日本人のためのカナダ情報
カテゴリ

医療・保険

州の医療保険(MSP、OHIP、RAMQなど)、待機期間、ファミリードクター、救急、薬局、出産。

医療制度5本

医療・保険医療通訳と日本語で受診する方法(Medical interpreting services)英語やフランス語に不安があっても、カナダでは電話の健康相談(811)や911で通訳を頼めます。BCでは州の保健当局の通訳サービスが医療の場で無料で使えます。アルバータ州とケベック州(モントリオール周辺など)にも、医療機関を通じて頼める通訳サービスがあります。日本語で受診したいときは、通訳を頼むか、日本語が通じる医療機関を探す方法があります。医療・保険保険がないときの医療費(Uninsured patients)州の医療保険に入っていない人や、待機期間中の人がカナダで受診すると、医療費は原則として全額自己負担です。BCの公的病院の例では、カナダ国外に住む人の救急外来1回で施設料C$1,015と医師の料金C$340、一般病棟の入院は1日C$9,270です(2026年10月時点)。到着前に民間の保険で備えておく必要があります。医療・保険カナダの医療制度の仕組み(Canada's health care system)カナダの公的医療は、連邦のカナダ保健法(Canada Health Act)の基準のもとで、州・準州がそれぞれの医療保険を運営する仕組みです。加入した住民は、医学的に必要な病院と医師の診療を、原則として窓口負担なしで受けられます。一方で、薬局の薬や歯科の多くは対象外です。カナダに住む人、これから住む人向けです。医療・保険専門医の紹介と待ち時間(Referrals and wait times)カナダでは、専門医にかかるには原則としてファミリードクターなどの紹介が必要です。紹介から専門医の初診まで、そこから手術までと、待ち時間が2段階あります。待ち時間の目安は、カナダ医療情報研究所(CIHI)や州の公式サイトで調べられます。医療・保険州の医療保険でカバーされるもの・されないもの(Insured health services)州の医療保険は、医学的に必要な医師の診療と病院のサービスを原則として窓口負担なしでカバーします。一方で、薬局の処方薬、歯科医院での治療、眼鏡、大人のふだんの目の検査、美容目的の手術などは、多くの州で対象外です。BC・オンタリオ州・アルバータ州の例でまとめます。

州の医療保険11本

医療・保険アルバータ州の医療保険(AHCIP、Alberta Health Care Insurance Plan)アルバータ州に住む人の公的医療保険はAHCIPです。医師の診療と病院の基本的なサービスが無料になります。加入は自動ではなく、レジストリ・エージェント(Registry agent)の窓口で書類を出して登録します。国外から来た人は、居住を始めてから3か月以内に申し込む必要があります。医療・保険大西洋4州の医療保険(ノバスコシア州のMSI・ニューブランズウィック州のMedicare・PEIヘルスカード・ニューファンドランド・ラブラドール州のMCP)大西洋側の4州(ノバスコシア、ニューブランズウィック、プリンスエドワードアイランド、ニューファンドランド・ラブラドール)は、それぞれ別の医療保険を運営しています。ほかの州から移った人は、ノバスコシア州とニューブランズウィック州では3か月目から保険が始まり、ニューファンドランド・ラブラドール州では着いた月と続く2か月は前の州の保険が続きます。就労許可や学習許可の人の条件も州ごとに違います。医療・保険BC州の医療保険(MSP、Medical Services Plan)ブリティッシュコロンビア州に住む人の公的医療保険はMSPです。BC州の居住者は加入しなければなりません。保険が始まるまでには「住み始めた月の残り+2か月」の待機期間があります。加入後はBC Services Cardを受け取り、受診のときに使います。医療・保険在留資格ごとの州の医療保険の加入資格(ワーホリ・学生・就労者)ワーキングホリデー、留学生、就労許可の人が州の医療保険に入れるかどうかは、州ごとに決まっています。BCはワーホリでも条件を満たせば加入でき、オンタリオ州は就労許可でフルタイム6か月以上の勤務が条件です。留学生はオンタリオ州では対象外、ケベック州でも日本人は原則対象外です。ケベック州では、ワーホリのオープンワークパーミットも原則対象外です。BC・オンタリオ州・アルバータ州・ケベック州の条件をまとめます。医療・保険マニトバ州・サスカチュワン州の医療保険(Manitoba Health・Saskatchewan Health Coverage)マニトバ州とサスカチュワン州の医療保険は、どちらも州に住む人がオンラインで申し込みます。ほかの州から引っ越した人は、どちらの州も到着から3か月目の1日に保険が始まります。マニトバ州では2018年9月1日から学習許可の人は対象外ですが、サスカチュワン州では留学生も対象になりえます。医療・保険州をまたぐ引っ越しと医療保険(Moving to another province)カナダ国内で州・準州をまたいで引っ越すと、新しい州の保険が始まるまでの2〜3か月は、もとの州の保険が続くのが基本です。BCとアルバータ州は出た月の残り+2か月、オンタリオ州は出てから2か月目の末日、ケベック州は到着から3か月目の1日の前日まで続きます。新しい州には着いたらすぐ申し込みます。救急車や処方薬など、州の外では対象にならない費用があります。医療・保険オンタリオ州の医療保険(OHIP、Ontario Health Insurance Plan)オンタリオ州に住む人の公的医療保険はOHIPです。いまは待機期間がなく、条件を満たせばすぐに対象になります。申し込みはServiceOntarioの窓口で、本人が3種類の書類の原本を見せて行います。就労許可の人はフルタイムで6か月以上働くことなどが条件で、留学生は対象の区分に入っていません。医療・保険ケベック州の医療保険(RAMQ、Régie de l'assurance maladie du Québec)ケベック州の公的医療保険は、ケベック州健康保険公社(RAMQ)が運営しています。国外から来た人は、原則としてケベック州に到着してから最初の3か月は保険の対象になりません。日本は社会保障協定の相手国ではないため、学習許可で来た日本人留学生は原則として対象外です。ワーキングホリデーのオープンワークパーミットも、RAMQの対象となる就労許可に入っていません。州に定住する人は、薬の保険への加入も義務です。医療・保険3準州の医療保険(ユーコン準州のYHCIP・ノースウエスト準州のNWT Health Care Plan・ヌナブト準州のNHCP)北部の3準州(ユーコン、ノースウエスト、ヌナブト)も、それぞれ別の医療保険を運営しています。ユーコン準州とノースウエスト準州では、ほかの州から移った人の保険はおおむね3か月後に始まります。就労許可・学習許可の人の扱いは準州ごとに大きく違い、ユーコン準州では学習許可の人は対象外です。医療・保険州外・国外での医療と保険の扱い(Coverage outside your province)州の医療保険は、カナダ国内のほかの州でも医師の診察や公立病院の医療に使えるのが基本ですが、ケベック州ではその場で払うよう求められることがあります。国外での医療は、州の保険が払う額がごく一部(入院はBCで1日C$75、アルバータ州・ケベック州で1日C$100まで)にかぎられます。日本への一時帰国も含め、出国前に旅行保険に入ることが勧められています。医療・保険州の医療保険の待機期間(Waiting period)州の医療保険は、住み始めてすぐに使えるとは限りません。BCやケベック州には最長でおよそ3か月の待機期間があり、オンタリオ州には待機期間がありません。待機期間中の医療費は自己負担になるため、到着前から民間の保険で備えておく必要があります。

ファミリードクター・ウォークイン5本

医療・保険ファミリードクター(Family doctor)の見つけ方カナダでは、ファミリードクター(かかりつけ医)やナースプラクティショナーがふだんの医療の窓口です。新しい患者を受け入れている医師が少ない地域もあるため、州の登録の仕組み(BCのHealth Connect Registry、オンタリオ州のHealth Care Connect、ケベック州のGAMFなど)に申し込んで待つのが基本です。待っている間は、ウォークインクリニックなどを使います。医療・保険受診の流れと持ち物(Seeing a doctor)カナダで医師に診てもらうときは、ファミリードクターに予約するか、ウォークインクリニックへ行くのが基本です。ヘルスカード、飲んでいる薬のリスト、これまでの検査結果を持って行き、症状と聞きたいことをメモしておくと話が早く進みます。通訳が必要なら、受診のときに伝えます。医療・保険日本語が通じる医療機関の探し方カナダで日本語が通じる医療機関は多くありません。在カナダ日本国大使館は、主要都市の医療機関の一覧を公開していて、日本語の対応の有無も書かれています。この記事では個別の病院を紹介せず、公館の一覧の使い方と、日本語で受診できないときの方法をまとめます。医療・保険オンライン診療(Virtual care)カナダでは、電話やビデオで医師や看護師に相談する「バーチャルケア(Virtual care)」が広く使われています。BCでは811に電話すると、看護師が必要と判断した場合に医師の電話・ビデオ相談につながります。オンタリオ州では、医師の電話・ビデオの診療の一部がOHIPの対象です。医療・保険ウォークインクリニック(Walk-in clinic)の使い方ウォークインクリニックは、予約なしで医師や看護師に診てもらえる診療所です。ファミリードクターがいない人や、かかりつけ医に連絡がつかないときに、軽い病気やけがで使います。州の医療保険に入っていれば、医学的に必要な診療は無料のことが多く、ヘルスカードを持って行きます。命にかかわるときは911です。

救急4本

医療・保険811の電話健康相談(HealthLink BC・Health811)BC州とオンタリオ州では、811に電話すると看護師に無料で健康相談ができます。24時間つながり、BC州のHealthLink BCは130以上の言語の通訳に対応しています。オンタリオ州のHealth811はオンラインのチャットでも相談できます。命にかかわるときは811ではなく911です。医療・保険救急車と911(9-1-1)のかけ方命や財産に差し迫った危険があるときは911に電話します。最初に「警察・消防・救急(Police, Fire or Ambulance)」のどれかを聞かれ、そのあと場所などを細かく聞かれます。英語が苦手でも、使う言語の名前を英語で言えば通訳につないでもらえます。間違えてかけたときは切らずにそのことを伝えます。医療・保険救急車の料金(Ambulance fees)州ごとの違いカナダの救急車は、州の医療保険に入っていても無料とは限りません。BC・アルバータ州・オンタリオ州・ケベック州では、使った人が一部を払う仕組みです。州の医療保険がない旅行者や、その州の住民でない人は、さらに高い料金を請求されます(2026年10月時点)。医療・保険救急外来(ER)と緊急ケアセンターの使い分け(Emergency department and urgent care)命にかかわる症状は、911か病院の救急外来(ER)へ。急ぐけれど命にかかわらない骨折、ねんざ、縫う必要のある傷、高熱などは、州によって緊急ケアセンター(オンタリオ州のUrgent Care Centre、BCのUPCCなど)で診てもらえます。ERは重い人から順に診るため、軽い症状では長く待つことがあります。迷ったら811に電話します。

薬局・薬7本

医療・保険日本から薬を持ち込むとき(Bringing health products into Canada for personal use)カナダに住んでいない人(旅行者、ワーホリ・留学・就労許可で滞在する人)は、自分用の処方薬・市販薬を持ち込めます。目安は90日分か1回の治療分の少ないほうで、薬局の袋や元の箱・ラベルのままにしておきます。睡眠薬や鎮痛薬など規制物質を含む薬は、条件がさらに細かく、入国時の申告が必要です。医療・保険州の薬代補助(Fair PharmaCare・OHIP+・RAMQの薬の保険など)薬局の処方薬は州の医療保険とは別で、州ごとの薬代補助があります。BCは所得に応じたFair PharmaCare、アルバータ州は65歳以上の高齢者向けの保険と保険料を払って入るNon-Group Coverage、オンタリオ州は65歳以上のODB・24歳以下のOHIP+・高額な人向けのTrillium、ケベック州は薬の保険への加入が義務です。仕組みと負担額を州ごとにまとめます(2026年10月時点)。医療・保険市販薬と日本の薬の違い(Non-prescription drugs and natural health products)カナダの市販薬には、Health Canadaが販売を認めた印として8けたの番号(医薬品はDIN、サプリメントなどの自然健康製品はNPNかDIN-HM)がラベルに付いています。処方薬かどうかは国のリストで決まり、市販薬の売り場や薬剤師の関わり方は州・準州がさらに決めます。医療・保険国の薬代補助(National Pharmacare・Pharmacare Act)の対象2024年10月10日に成立したファーマケア法(Pharmacare Act)にもとづき、連邦政府と協定を結んだ州・準州では、避妊薬と糖尿病の薬が薬局で無料になります。2026年10月時点で協定を結んでいるのはBC・マニトバ州・PEI・ユーコン準州の4つです。ほかの州・準州では、これまでの州の薬代補助を使います。医療・保険薬剤師が処方できる薬と軽い病気(Pharmacist prescribing)カナダの多くの州では、薬剤師が軽い病気を判断して薬を処方したり、処方を更新したりできます。BCは21の軽い病気、アルバータ州は処方の更新・調整と緊急時の処方(追加の資格がある薬剤師は新しい処方も)、オンタリオ州は膀胱炎や結膜炎など多くの症状が対象で、州の住民は無料です。ケベック州も一部の処方をRAMQの対象として無料で行います(2026年10月時点)。医療・保険処方薬の受け取り方と薬局(Prescriptions and pharmacies)カナダでは、医師などが出した処方箋を自分で選んだ薬局に持って行き、薬を受け取ります。薬局の薬代は州の医療保険の対象外のことが多く、州の薬代補助、勤め先の保険、民間の保険がなければ自分で払います。薬剤師は処方の更新や軽い病気の処方もでき、BCでは軽い病気の相談が薬局で無料です(2026年10月時点)。医療・保険予防接種(インフルエンザ・COVID-19など、Vaccines)カナダでは、生後6か月以上のほぼすべての人に毎年秋のインフルエンザの予防接種が勧められています。BC とオンタリオ州では、条件を満たす人はインフルエンザと COVID-19 の予防接種を無料で受けられ、薬局でも受けられます。対象や予約の方法は州ごとに違います。

民間保険6本

医療・保険会社の福利厚生(Group benefits)カナダの勤め先の福利厚生(Group benefits)は、州の医療保険が払わない処方薬・歯科・眼科などを補う団体保険が中心です。範囲は会社と契約によって違い、会社を辞めるとふつう補償も終わります。オンタリオ州の OHIP+ やケベック州の薬の保険など、州の制度との関係にも気をつけます。医療・保険日本の海外旅行保険と海外療養費(Japanese travel insurance and overseas medical expenses)日本の公的医療保険に入ったままカナダで治療を受けた場合、あとから「海外療養費」を請求できることがあります。ただし戻るのは日本で同じ治療を受けた場合の額が基準で、カナダの医療費全額ではありません。住民登録を抹消すると国民健康保険の被保険者ではなくなるため、民間の保険が必要になります。医療・保険民間の医療保険(Extended health insurance)州の医療保険がカバーしない処方薬、歯科、救急車、医療器具などを補うのが民間の医療保険(Extended health、Supplementary health)です。勤め先の保険と重ならないか、上限額・支払い割合・持病の扱いを契約で確かめます。保険会社の監督と苦情の窓口は州・準州ごとです。会社やプランの推薦はしません。医療・保険留学生の医療保険(州の保険・UHIP・学校の保険)留学生が州の公的医療保険に入れるかどうかは、州によってまったく違います。BCは6か月以上の学習許可があればMSPへの加入が必要で、月C$75の費用がかかります。アルバータ州は条件を満たせばAHCIPに入れます。オンタリオ州とケベック州(日本人の場合)は州の保険の対象外で、オンタリオ州の大学では大学の保険(UHIP)に入ります。留学を考えている方と保護者向けです。医療・保険待機期間中の保険(Health insurance during the waiting period)BCやケベック州などでは、州の医療保険が始まるまで最長でおよそ3か月かかります。その間の医療費は原則として自己負担で、あとから州の保険では戻りません。IRCCとBC州政府は、到着前に民間の医療保険に入っておくよう勧めています。持病や妊娠は民間の保険で対象外になることが多い点に注意が必要です。医療・保険ワーホリの保険の選び方(Health insurance for IEC participants)ワーホリ(IEC)の保険は、IRCCの条件(医療・入院・本国への搬送、滞在期間全体)を満たすことが最低ラインです。そのうえで、期間に余裕を持たせる、持病や妊娠の扱いを確かめる、英語の証明書と補償内容の書類をそろえる、州の医療保険に入れるかを調べる、といった点で選びます。会社やプランの推薦はしません。

出産・子ども5本

医療・保険出生届と出生証明書(Birth registration and birth certificates)カナダで子どもが生まれたら、生まれた州・準州の人口動態統計(Vital Statistics)の窓口に出生を登録します。BC州・オンタリオ州・ケベック州では、親の届出の期限は生まれてから30日以内です。出生証明書は州ごとの手数料で発行されます。日本への出生届は、これとは別に3か月以内に出します。医療・保険子どもの予防接種スケジュール(Childhood immunization schedule)カナダの子どもの定期予防接種は、州・準州ごとにスケジュールが決まっていて、どこに住んでいても無料です。生後2か月から始まり、就学前と学校の学年ごとにも接種があります。オンタリオ州では、学校に通うために決められた予防接種の記録が求められます。医療・保険助産師(Midwife)による出産BC州・アルバータ州・オンタリオ州・ケベック州では、助産師が妊娠から出産、産後まで担当するプライマリーケアの担当者として、州の制度に組み込まれています。医師の紹介なしで直接連絡でき、病院のほか自宅での出産も選べます。オンタリオ州では妊娠のなるべく早い時期に連絡するよう勧めています。医療・保険子どもの受診と小児科(Pediatricians)カナダでは、子どものふだんの受診もファミリードクターやナースプラクティショナーが中心で、小児科医(Pediatrician)などの専門医には、ふつう紹介を受けて行きます。出産を担当した助産師は、生まれた赤ちゃんのケアもし、必要なら小児科医に紹介します。オンタリオ州は、生後18か月の健診を受けるよう勧めています。医療・保険妊娠と出産(Prenatal care: family doctors, midwives and obstetricians)カナダでは、妊娠中のケアをファミリードクター、助産師(Midwife)、産婦人科医(OB-GYN)のいずれかが担当します。BC州とオンタリオ州では、助産師には医師の紹介なしで直接連絡でき、早めに連絡するよう案内されています。州の医療保険がまだない人は費用が高額になることがあるため、保険の状態を早めに確かめます。

歯科・眼科3本

医療・保険カナダ歯科医療プラン(Canadian Dental Care Plan、CDCP)カナダ歯科医療プラン(CDCP)は、歯科保険がない、家族の調整後純所得がC$90,000未満などの条件を満たす人の歯科治療費の一部または全部を国が払う制度です。カナダで確定申告をしていることと、税務上のカナダの居住者であることが条件に含まれます。所得によって自己負担の割合が変わります。医療・保険歯科の受診と料金(Dental care in Canada)カナダでは、歯科医院でのふだんの治療は州の医療保険の対象外です。費用は勤め先の保険・民間の保険・自己負担のどれかでまかないます。保険がない人向けに国のカナダ歯科医療プラン(CDCP)があり、オンタリオ州などには子どもや高齢者向けの州の制度もあります。受診の前に見積もりを確かめるのが基本です。医療・保険眼科と検眼(Optometrist)の保険の扱い(Eye care)カナダでは、目の検査は検眼医(Optometrist)や眼科医(Ophthalmologist)が行います。BC・オンタリオ州・アルバータ州では、子どもと65歳以上の定期の目の検査は州の医療保険の対象ですが、19(オンタリオ州は20)〜64歳の定期の検査、眼鏡、コンタクトレンズは対象外です。病気による検査は年齢にかかわらず対象になることがあります。

こころの健康4本

医療・保険カウンセリングと費用(Counselling and therapy costs)カナダでは、精神科医の診察は州の医療保険の対象ですが、心理士やカウンセラーのカウンセリングは、BC とアルバータ州では州の保険の対象外です。費用は勤め先の保険、民間の保険、自己負担でまかなうほか、州の保健当局や非営利団体の無料・低料金のサービス、オンタリオ州の無料の心理療法プログラムなどがあります。医療・保険危機対応の電話(9-8-8 自殺危機ヘルプライン、9-8-8: Suicide Crisis Helpline)死にたい気持ちやつらい気持ちがあるとき、カナダ国内ならどこからでも「9-8-8」に電話またはテキストメッセージで相談できます。24時間365日、英語とフランス語で対応し、電話は無料です。命の危険が今まさにあるときは911に電話します。医療・保険新しい国での孤独とストレス(Newcomer mental health)カナダに来たばかりのころは、言葉・仕事・人間関係の変化で、孤独やストレスを感じやすくなります。カナダ政府も、新しく来た人がストレスや不安、うつを経験することがあると案内しています。ひとりで抱えず、定住支援サービスやファミリードクター、相談電話を使えます。医療・保険こころの健康の相談先(Mental health support)カナダでこころの不調を感じたときの相談先を、急ぎの度合い別にまとめます。命の危険があれば911、死にたい気持ちがあれば9-8-8、急ぎでなければファミリードクターや州・準州の相談電話(BCの310-6789、ケベック州のInfo-Social 811など)、若い人はKids Help Phoneが使えます。