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驚き

燃料不足のジェット機を無事着陸 43年後に殿堂入り

1983年7月、61人の乗客を乗せてモントリオールからエドモントンへ向かっていたボーイング767が燃料不足になり、マニトバ州の町ギムリの滑走路に緊急着陸しました。「ギムリ・グライダー」と呼ばれるこの出来事から43年。操縦していた機長と副操縦士が、カナダ航空殿堂に入ることが決まったと報じられています。

燃料の量を示す装置の不具合で、機体には目的地まで必要な燃料の半分しか積まれていませんでした。州都ウィニペグまでも届かないと分かり、北へ約80kmのギムリへ向かいます。副操縦士は空軍の訓練でこの基地を知っていました。滑走路ではちょうど自動車クラブのレースが開かれていて、観客や選手は慌てて逃げました。グライダーの経験がある機長は、機体を斜めに傾けて速度を落とす技を使って着陸し、乗客のけがは軽いものだけでした。賞は本来1人か1つの団体に贈られますが、今回は2人一緒の受賞となりました。副操縦士は2015年に亡くなっていて、機長は一緒に受け取れないことだけが残念だと話しています。授賞式は来年9月にカルガリーで開かれる予定です。

日本でも、空の安全を支えるのはパイロット2人の連携だといわれます。万が一の場面で落ち着いて判断できる力は、どの国でも大きな尊敬を集めるようです。

ビバまるのひとこと

燃料が足りない大きなジェット機を、車のレース中の滑走路に無事降ろしたなんて信じられない腕前ですね。43年たってから2人そろっての殿堂入りというのも、チームワークを大切にした機長らしくてすてきです。

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