バンクーバーの日系の施設(日系センター・パウエル街)
バンクーバー周辺には、日系カナダ人の歴史を伝える日系博物館・文化センター(バーナビー)、日系コミュニティを支えるボランティア団体の隣組、日系の街だったパウエル街で開かれるパウエル祭があります。在バンクーバー日本国総領事館は、日本語で相談できる窓口の一覧を出しています。
日系の主な施設と団体
バンクーバー周辺の日系の施設と団体のうち、ここでは次の3つを、英語名のアルファベット順に紹介します。どれも団体自身の説明をもとにしています。
| 名前 | 場所 | 内容 |
|---|---|---|
| 日系博物館・文化センター(Nikkei National Museum & Cultural Centre) | バーナビー(Burnaby) | 日系カナダ人の歴史と文化を伝える博物館と文化センター |
| パウエル祭(Powell Street Festival) | バンクーバーのパウエル街周辺 | 日系カナダ人の夏祭り。2日間、無料 |
| 隣組(Tonari Gumi) | バンクーバー | 日系コミュニティを支えるボランティア団体 |
日系博物館・文化センター(バーナビー)
日系博物館・文化センターは、日系カナダ人とカナダの日本文化の歴史を守り、伝えることを目的にしています。住所は 6688 Southoaks Crescent, Burnaby です。
センターの公式サイト(新しいタブで開く)によると、次のようなものがあります。
- 展示のある博物館
- 文化・教育のプログラム
- 研究用の資料室(アーカイブ)
- 日本語の本の売り場とギフトショップ
- 武道、日本語、健康・運動などの教室
- 貸し出しのできる部屋
開館時間と入館料(2026年10月時点)
- 9月〜2月:火曜日〜日曜日 10:00〜17:00
- 3月〜8月:火曜日〜金曜日 10:00〜18:00、土曜日・日曜日 10:00〜17:00
- 入館料:無料
隣組(Tonari Gumi)
隣組は、日系カナダ人のコミュニティにサービスやプログラム、行事を届ける非営利の団体です。事務所はバンクーバーの 42 West 8th Avenue にあります。在バンクーバー日本国総領事館は、隣組を「バンクーバーを拠点とする日系コミュニティのボランティア組織」で、生活相談もしている団体として紹介しています。
隣組の公式サイト(新しいタブで開く)に載っている主な活動は次のとおりです。
- 食事の配達(Meals-on-Wheels)
- 医療の通訳と通院の送迎
- 買い物の送迎
- 電話や訪問での見守り
- 当事者どうしで支え合うグループ(発達に特性のある子の親の会など)
- 講座、サークル、カフェなどの集まり
パウエル街とパウエル祭
パウエル祭を開いている Powell Street Festival Society の説明では、パウエル街(Paueru Gai)の一帯は、1877年ごろから日本からの移民が暮らし始めた地域です。1920年代の半ばには、約1万人の日系カナダ人が住み、日本の文化、商業、スポーツの中心になっていました。1942年に日系の人々が強制的に移動させられたあと、街から人がいなくなりました。
パウエル祭は、日系カナダ人の移住100年の年にあたる1977年に始まりました。パウエル街の周辺で開かれる、2日間の無料の祭りです。開催日は毎年パウエル祭の公式サイト(新しいタブで開く)で発表されます。
日本語で相談できる窓口
在バンクーバー日本国総領事館のカナダ生活・相談情報のページ(新しいタブで開く)には、日本語で相談できる団体や生活の困りごとの窓口がまとめてあります。たとえば次のような窓口が載っています。
- 隣組(生活相談)
- Multicultural Family Support Services Society(日本語での相談、案内も受け付けている)
- VictimLinkBC(暴力や虐待などの24時間の相談窓口。「Japanese Please」と伝えると日本語で相談できる)
- BC 州の住宅賃貸の窓口(Residential Tenancy Branch)
日本とのちがいと注意点だよ!
- 日系の施設はバンクーバー市内だけでなく、隣のバーナビーにもあります。日系博物館・文化センターは月曜日が休みです。
- 「日系カナダ人」は、日本にルーツを持つカナダ人のことです。1942年の強制移動など、日系カナダ人の歴史は、日系博物館・文化センターの展示やパウエル祭などの行事で知ることができます。
- ここで紹介した団体は、推薦ではなく、総領事館の案内と団体自身の説明にもとづく紹介です。サービスの内容と利用の条件は、各団体に問い合わせて確かめましょう。
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