プリンスエドワード島と『赤毛のアン』(Prince Edward Island and Anne of Green Gables)
プリンスエドワード島は、1908年の小説『赤毛のアン(Anne of Green Gables)』の舞台として知られる島の州です。キャベンディッシュには作者モンゴメリゆかりの「グリーン・ゲイブルズ・ヘリテージ・プレイス」があり、近くの国立公園では赤い崖と砂浜が続きます。見どころと訪れる時期をまとめます。
『赤毛のアン』の島
プリンスエドワードアイランド州(PEI)は、カナダの東部にある島の州です。1908年に出版された小説『赤毛のアン(Anne of Green Gables)』の舞台として知られています。
カナダ公園局(Parks Canada)のモンゴメリのページ(新しいタブで開く)によると、作者のルーシー・モード・モンゴメリ(Lucy Maud Montgomery、L.M. Montgomery)は次のような人です。
- 1874年に島のクリフトン(Clifton)で生まれ、母を亡くしたあと、キャベンディッシュ(Cavendish)で祖父母のマクニール(Macneill)家に育てられた。
- 1908年に『赤毛のアン』を出版。英語以外で最初に出た版は、1909年のスウェーデン語版。
- 1942年に亡くなるまでに、20の長編小説と数百の短編・詩を発表した。
- 1943年に、カナダの国の歴史にとって重要な人物に指定された。
グリーン・ゲイブルズ・ヘリテージ・プレイス
キャベンディッシュにある「グリーン・ゲイブルズ・ヘリテージ・プレイス(Green Gables Heritage Place)」は、Parks Canada が管理する史跡です。小説の場面と、モンゴメリ自身の暮らしの両方にふれられる場所として案内されています。
- グリーン・ゲイブルズの家:モンゴメリの近所に住む親せきの、デイヴィッドとマーガレット・マクニール夫妻の家でした。モンゴメリはこの農場や赤土の森の小道から、作品の着想を得ました。
- 2つの散策路:「お化けの森(Haunted Wood Trail)」と、「恋人の小径(Lover’s Lane)」から始まる「バルサム・ホロウの小道(Balsam Hollow Trail)」があります。
- キャベンディッシュの家の跡:近くには、モンゴメリが暮らした家の跡(L.M. Montgomery’s Cavendish National Historic Site)もあります。
営業時間のページ(新しいタブで開く)によると、2026年は5月1日〜10月31日の毎日9:00〜17:00に開いています。4月15日〜30日と11月1日〜30日は、事前にメールで申し込んだときだけ見学できます。
プリンスエドワード島国立公園
島には、プリンスエドワード島国立公園(Prince Edward Island National Park)があります。Parks Canada のページ(新しいタブで開く)では、赤い崖と、風がつくった砂丘、砂浜の景色が紹介されています。海沿いの道でのサイクリングや、灯台の近くでのピクニック、森のハイキングができ、アカギツネや水鳥を見られることもあります。
公園は1年中入れますが、ビジターサービスは5月〜10月です。
費用
グリーン・ゲイブルズ・ヘリテージ・プレイスのページ(新しいタブで開く)によると、2026年は6月19日〜9月7日が「Canada Strong Pass」による無料の期間で、9月8日からは通常の入場料がかかっています(2026年10月時点)。Parks Canada の年間パスは「国立公園の入園料と Discovery Pass」で扱います。
ここに注意してね!
- グリーン・ゲイブルズは5月〜10月が通常の営業期間です。冬に訪れると、見学には事前の申し込みが必要だったり、閉まっていたりします。
- 国立公園も、ビジターサービスがあるのは5月〜10月です。旅の時期は「旅行のベストシーズン」も参考になります。
- グリーン・ゲイブルズでは、小説の場面と、作者モンゴメリの実際の暮らしが重ねて紹介されています。物語の世界と史実を分けて見ると、展示がわかりやすくなります。
- 近くの大西洋側の州とあわせた旅は「大西洋側の州をめぐる」にまとめていきます。
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