絶滅したはずが…ニューファンドランド島にオオカミの姿
カナダ東部のニューファンドランド・ラブラドール州で、島の西部、ディアレイクとコーナーブルックの間にあるグースアームという場所で4頭の動物の群れが撮影され、ネットで「オオカミか、コヨーテか、雑種か」と議論になったと報じられています。州の野生生物部門は、検査をしないと正体は分からないとしながらも、こうした目撃情報を歓迎しています。
州によると、島にはかつて「ニューファンドランドオオカミ」という亜種がいましたが、1930年代から絶滅しています。一方で、本土側のラブラドール地方にすむハイイロオオカミが島でも確認されるようになり、最初の例は2008年と2012年でした。州は2013年から調査を続け、約500頭分のオオカミやコヨーテの死体を遺伝子で調べたところ、島の4頭がラブラドールのオオカミと確かめられ、28の試料にオオカミのDNAが見つかりました。2023〜2025年に集めた427の試料も結果待ちです。ただ、島のコヨーテは数千頭と多く、オオカミの血は薄まっていくとみられています。
日本では、ニホンオオカミが明治時代に絶滅したとされ、今は野生のオオカミがいません。いなくなったはずの動物が海をこえて戻ってくる話は、日本の人にとっても興味深いものです。
いなくなったはずのオオカミが、海をこえて島にやってきていたなんて驚きです。見た目だけでは見分けがつかないのもふしぎですね。もし出会ってしまったら、走らず落ち着いて、大きな音を出しながらそっと離れましょう。