カテゴリ
自然・安全
寒さと冬の安全、クマなどの野生動物、山火事、水辺の安全、気象と災害。
寒さ・冬の安全8本
自然・安全吹雪と猛吹雪(Blizzard・Blowing snow・Snow squall)猛吹雪(Blizzard)は、強い風と雪で視界がほとんどなくなる状態です。短い距離でも道に迷うことがあり、車の立ち往生や事故が広い範囲で起きます。警報が出たら運転と外出を控え、車で動けなくなったら車の中にとどまり、排気管を雪から守ります。自然・安全冬の一酸化炭素中毒(Carbon monoxide poisoning)一酸化炭素(CO)は色もにおいも味もなく、警報器でしか気づけないガスです。暖房を長く使う冬や停電のときに危険が高まります。警報器が鳴ったらすぐに全員で外に出て、外から911に電話します。自然・安全凍傷と低体温症(Frostbite and hypothermia)凍傷は手足・鼻・耳など体の端が凍る傷で、低体温症は体の中心の温度が下がる状態です。重い凍傷と、震えが強い・止まった低体温症はすぐに医療が必要です。症状の見分け方、待つ間の手当て、してはいけないことをまとめます。自然・安全着氷性の雨と停電(Freezing rain and ice storms)着氷性の雨(Freezing rain)は、雨粒が氷点下の地面や物にふれた瞬間に凍り、道路・電線・木を氷で覆います。道路と歩道が非常に滑りやすくなるほか、氷の重みで電線や枝が落ち、広い範囲で停電が起きることがあります。しくみ、警報の見方、嵐の最中と後に気をつけることを、環境・気候変動省と連邦政府の防災ページの案内からまとめます。自然・安全凍った道で転ばないために(Winter slips and falls)冬の氷は路面を非常に滑りやすくし、転ぶと打ち身から骨折や頭のけがまで起きることがあります。誰にでも起きますが、高齢の人はより危険が高いとされます。冬の転倒の危険、ふだんからできる備え、つえや滑り止めの使い方、家の外まわりの手入れを、州の保健当局と連邦政府の案内からまとめます。自然・安全体感温度(Wind chill)の見方カナダの冬の天気予報には、気温とは別に「体感温度(Wind chill)」が出ます。風で体の熱が奪われる度合いを、気温のような数字で表したものです。予報に出る条件、数字ごとの危険の目安、凍傷になるまでの時間、外出の判断のしかたをまとめます。自然・安全カナダの寒さと冬の備え(Winter preparedness)カナダの冬は、大雪・吹雪・着氷性の雨・強い寒さが重なり、停電や交通の混乱が数日続くことがあります。政府は少なくとも72時間を自力で過ごせる備えを勧めています。体感温度(Wind chill)の目安、家と車の備え、嵐の最中と後の注意点をまとめます。自然・安全冬の服装(重ね着・ブーツ・手袋)(Dressing for the cold)カナダの冬は、厚いコート1枚より、薄い服の重ね着が基本です。肌に近い層はウールや化学繊維にし、いちばん外に風を通さない上着を着ます。綿を避ける理由、手袋とミトンの使い分け、ブーツと靴下の選び方を、保健省とカナダ労働安全衛生センターの案内からまとめます。
野生動物9本
自然・安全ベアスプレーの使い方と持ち運び(Bear spray)ベアスプレーは、唐辛子の成分でクマを追い払うための道具で、クマに近くで出会ったときの最後の手段です。カナダ公園局の案内をもとに、選び方、身に着け方、使い方の手順、車での運び方、飛行機に持ち込めないことなどをまとめます。自然・安全クマ(グリズリーとアメリカクロクマ)に出会ったら(Bear safety)カナダの山や森には、グリズリー(ハイイログマ)とアメリカクロクマがすみ、町の近くに出ることもあります。出会わない工夫、出会ったときの動き方、襲われたときの対応、通報先をカナダ公園局と州政府の案内からまとめます。自然・安全クーガー(Cougar)クーガー(ピューマ)は、BC州やアルバータ州の山や森にすむ大型のネコ科の動物で、町の近くで見かけることもあります。出会ったら走らず、背中を見せずに体を大きく見せ、子どもはすぐ抱き上げます。襲われたら反撃します。避け方、出会ったときの動き方、通報先を州政府とカナダ公園局の案内からまとめます。自然・安全野生動物に餌をやらない(Don't feed wildlife)カナダでは、国立公園で野生動物に餌をやることは法律で禁止されています。BC州でも、クマ・クーガー・コヨーテ・オオカミに餌をやったり、引き寄せるものを置いたりすることが州法で禁止されています。わざと与えるだけでなく、食べ物やごみを出しっぱなしにすることも含まれます。理由と、ふだんの生活とキャンプで気をつけることをまとめます。自然・安全ムースとエルク(Moose・Elk)ムースやエルクは大きなシカの仲間で、国立公園の中だけでなく道路のそばにも現れます。少なくとも30m離れ、親子や群れの間に入らないのが基本です。エルクは5〜6月の出産期と8〜9月の繁殖期に特に攻撃的になります。運転中は、夕方から明け方にかけて道路のムースに気をつけます。自然・安全蚊とブヨ(Mosquitoes and Blackflies)カナダの夏は、湖や森のまわりで蚊とブヨ(ブユ)が多く出ます。蚊はウエストナイル熱を運ぶことがあり、ヒトの感染リスクは7月中旬〜9月上旬に最も高くなります。DEET の濃度は年齢で上限が決まっています。虫よけの選び方と家のまわりの対策を、カナダ保健省とカナダ公衆衛生庁の案内からまとめます。自然・安全街中のアライグマとスカンク(Raccoons and skunks)カナダの都市では、住宅地でアライグマやスカンクをよく見かけます。ごみや生ごみの容器、ペットの餌、屋根裏や縁の下のすき間が、動物を引き寄せる原因になります。トロント市の案内をもとに、家での対策と、病気やけがの動物を見たときの連絡先をまとめます。自然・安全ダニとライム病(Ticks and Lyme disease)カナダのライム病は、マダニの一種(blacklegged tick、western blacklegged tick)にかまれてうつります。BC州南部、マニトバ州、オンタリオ州南部、ケベック州南部、ニューブランズウィック州の一部、ノバスコシア州の全域などが危険のある地域です。かまれないための服装と、外から戻ったあとの全身の確認、ダニの正しい取り方をまとめます。自然・安全オオカミとコヨーテ(Wolves and Coyotes)コヨーテは、アルバータ州などの都市の中でも見かけます。オオカミは国立公園などにすみます。どちらも、出会ったら走らず背中を見せず、体を大きく見せて大声を出して追い払うのが州と公園局の案内です。えさになるものを片づけ、犬はリードにつなぎます。
山火事4本
自然・安全避難指示と避難警告(Evacuation order and alert)山火事などが近づくと、自治体や先住民の自治組織が「避難警告(Evacuation Alert)」や「避難指示(Evacuation Order)」を出します。警告はすぐ出られるよう準備する段階、指示はただちに離れる段階です。BC州の案内を例に、各段階の意味と動き方、支援の受け方、戻るときの注意をまとめます。自然・安全火の使用禁止(Fire ban・Fire restriction)山火事の危険が高まると、州や国立公園、市が、たき火などの火の使用を禁止・制限します。禁止の範囲は場所と時期で変わり、違反すると高額の罰金を科されることがあります。BC州とアルバータ州のしくみ、禁止中でも使えるもの、たき火の基本、調べ方をまとめます。自然・安全山火事の季節と備え(Wildfires)カナダでは毎年8,000件を超える山火事が起き、特に5月から9月にかけて多くなります。煙の影響や避難が必要になることもあります。山火事の季節、家と車の備え、火事が近づいたときの行動、通報先、戻るときの注意を、連邦政府と州の山火事の担当機関の案内からまとめます。自然・安全山火事の煙と大気の質(Wildfire smoke、Air Quality Health Index、AQHI)山火事の煙で健康に最も影響するのは微小粒子状物質(PM2.5)です。大気の質は大気質健康指数(AQHI)の1〜10+で示され、数字が大きいほど外での激しい運動を控える目安になります。体への影響、AQHIの見方、家と外での身の守り方を、カナダ保健省と環境・気候変動省の案内からまとめます。
水辺の安全4本
自然・安全海辺の安全(潮と流木)(Beach and shoreline safety)カナダの海辺では、潮の満ち引き、波で転がる流木、離岸流、冷たい水に注意が必要です。湖や海の浜では、水の汚れで泳がないよう呼びかけられる日もあります。パシフィック・リム国立公園保護区とファンディ国立公園、トロント市の案内をもとにまとめます。自然・安全冷たい水の危険(Cold water shock)カナダの湖や川は夏でも冷たく、15°C以下の水に急に落ちると、思わず息を吸い込む「コールドショック」が起き、泳げなくなり、やがて低体温症になります。ライフセービング協会の「1-10-1」の目安、落ちたときの動き方、ライフジャケットと保温の備えを、連邦政府と水の安全の団体の案内からまとめます。自然・安全凍った湖や池の上に乗るとき(Ice safety)カナダの冬は、凍った湖や池の上でスケートや氷上の釣りをする人がいます。氷の厚さは場所によって違い、見た目では安全かどうかわかりません。必要な厚さの目安、氷を弱くする条件、持ち物、落ちたときの抜け出し方、人が落ちたのを見たときの動き方をまとめます。自然・安全川と湖の安全(Water safety)カナダの湖や川は夏でも水が冷たいことがあり、監視員のいない場所もあります。川の流れや湖の離岸流は、泳ぎの得意な人でも危ないことがあります。泳ぐとき、カヌーやボートに乗るときの基本と、ライフジャケットの決まりを、国立公園と連邦政府、水の安全の団体の案内からまとめます。
気象・災害7本
自然・安全緊急警報システム(Alert Ready、National Public Alerting System)Alert Ready は、命に関わる危険が迫ったときに、テレビ・ラジオ・携帯電話へ一斉に警報を届けるカナダの仕組みです。対応する携帯電話には2018年4月6日から届くようになり、受信を止めることはできません。受け取れる条件と、届いたときの動き方をまとめます。自然・安全BC州の地震と津波への備え(Earthquakes and tsunamis in British Columbia)カナダで地震の危険が最も高いのは、ブリティッシュコロンビア州(BC)の太平洋岸です。揺れたら「Drop, Cover and Hold On」で身を守り、海の近くでは揺れがおさまったらすぐ高い所へ移ります。BCの地震の特徴、地震の早期警報、津波の警報の4つの段階と5つの地域、家の備えをまとめます。自然・安全72時間の非常用キット(Emergency kit)連邦政府の防災サイト Get Prepared は、災害のときに少なくとも3日間(72時間)を自力で過ごせるよう、非常用キットを用意することを勧めています。基本の中身、書類や薬、家族に合わせて足すもの、置き場所と見直しの仕方をまとめます。自然・安全洪水(Floods)への備えカナダ政府は、洪水をカナダで最も被害額が大きく、最も多い自然災害としています。春の雪どけや氷の詰まり、大雨で川があふれます。ふつうの住宅保険では、地表からの浸水(overland flooding)が補償されないことがあります。前・最中・後にすることと、BC州とマニトバ州の情報の見方をまとめます。自然・安全熱波(Extreme heat / Heat waves)カナダでも夏に厳しい暑さになることがあり、2021年のBC州の熱波では少なくとも619人が亡くなりました。カナダ保健省は、暑さによる死亡の多くが屋内で起きているとしています。熱中症のサイン、涼しく過ごす方法、気をつけたい人をまとめます。自然・安全雷と竜巻(Thunderstorms and tornadoes)カナダは竜巻の数が世界で2番目に多い国で、強い竜巻は5〜8月の夕方に起きやすいとされています。雷雨のときは「外に安全な場所はない」が基本です。連邦政府の防災ページをもとに、雷・竜巻のときの動き方をまとめます。自然・安全気象警報の見方(Weather alerts、Environment and Climate Change Canada)カナダの気象警報は、環境・気候変動省(ECCC)が出します。種類は警報(Warning)・注意報(Advisory)・警戒(Watch)の3つで、影響の大きさに応じて黄・オレンジ・赤の色が付きます。色の意味、種類ごとの動き方、WeatherCAN と緊急警報システム(Alert Ready)との違いをまとめます。
持ち込み・検疫2本
自然・安全薪の移動の制限(Don't move firewood)薪には、森の木を枯らす外来の害虫が隠れていることがあります。カナダ食品検査庁(CFIA)は、薪を遠くへ運ばず、使う場所の近くで買って燃やすよう呼びかけています。害虫の規制区域から薪を持ち出すと、植物防疫法の違反になることがあります。キャンプや別荘に行くときの注意をまとめます。自然・安全植物・食品の持ち込み(Bringing food and plants into Canada)カナダに入国するときは、食品・植物・動物製品をすべて申告します。日本などアメリカ以外の国から来る場合、生・乾燥・塩漬けの肉(ハムやソーセージなど)と卵は持ち込めません。カナダ食品検査庁(CFIA)の個人用の持ち込み量の上限と、植物・種・土・木製品の注意をまとめます。