国立公園の基本(Parks Canada)
カナダの国立公園や国定史跡は、カナダ公園局(Parks Canada)が管理しています。2026年10月時点で、48の国立公園、171の国定史跡などがあります。入園料、予約、野生動物とのつきあい方など、訪れる前に知っておきたい基本をまとめます。
Parks Canada が管理する場所
カナダ公園局(Parks Canada)は、カナダの自然と歴史の中で国として大切な場所を守り、人々に紹介する連邦の機関です。Parks Canada の機関紹介のページ(新しいタブで開く)によると、2026年10月時点で次の場所を管理しています。
| 種類 | 数 |
|---|---|
| 国立公園(national parks) | 48 |
| 国定史跡(national historic sites) | 171 |
| 国立海洋保全区域(national marine conservation areas) | 5 |
| 国立都市公園(national urban park) | 1 |
州や準州が管理する州立公園・準州の公園は、Parks Canada とは別の制度です。料金や予約の方法も別で、「州立公園」で扱います。
入園料とパス
多くの国立公園と国定史跡には入園料がかかります。1日券、1か所だけの年間パス、80か所以上に12か月入れる「Discovery Pass」があり、17歳以下は無料です(Parks Canada のパスと料金のページ(新しいタブで開く))。料金や損得の目安は「国立公園の入園料と Discovery Pass」にまとめています。
入園料のほかに、キャンプや宿泊、温泉、奥地(backcountry)での宿泊、釣りなどには、別の料金や許可が必要です。たとえばバンフ国立公園では、2026年10月時点で釣りの1日の許可がC$15.00、奥地のキャンプが1人1泊C$15.00です。
予約が必要なもの
人気の公園のキャンプ場や一部の施設は、予約が必要です。Parks Canada の予約システムで受け付けています。くわしくは「キャンプ場の予約」で扱います。
野生動物とのつきあい方
国立公園では、クマやエルク、ムースなどの野生動物に出会うことがあります。Parks Canada の野生動物の案内(新しいタブで開く)では、次のことを求めています(2026年10月時点)。
- シカ、ムース、エルクなどの大きな動物からは30m以上(バス3台分)離れる
- クマ、オオカミ、コヨーテ、クーガーからは100m以上(バス10台分)離れる
- 野生動物に近づかない、近づかせない
- 野生動物にえさをやらない。Parks Canada の場所でえさをやることは違法で、カナダ国立公園法(Canada National Parks Act)で罰せられることがある
- 道路で動物を見かけたら、速度を落とし、車から降りずにそのまま進む。道の脇に車を止めるのは危険
- においのする物(食べ物、ごみ、化粧品など)は、車の中か指定の保管庫に入れる
- 犬はいつもリードにつなぐ
クマに出会ったときの対応は「クマに出会ったら」で扱います。
手順
- 行きたい公園を決め、Parks Canada の公園のページで、開いている時期、道路や施設の状況、料金を調べる。
- 入園料を1日券にするか、Discovery Pass にするかを決めて買う。
- キャンプ場やツアーを使う場合は、早めに予約する。
- 公園のページで、野生動物の情報や道路・トレイルの状況を出発前に確かめる。
ここに注意してね!
- カナダの国立公園の多くは、入園料がかかります。町に立ち寄るだけでもパスが必要な公園があります。
- 野生動物にえさをやることは法律違反です。写真を撮るために近づくことも避けます。
- 料金や開いている施設は変わることがあります。出かける前に、行く公園のページで最新の状況を確かめます。
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