヌナブト、オタワ、トロントなど、州や州都の名前にも先住民の言葉が由来のものが多くあります。天然資源省のページから紹介します。比較・雑学地名の読み方(Toronto・Saskatchewan)Saskatchewan(サスカチュワン)、Iqaluit(イカルイト)、Winnipeg(ウィニペグ)など、カナダには英語のつづりから読み方を想像しにくい地名がたくさんあります。先住民の言葉から来た名前が多いためです。地名と、その土地の人の呼び方、Toronto の愛称などを紹介します。比較・雑学ケベックのフランス語(québécisme)ケベックで生まれたり、ケベックで特有の意味で使われたりする言葉を「québécisme(ケベック語法)」と呼びます。古いフランス語や先住民の言葉に由来するものもあります。ケベック州フランス語局(OQLF)の資料から、その特徴と言葉の例を紹介します。比較・雑学カナダのスラング(loonie・toonie・toque)1ドル硬貨は「loonie(ルーニー)」、2ドル硬貨は「toonie(トゥーニー)」。冬のニット帽は「toque(トーク)」。カナダの暮らしでよく出会う呼び名を、連邦政府のページで確かめられた範囲で紹介します。比較・雑学カナダ英語のつづり(colour・centre)カナダの英語のつづりは、イギリス式とアメリカ式が混ざっています。連邦政府の翻訳局の文章ガイドは、colour・centre・defence はイギリス式、organize はアメリカ式、travelled は l を重ねる形をすすめています。ただし、はっきり決まったカナダの標準はありません。比較・雑学覚えておくと便利なフランス語(ケベックの言葉)ケベック州の唯一の公用語はフランス語です。ケベック州のフランス語には、fin de semaine(週末)、courriel(メール)、magasinage(買い物)のように、英語からの借用語の代わりに使われる言葉があります。ケベック州のフランス語の公的機関の資料から紹介します。

カナダあるある11本

比較・雑学アメリカと間違えられる(カナダとアメリカの違い)カナダとアメリカは約9,000kmの国境で接し、毎日たくさんの人やモノが行き来しています。英語を話す人が多いことなどから、旅行先や住んでいる国を説明するときに混同されることもあります。首都、公用語、通貨、つづり、単位など、カナダならではの点をまとめます。比較・雑学カナダガン(Canada goose)は法律で守られた鳥公園や川べりでよく見かける大きな鳥、カナダガン。1916年にカナダとアメリカが結んだ条約にもとづく「渡り鳥条約法(Migratory Birds Convention Act, 1994)」で守られていて、許可なく傷つけることはできません。巣を守る時期は、近づくと威嚇されることもあります。比較・雑学ドアを押さえて待つ(Holding the door)カナダでは、建物の入口で前の人がドアを押さえて待っていてくれた、という話を聞くことがあります。決まりではなく、人や場所によって違う習慣です。手伝うときは「相手に聞いてから」という考え方も、連邦政府の機関の手引きで紹介されています。比較・雑学一日に四季がある(山の天気とシヌーク)「朝は冬、昼は春」のように、一日のうちに天気ががらりと変わる日があります。カナダ公園局は、山の天気はすぐに変わり、どの月でも雪が降ることがあると注意しています。アルバータ州南部では、暖かい風「シヌーク(Chinook)」で数時間のうちに気温が上がることもあります。比較・雑学ケチャップ味のポテトチップス(袋の表示の読み方)カナダのスーパーのお菓子売り場で、ケチャップ味のポテトチップスを見かけて驚く人もいるかもしれません。袋の表示は、英語とフランス語の両方で書くのが原則です。「flavoured」の文字や原材料の書き方にも、カナダ食品検査庁(CFIA)の決まりや考え方があります。比較・雑学家では靴を脱ぐ(Shoes off at home)「欧米の家は土足」というイメージで来ると、カナダでは玄関で靴を脱ぐ家に出会って驚くことがあります。脱ぐかどうかは家ごとに違います。カナダ保健省も、外の汚れや化学物質を持ち込まないために、家では靴を脱ぐことをすすめています。比較・雑学「Sorry」をよく耳にする(謝罪法 Apology Act の話も)カナダで暮らしていると「Sorry」をよく耳にする、という声があります。ぶつかりそうになったときや、道をゆずるときにも聞く言葉です。ブリティッシュコロンビア州やオンタリオ州には、謝ったことだけで責任を認めたことにはならないと定めた「謝罪法(Apology Act)」もあります。比較・雑学値札に税金が含まれていない(Tax not included)カナダで買い物をすると、レジで値札より高い金額を言われて驚くことがあります。値札が税抜きで、消費税(GST/HST・PST)がレジで足されるためです。税率は州で5%から15%まで違うので、同じ値札でも払う額が変わります。比較・雑学ティムビッツ(Timbits)のあるある(小さな丸いドーナツとカロリー表示)Timbits(ティムビッツ)は、コーヒーチェーンのティム・ホートンズが1976年から売っている、ひと口サイズのドーナツです。職場や集まりで箱ごと見かけることもあるかもしれません。オンタリオ州では、20店以上あるチェーンはメニューにカロリーを表示する決まりがあります。比較・雑学天気の話で盛り上がる(Humidex・降水確率の読み方)カナダでは、天気が会話のきっかけになる場面がよくあります。話についていくために知っておきたいのが、夏の「Humidex(湿度を加えた体感の指数)」や、予報の「降水確率(chance of precipitation)」です。環境・気候変動省(ECCC)の説明をもとに紹介します。比較・雑学冬のあるある(体感温度・冬タイヤ)カナダの冬の天気予報では、気温のほかに「体感温度(wind chill)」が出てきます。マイナス28より低いと、肌を出していると10〜30分で凍傷になるおそれがあります。ケベック州では12月1日から3月15日まで冬タイヤが義務で、BC では指定の道路で冬タイヤが必要な時期が決まっています。