日本人のためのカナダ情報
カテゴリ

住まい

賃貸の探し方、州ごとの賃貸法、敷金、冬の住まい、不動産の購入、地域選び。

賃貸25本

住まいアルバータ州の賃貸(Residential Tenancies Act)アルバータ州の賃貸のルールは住宅賃貸法(Residential Tenancies Act、RTA)で決まります。敷金は家賃1か月分まで、値上げは1年に1回まで(額の上限なし)、入居時と退去時の点検報告書は必須です。争いは住宅賃貸紛争解決サービス(RTDRS)が扱います。アルバータ州で部屋を借りる人向けです。住まいBC州の賃貸(Residential Tenancy Branch、RTB)ブリティッシュコロンビア州(BC)の賃貸のルールは住宅賃貸法(Residential Tenancy Act)で決まり、住宅賃貸局(RTB)が案内と紛争解決を担当します。2026年の家賃値上げの上限は2.3%で、紛争解決の申し立て手数料はC$100です。BCで部屋を借りる人向けに、RTBの使い方と主なルールをまとめました。住まい敷金(Security deposit)とペット敷金(Pet damage deposit)カナダの敷金は州の法律で上限や返し方が決まっています。BCは家賃の半月分まで(ペット敷金も別に半月分まで)、アルバータ州は1か月分まで、オンタリオ州は「最後の月の家賃の前払い(Rent deposit)」だけ、ケベック州は敷金そのものを求められません。賃貸を探す人と、退去を控えた人向けです。住まい退去の手続きと敷金の返還(Ending a tenancy)借り主が部屋を出るときは、州の法律で決まった期間の前までに、書面で大家に知らせます。BCでは「まる1か月」、オンタリオ州では月払いなら60日以上前が基本です。決まった期間の契約は途中で終わらせにくい点にも注意が必要です。退去の流れと敷金の返還をまとめました。住まい退去通知(Eviction)と立ち退きのルールカナダでは、大家が借り主に出て行ってもらうには、州の法律で決まった理由と書式の通知が必要です。通知を受け取っても、すぐに出て行く義務があるとは限らず、異議を申し立てる期限があります。BC、オンタリオ州、ケベック州の主なルールをまとめました。住まい賃貸物件の探し方(Finding a rental)カナダで部屋を探すときの流れを、カナダ住宅金融公社(CMHC)の借りる人向けの案内と州の公的機関の情報をもとにまとめました。予算の考え方、探す場所、内見で聞くこと、契約前に確かめることを紹介します。これから部屋を借りる人向けです。住まい賃貸契約(Lease・Tenancy agreement)の読み方カナダの賃貸契約には、終わりの日が決まった定期契約(Fixed-term)と、月ごとに続く契約(Month-to-month)があります。BCとオンタリオ州では、州の法律に反する条項は契約書に書かれていても無効です。署名の前に確かめたい項目と、2州のルールをまとめました。住まい入居時と退去時の点検(Condition inspection)入居と退去のときに、大家と借り主が一緒に部屋を見て状態を記録するのが点検(Condition inspection)です。BCとアルバータ州では点検と報告書が法律で決まっていて、決まりを守らないと敷金の扱いに影響します。点検の流れと、記録の残し方をまとめました。住まいオンタリオ州の賃貸(Landlord and Tenant Board、LTB)オンタリオ州の賃貸のルールは住宅賃貸法(Residential Tenancies Act, 2006)で決まり、大家と借り主の争いは大家・借家人委員会(LTB)が扱います。家賃値上げのガイドラインは2026年が2.1%、2027年が1.9%です。オンタリオ州で部屋を借りる人向けに、LTBの使い方と主なルールをまとめました。住まいオンタリオ州の標準賃貸契約(Standard lease)オンタリオ州では、2018年4月30日以降に結ぶ多くの住宅の賃貸契約で、州が決めた標準賃貸契約(Standard lease)の書式を使います。大家は署名から21日以内に控えを渡します。法律上の権利を奪う追加の条項は無効です。住まい害虫(トコジラミ・ゴキブリ)が出たとき(Bed bugs and pests)賃貸の部屋でトコジラミ(Bed bugs)やゴキブリが出たら、まず大家にすぐ知らせます。BCとオンタリオ州では、害虫の駆除は原則として大家の責任です。借り主は駆除の準備に協力し、洗濯や掃除で広がるのを防ぎます。住まいケベック州の7月1日の引っ越し(Moving Day、Jour du déménagement)ケベック州では住宅の賃貸契約の多くが6月30日に終わるため、毎年7月1日前後に引っ越しが集中します。新しい借り主は契約の初日から住む権利があり、前の借り主に猶予の日はありません。住まいが見つからない人のために、州と市町村の住宅探しの支援(SARL)があります。住まいケベック州の賃貸(TAL、Tribunal administratif du logement)ケベック州の住宅の賃貸借の争いは、住宅行政審判所(Tribunal administratif du logement、TAL)が扱います。契約書はTALの決まった書式を使い、家賃の値上げは大家の通知に借り主が1か月以内に答える仕組みです。州が決める値上げの上限はなく、合意できなければTALが家賃を決めます。住まい家賃の値上げと上限(Rent increase)家賃の値上げのルールは州・準州ごとに違います。2026年の上限は、ブリティッシュコロンビア州(BC)が2.3%、オンタリオ州が2.1%(2027年は1.9%)です。アルバータ州には値上げ額の上限がなく、ケベック州は借り主が値上げを断れる仕組みです。住まい入居申し込みと審査(Rental application・Reference・Credit check)カナダで部屋を借りるときは、申込書(Rental application)を出し、前の大家の推薦(Reference)や信用情報の確認(Credit check)などの審査を受けるのが一般的です。カナダでの信用履歴がない人が気をつける点と、BCとオンタリオ州の審査のルールをまとめました。住まい賃貸詐欺に注意(Rental scams)相場より安い物件を広告に出し、内見や契約の前に敷金や家賃を送らせる詐欺がカナダでも報告されています。警察(RCMP)とカナダ詐欺対策センター(CAFC)が示す危険のサインと、被害にあったときの連絡先をまとめました。部屋を探しているすべての人向けです。住まい修理と大家の責任(Repairs and maintenance)賃貸住宅の修理は、ほとんどが大家の責任です。借り主は部屋を普通にきれいに保ち、自分が壊したものを直します。急ぎの修理(水漏れ・暖房の故障など)は、州によって借り主が手配して費用を請求できる場合があります。BC、オンタリオ州、ケベック州のルールをまとめました。住まいルームシェアとホームステイ(Roommates・Homestay)カナダでは、部屋を何人かで借りるルームシェアや、持ち主の家に住むホームステイがよく使われます。ただし、持ち主と台所や浴室を共用する住まいはBCでもオンタリオ州でも州の賃貸法の対象外で、同居人どうしの争いも州の賃貸の窓口では扱いません。契約の形とトラブルの相談先を整理しました。住まい短期滞在の住まい(Short-term rental)— 到着直後の住まいカナダに着いてすぐは、ホテルなどに泊まりながら長期の部屋を探す人が多くいます。個人の家を借りる短期賃貸(Short-term rental)は市が規制しており、バンクーバー市は許可番号、トロント市は登録番号を広告に載せることを求めています。住まいまた貸し(Sublet)と契約の譲渡(Assignment)借りている部屋を一時的にほかの人に貸すのが「また貸し(Sublet)」、契約ごとほかの人に引き継ぐのが「譲渡(Assignment)」です。BC、オンタリオ州、ケベック州のどこでも、大家への申し出と同意が必要で、大家は理由なく断れません。また貸しでは、元の借り主が契約の責任を持ち続けます。住まい州ごとの賃貸法と相談先(Residential tenancy laws)カナダの住宅賃貸のルールは州・準州ごとの法律で決まり、トラブルは裁判所より先に州の専門機関(BCのRTB、オンタリオ州のLTB、アルバータ州のRTDRS、ケベック州のTALなど)が扱います。部屋を借りる人が、自分の州の法律と相談先を知るための記事です。住まいテナント保険(Tenant insurance)賃貸で暮らす人の家財や、他人に与えた損害への賠償、住めなくなったときの仮住まいの費用は、大家の保険では補償されません。それに備えるのがテナント保険です。加入が契約の条件になっていることもあります。住まい住まいの種類(Apartment・Basement suite・Condo)カナダの賃貸住宅には、アパート(Apartment)、一戸建てやタウンハウス(House)、家の地下などにある独立した住戸(Basement suite/Second unit)、分譲マンションの1戸を借りるコンド(Condo)、部屋単位で借りる下宿(Rooming house)などがあります。種類ごとの特徴と、契約前に気をつける点をまとめました。住まい光熱費込みの物件と契約の確認(Utilities included)カナダの賃貸では、電気・暖房・水道などの光熱費(Utilities)が家賃に含まれるかどうかが物件ごとに違います。誰が何を払うかは契約書に書くのが基本で、BC・オンタリオ州・アルバータ州には、途中で含まれるものを減らしたり止めたりすることへのルールがあります。部屋を探す人と契約する人向けです。住まい冬の住まい(暖房・結露・カビ)カナダの賃貸では、大家が暖房を用意する物件が多く、トロント市のように最低室温を条例で決めている市もあります。冬は窓の結露からカビが生えやすいので、湿度と換気の管理が大切です。暖房が効かないときの相談先と、結露・カビの防ぎ方をまとめました。

購入9本

住まい住宅購入の流れ(Buying a home)カナダで家を買うときは、予算を決め、住宅ローンの事前承認(Pre-approval)を受け、物件を探して条件付きの購入申し込み(Offer to purchase)を出し、条件がそろったら引き渡しの日(Closing day)に弁護士(ケベック州では公証人)の事務所で手続きをします。頭金のほかに、購入価格の1.5〜4%ほどの諸費用がかかります。住まいコンドミニアムとストラタ(Condominium・Strata)カナダのコンドミニアムは、自分の部屋を持ち、廊下や建物などの共用部分をほかの持ち主と一緒に持つ形です。BC州ではストラタ(strata)、オンタリオ州ではコンドミニアム(condominium)と呼び、毎月の管理費、積立金、建物の規約があります。買う前に、財政や規約を確かめる書類を読みます。住まい初めての購入者向けの制度(First-time home buyers)初めて家を買う人には、連邦の税の制度がいくつかあります。確定申告で使える住宅購入者控除(Home Buyers' Amount、C$10,000まで)、RRSPから最大C$60,000を引き出せる Home Buyers' Plan、新築にかかるGSTの払い戻し(FTHB GST/HST rebate)などです。住宅購入向けの非課税口座(FHSA)と組み合わせて使えるものもあります。住まい外国人の住宅購入禁止法(Prohibition on the Purchase of Residential Property by Non-Canadians Act)2023年1月1日から、カナダ国籍も永住権も持たない人(Non-Canadian)は、都市部の住宅を原則として買えません。禁止の期間は2026年12月31日までです(2026年10月時点)。就労許可を持つ人などには例外があります。カナダで家の購入を考えている人向けに、対象と例外をまとめました。住まい住宅診断(Home inspection)家を買う前に、専門の住宅診断士(Home inspector)に建物の状態を見てもらうのが住宅診断です。購入申し込みに「診断の結果に納得できること」を条件として入れることもできます。BC州とアルバータ州では、住宅診断士に州の免許が必要です。住まい不動産取得税(Land transfer tax・Property transfer tax)カナダで家を買うと、多くの州で名義の登記のときに不動産取得税がかかります。BCは Property transfer tax(1〜3%など)、オンタリオ州は Land transfer tax(0.5〜2.5%)で、トロント市ではさらに市の税もかかります。アルバータ州は価格に応じた登記の手数料、ケベック州は市町村が集める droits de mutation(いわゆる welcome tax)です。初めての購入者には免除や払い戻しがある州もあります。住まい住宅ローン(Mortgage)と審査カナダの住宅ローンは、返済期間(Amortization、通常25年)と、金利などの条件が決まる契約期間(Term、数か月〜5年以上)を分けて考えます。銀行などで借りるには、実際の金利より高い金利でも払えるかを見る「ストレステスト」に通る必要があります。頭金が20%未満なら住宅ローン保険も必要です。住まい固定資産税(Property tax)家を持つと、毎年、市に固定資産税(property tax)を払います。期限や払い方は市ごとに違い、バンクーバー市は前払い分が2月、本払いが7月、トロント市は年6回の分割が基本です。BC州には、住んでいる家の税を減らす住宅所有者補助金(Home owner grant)があり、毎年の申請が必要です。住まい空き家税と投機税(Speculation and vacancy tax・Empty Homes Tax・Underused Housing Tax)住宅を持つ人には、使い方によってかかる税金があります。BC州の投機・空き家税は、対象地域の持ち主に毎年3月31日までの申告を求め、2026年の税率はカナダ市民・永住者で1%、外国人の持ち主などで3%です。バンクーバー市の空き家税(3%)と、連邦の未活用住宅税(1%)もあります。

地域選び4本

住まい通勤と公共交通で選ぶ(Choosing an area by commute and transit)カナダでは通勤の多くが車で、公共交通が便利な場所は都市の中でも限られます。住む場所を選ぶときは、職場や学校までの経路に加えて、バスや電車の本数・運行時間、運賃のゾーンを確かめます。バンクーバーでは、15分おき以上で走る路線網(Frequent Transit Network)が目安になります。住まい都市ごとの家賃と生活費(CMHC Rental Market Report)カナダ住宅金融公社(CMHC)の2025年10月の調査では、賃貸用アパートの2ベッドルームの平均家賃は全国でC$1,550でした。バンクーバー(C$2,363)とビクトリア、トロントが高く、モントリオール(C$1,346)は低めです。2026年10月時点で公表されている最新の調査から、都市ごとの家賃をまとめました。住まい学区で選ぶ(Choosing an area by school catchment)カナダの公立学校は、多くの場合、住所で通う学校(指定校)が決まります。子どもの学校を考えて住む場所を選ぶときは、物件の住所で学区の検索ツールを使い、指定校と、その学校が定員を超えていないかを確かめます。定員を超えた学校では、学区内に住んでいても別の学校に通うことがあります。住まい日本人が多く住む地域(2021年国勢調査)2021年の国勢調査では、カナダに住む日本生まれの人は41,690人で、そのうちほぼ半分がブリティッシュコロンビア州(BC)に住んでいます。都市圏ではバンクーバーが最も多く、トロント、モントリオール、カルガリーが続きます。住む地域を考えるときの参考に、州と都市ごとの人数をまとめました。