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トロントの学校と学区(TDSB・TCDSB)

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ひとことで言うと

トロントの公立学校は、トロント教育委員会(Toronto District School Board、TDSB)と、カトリック系のトロント・カトリック教育委員会(Toronto Catholic District School Board、TCDSB)が運営しています。どちらもオンラインで入学を申し込みます。日本の教科書は、在トロント日本国総領事館に申し込めます。

目次
  1. トロントの公立学校を運営する2つの教育委員会
  2. TDSB の入学の手順
  3. TCDSB の入学
  4. 日本の教科書と日本語学校
  5. 日本との違い・注意点

トロントの公立学校を運営する2つの教育委員会

トロント市の公立学校は、主に次の2つの教育委員会(School Board)が運営しています。

教育委員会内容
トロント教育委員会(Toronto District School Board、TDSB)トロント市内の公立学校
トロント・カトリック教育委員会(Toronto Catholic District School Board、TCDSB)カトリック系の公立学校。トロント市内に195校以上

オンタリオ州の学校制度の全体は「オンタリオ州の学校制度」、カトリック系の学校のしくみは「カトリック系公立学校(Separate school)」で扱っています。

TDSB の入学の手順

TDSB の入学のページ(新しいタブで開く)による手順です。

  1. 通う学校を調べる:住所から学校を探すページ(Find your School By Home Address)で、住所の区域の学校を調べます。
  2. 書類をそろえる:下の「必要な書類」を用意します。
  3. オンラインで申し込む:オンラインの申込書に入力し、書類をアップロードします。

必要な書類

  • 年齢の証明:出生証明書、カナダのパスポート、市民権の証明書、洗礼の記録のどれか
  • 住所の証明:A のグループから1つと B のグループから1つ
    • A:固定資産税の請求書、住宅ローンの明細、賃貸契約書、不動産の権利証
    • B:公共料金の請求書、カナダ歳入庁(CRA)の査定通知(Notice of Assessment)、政府機関からの郵便物
  • 予防接種の記録:トロント市のオンラインの報告ページ(新しいタブで開く)で報告するか、学校に直接出します。
  • カナダに着いた日:カナダ以外で生まれた生徒の場合

キンダーガーテン

TDSB のキンダーガーテンには、ジュニア・キンダーガーテン(Junior Kindergarten、JK)とシニア・キンダーガーテン(Senior Kindergarten、SK)があります。TDSB のキンダーガーテンのページ(新しいタブで開く)によると、2027年12月31日までに4歳になる子どもは、2027年9月に JK に入れます。英語のキンダーガーテンの申し込みは1月に始まります。

フランス語イマージョン(Early French Immersion)は JK から始まります。2027年9月入学の申し込み期間は、2026年11月2日から11月27日までです(2026年10月時点)。

TCDSB の入学

TCDSB の入学のページ(新しいタブで開く)によると、キンダーガーテン、小学校(Elementary)、高校(Secondary)の入学は、それぞれオンラインで申し込みます。

  • 入学の条件と必要な書類は、TCDSB の小学校の入学のページ(新しいタブで開く)の「Admission Criteria and Required Documents」に載っています。
  • 小学校は、決まった通学区域(Fixed Attendance Boundaries)があります。学校検索(Elementary School Locator)で近くの学校を探せます。
  • TCDSB は、入学の方針を満たす生徒を、親の在留資格にかかわらず受け入れるとしています。
  • 入学の問い合わせ先は、Admissions and Placement Department(電話 416-397-6900)です。

カナダに来たばかりの14〜20歳で、TCDSB の高校に通いたい生徒の家族には、オリエンテーション・センター(Orientation Centre)が手続きを手伝います。1年以上カナダの外かケベック州で学んでいた生徒も対象です。

TCDSB の小学校の入学の条件と必要書類

TCDSB の小学校の入学のページによると、カトリックの子どもの登録では、次の書類の原本が必要です。

  • 出生証明書
  • カトリックであることの証明(次のどれか1つ)
    • 子どものカトリックの洗礼証明書
    • 親のカトリックの洗礼証明書(その親がトロント市に住んでいることの証明も必要)
    • 入信の準備のプログラム(Rite of Christian Initiation of Adults/Children、RCIA/RCIC)への登録の手紙
  • パスポート・在留資格の書類(カナダ以外で生まれた子ども)
  • 住所の証明2点

カトリックでない親の、カトリックでない子どもは、RCIA/RCIC に登録していなければ、TCDSB の小学校に入れません。例外は、コンスタンティノープルかアレクサンドリアの総主教のもとで洗礼を受けた東方正教会(Christian Orthodox)の子どもです。東方正教会の子どもの申し込みは、カトリックの子どもの登録が終わった後、学校に空きがあれば受け付けるとされています。

予防接種の記録は、親がトロント市の公衆衛生局(Toronto Public Health)に直接届けます。高校については、オンタリオ州の教育法で、公立の教育委員会の在籍資格がある人は、地域が重なるカトリックの教育委員会の高校で学ぶ権利があると決められています(「カトリック系公立学校」)。

日本の教科書と日本語学校

在トロント日本国総領事館の日本語教育情報のページ(新しいタブで開く)によると、次のすべてにあてはまる子どもは、日本の教科書の配布を申し込めます。

  • 総領事館に在留届を出している(子どもを含む)
  • 日本国籍がある
  • 長期滞在中の子ども、または将来日本に帰国・進学する意思のある永住者の子ども
  • 日本の義務教育の年齢にあたる

申し込みは、窓口に持って行くか、メールで送ります。一度申し込むと自動で続きます。

申し込みの期限(2027年度用)

  • 前期分:2026年9月末まで
  • 後期分:2027年4月末まで

次の現地の日本語学校に在籍している子どもは、学校がまとめて申し込むため、個人での申し込みはいりません(総領事館のページの順):トロント補習授業校、日加学園、日修学院、トロント国語教室、トロント日本語学校。

教科書は配送業者から届きます。補習授業校のしくみは「日本語補習校」で扱っています。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 同じトロント市内でも、TDSB と TCDSB の2つの教育委員会の学校があり、入学の申し込み先が違います。
  • TDSB のキンダーガーテンには JK と SK があり、JK はその年の12月31日までに4歳になる子どもが対象です。
  • TDSB の入学には住所の証明が2種類いります。賃貸契約書などと公共料金の請求書などを早めに用意しておくと手続きが進めやすくなります。
  • 日本の教科書は、在留届を出していることが前提です。申し込みの期限を過ぎると、日本からの送料と手数料が自己負担の追加申請になります。

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