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キャンプの基本(Camping)

ひとことで言うと

カナダの国立公園には、車で入れるキャンプ場から、歩くかボートでしか行けない奥地のキャンプ地、ベッド付きのテント小屋まであります。キャンプ場の種類、食べ物とごみの管理(Bare Campsite)、たき火や静かにする時間などの決まりを、カナダ公園局(Parks Canada)の案内からまとめます。

目次
  1. キャンプ場の種類
  2. 食べ物とごみの管理(Bare Campsite)
  3. キャンプ場の決まり(バンフ国立公園の例)
  4. キャンプ場でのマナー
  5. 野生動物との距離
  6. 日本との違い・注意点

キャンプ場の種類

カナダ公園局(Parks Canada)の宿泊の案内(新しいタブで開く)では、国立公園などの泊まり方を次のように分けています。

種類内容
テント・RVのキャンプ(フロントカントリー)車で行きやすく、設備のあるキャンプ場
バックカントリー(Backcountry)自然の奥にあるキャンプ地。歩くかボートで行く
グループキャンプ大人数で複数のテントを張れる区画
道具付きキャンプ(Equipped camping)テントなどの道具があらかじめ用意された区画
oTENTik(オーテンティック)小屋とテントの中間のような建物。ベッドと家具がある
そのほか小屋(Cabin)、ユルト(Yurt)、ティピー(Tipi)など、屋根のある宿泊施設

初めての人は、道具付きキャンプや oTENTik を使うと、道具をそろえなくても泊まれます。予約のしかたは「キャンプ場の予約」で扱います。州立公園のキャンプ場は、それぞれの州の制度で運営されています。

食べ物とごみの管理(Bare Campsite)

クマなどの野生動物を寄せつけないため、山岳部の国立公園では「Bare Campsite(何も置いていないキャンプ場)」というしくみがあります。公園局の案内(新しいタブで開く)では、次のものを出しっぱなしにしてはいけません。

  • 食べ物(開けたものも、開けていないものも)
  • ごみと食べ残し
  • クーラーボックス(中身があってもなくても)
  • 食器と鍋(洗ったものも、汚れたものも)

しまう場所は、屋根と壁が硬い車、トレーラー、キャンピングカー、またはキャンプ場の食料保管ロッカーです。テントの中、荷台が開いたトラック、食事用のシェルター、テントトレーラー、oTENTik の中は不可です。公園局は、石けん、シャンプー、手の消毒液、歯みがき粉など、においのあるものも同じようにしまうよう勧めています。

守らないと、キャンプの許可を返金なしで取り消されることがあり、国立公園法(Canada National Parks Act)と規則にもとづいて罰せられることがあります。野生動物に食べ物を与えてはいけない理由は「野生動物に餌をやらない」で扱います。

キャンプ場の決まり(バンフ国立公園の例)

決まりはキャンプ場ごとに違います。バンフ国立公園のキャンプの案内(新しいタブで開く)では、2026年10月時点で次のように定めています。

  • 静かにする時間: 23時から7時まで。この時間は音楽、たき火、お酒、大麻が禁止です。
  • たき火: 7時から23時まで。備え付けの金属の囲いの中だけで燃やし、キャンプ場で手に入れた薪だけを使います。火災の危険が高いときは、たき火が全面禁止になることがあります。
  • 発電機: 使えるのは9時〜10時30分と17時〜19時だけです。
  • チェックイン・チェックアウト: チェックインは14時〜20時(oTENTik と道具付きキャンプは15時〜20時)、チェックアウトは11時までです。
  • 人数と日数: 1区画に6人まで(子どもを含む)、連続して泊まれるのは14泊までです。
  • ペット: いつもリードをつけ、手元で管理します。

たき火の禁止については「火の使用禁止」で扱います。

キャンプ場でのマナー

公園局の「Camping 101(新しいタブで開く)」では、次のことを挙げています。

  • 食器は自分の洗い桶で、自分の区画で洗う。トイレや飲み水の蛇口で洗わない。
  • ペットはいつもリードをつける。
  • キャンプ場の中の道では、子どもを含む歩行者や、野生動物がいることを考えて運転する。
  • バックカントリーに持ち込んだごみ(食べ物の包み、飲み物の容器など)は、すべて持ち帰る。

野生動物との距離

公園局は、シカ、ムース、エルクなどの大きな動物からは30m以上(バス3台分)、クマ、オオカミ、コヨーテ、クーガーからは100m以上(バス10台分)離れるよう案内しています。キャンプ場の近くにも動物が来ることがあります。クマについては「クマに出会ったら」で扱います。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本のオートキャンプ場と違い、カナダの国立公園のキャンプ場は、クマなどの大型の野生動物がすむ場所にあります。テントの中に食べ物やクーラーボックスを置かないことが、決まりとして求められています。
  • 静かにする時間、たき火の時間、発電機を使える時間が細かく決まっています。到着したら、そのキャンプ場の掲示や案内を読みます。
  • バンフ国立公園のように、キャンプ場で手に入れた薪だけを使う決まりの所があります。薪の移動の制限は「薪の移動の制限」で扱います。

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