ワーキングホリデー(IEC)の方へ
カナダでワーキングホリデーをする方が、申請の準備から入国、仕事探し、帰国や次の選択肢までに調べることを、読む順番にまとめた入口です。
読む順番と手続きの流れ
カナダのワーキングホリデーは、国際経験カナダ(International Experience Canada、IEC)の一つのカテゴリーです。オンラインでプロフィールを出して招待状を待ち、招待されてから就労許可を申請する、という順番で進みます。入国のときに就労許可を受け取るため、空港で見せる書類の準備も欠かせません。
申請の前に
- 日本人が使える制度と条件を確かめる(日本人のワーキングホリデー、ワーホリの年齢制限と参加回数)
- 申請の全体の流れをつかむ(ワーホリ申請の流れ、IECのPoolと招待状(ITA))
- オンライン申請のアカウントを用意する(IRCCのオンライン申請とアカウント)
招待状が届いたら
- 必要書類をそろえる(ワーホリ申請の必要書類、警察証明の取り方)
- バイオメトリクスと審査期間を確かめる(バイオメトリクス、審査期間の調べ方、申請料の調べ方)
渡航前
- 滞在期間全体をカバーする保険に入る(ワーホリの保険の要件、ワーホリの保険の選び方)
- 日本を出る前の手続きを確かめる(日本を出る前の手続き、国民年金の任意加入)
- 到着直後の住まいを決める(短期滞在の住まい)
入国のとき
- POEレターと入国時の書類を確かめる(POEレターと入国時の手続き、初めての入国で許可証を受け取る)
到着してすぐ
- 在留届を出す(在留届の出し方と変更・帰国届)
- 社会保険番号(SIN)を申請する(社会保険番号(SIN))
- 銀行口座と携帯電話を用意する(銀行口座の開き方、携帯電話会社の選び方)
- 州の医療保険に入れるか確かめる(在留資格ごとの加入資格)
仕事と暮らし
- 働くときの条件を確かめる(ワーホリの就労・就学の条件)
- 仕事を探す(ワーホリでよくある仕事、カナダ式の履歴書とカバーレター、仕事探しの詐欺に注意)
- 最低賃金と給与明細を確かめる(州ごとの最低賃金、給与明細の読み方と天引き)
- 部屋を借りる(ルームシェアとホームステイ、賃貸詐欺に注意)
帰国や次の選択肢
- 確定申告をする(新しく来た人の初めての確定申告)
- ワーホリの後のことを調べる(ワーホリの後の選択肢、カナダを離れるときの手続き)
申請から入国までの基本
移民・難民・市民権省(IRCC)のIECの国別の条件のページ(新しいタブで開く)によると、日本人が使えるIECのカテゴリーは「Working Holiday」です。主な条件は次のとおりです(2026年10月時点)。
- 日本国籍で、滞在期間中有効な日本のパスポートを持っている(就労許可はパスポートの期限を超えない)
- 申請時に日本の住所(居住地か郵送先)を示せる
- 18歳から30歳まで(30歳を含む)
- カナダでの費用にあてるお金を最低C$2,500持っている
- 滞在期間全体の医療保険に入っている
- 帰りの航空券を持っているか、出国時に買えるお金があることを示せる
- 扶養家族を同伴しない
滞在できる期間は最長12か月です。同じページによると、2025年4月1日から日本人はIECに2回まで参加できるようになりました(それまでは1回まで)。
申請は、IRCCのオンラインアカウントでIECプロフィールを作り、候補者の集まり(Pool)に入ることから始まります。プロフィールと招待状のページ(新しいタブで開く)では、招待状(Invitation to Apply、ITA)を受け取ったら10日以内に受け入れ、受け入れてから20日以内にオンラインで就労許可を申請すると案内されています。プロフィールを出しただけでは、就労許可を申請したことにはなりません。
入国のときに見せる書類
審査に通ると、入国許可通知(Port of Entry Letter of Introduction、POEレター)が届きます。就労許可そのものは、カナダに着いたときに国境サービス庁(CBSA)の職員から受け取ります。入国準備のページ(新しいタブで開く)では、次の書類を見せられるようにしておくよう案内されています。
- パスポートとPOEレター
- 医療保険の証明(医療、入院、本国への搬送(Repatriation)をカバーするもの)
- 資金の証明(出発前1週間以内に発行された銀行口座の残高証明で、C$2,500相当以上があるもの)
- 帰りの航空券か、それを買えるお金
- 就労許可の申請に出した書類の写し
同じページによると、保険の期間が予定の滞在より短いと、保険が切れる日に合わせた就労許可が出され、あとから延長を申請できません。州の医療保険証があっても、本国への搬送は州の保険の対象外です。受け取った就労許可は、名前のつづりと有効期限をその場で確かめます。
よくある悩み
| 悩み | 答える項目 |
|---|---|
| 招待状がなかなか届かない | IECのPoolと招待状(ITA) |
| 31歳になる前に間に合う? | ワーホリの年齢制限と参加回数 |
| 学校に通ってもいい? | ワーホリの就労・就学の条件 |
| 病気やけがが心配 | ウォークインクリニックの使い方、保険がないときの医療費 |
| チップは給料とどう違う? | チップの扱いと雇用主の取り分 |
| 冬の準備は何をする? | 冬の服装と防寒具 |
日本とのちがいと注意点だよ!
- カナダのワーキングホリデーは、申請すれば順番に審査されるのではなく、Poolから招待された人だけが就労許可を申請できる仕組みです。招待状の受け入れと申請には、それぞれ期限があります。
- 就労許可は入国のときに受け取ります。保険の期間が短いと許可の期間も短くなるため、保険は滞在予定の全期間で用意します。
- 働くには社会保険番号(SIN)が必要です。Service Canadaのページ(新しいタブで開く)によると、申請はオンライン・郵送・窓口ででき、手数料はかかりません。
- 外務省のページによると、旅券法第16条により、海外に3か月以上滞在する日本人は在留届を出すことが義務になっています。日本を出る前、現地に着く90日前から提出できます。
- 参加資格や就労の条件について判断に迷うときは、IRCCの窓口やRCIC(登録移民コンサルタント)に相談します。
最初に読む10項目
- 日本人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)
- ワーホリの年齢制限と参加回数(IEC Working Holiday)
- ワーホリ申請の流れ(Pool登録からITA、許可まで)
- IECのPool(プール)と招待状(ITA、Invitation to Apply)
- ワーホリ申請の必要書類(警察証明・資金証明、IEC Working Holiday)
- ワーホリの保険の要件(滞在期間全体をカバー、Health insurance for IEC)
- POEレター(入国許可通知、Port of Entry Letter of Introduction)と入国時の手続き
- 在留届の出し方と変更届・帰国届(オンライン在留届、ORRネット)
- 社会保険番号(SIN, Social Insurance Number)
- ワーホリの就労・就学の条件(IEC Working Holiday)
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