リドー運河(Rideau Canal)
首都オタワとキングストンを結ぶ全長202kmの運河で、1832年に開通し、2007年にユネスコの世界遺産に登録されました。夏はボートで閘門(こうもん)を通り、冬はオタワ市内の区間が全長7.8kmのスケートリンクになります。2026年の船の運航期間と料金をまとめます。
どんな運河か
リドー運河(Rideau Canal)は、カナダの首都オタワと、キングストン(Kingston)を結ぶ、全長202kmの運河です。カナダ公園局(Parks Canada)が国定史跡として管理しています。
Parks Canada の世界遺産のページ(新しいタブで開く)によると、運河は1812年の米英戦争のあとに計画され、1832年に開通しました。モントリオールからアッパー・カナダ(今のオンタリオ州)の入植地と、キングストンの海軍の造船所へ、兵士と物資を安全に運ぶための水の道でした。キングストンには、運河を守るための要塞もつくられました。2007年に世界遺産に登録されています。
「スラックウォーター」の運河
Parks Canada のリドー運河のページ(新しいタブで開く)では、リドー運河は北米で最もよく保存された「スラックウォーター(slackwater)」の運河とされています。この運河では、閘門(こうもん、lock。水位の違う水面の間で船を上げ下げするしかけ)を通って船が進みます。同じページでは、オタワからキングストンまでの202kmの経路に、閘門のある場所(lockstation)が22か所あると紹介しています。
19世紀の運河づくりの時代のもので、今もほぼ当時の経路のまま、当時の建造物の多くが残った状態で運航を続けている唯一の運河だと説明されています。
夏:ボートで閘門を通る
船の運航期間は、毎年5月のビクトリア・デーのころから10月の感謝祭(Thanksgiving)のころまでです。営業時間のページ(新しいタブで開く)によると、2026年の閘門の営業時間は次のとおりでした。
| 期間(2026年) | 平日 | 週末・祝日 |
|---|---|---|
| 春(5月15日〜6月18日) | 月〜木 10:00〜16:00 | 金〜日と5月18日 9:00〜19:00 |
| 夏(6月19日〜9月7日) | 月〜木 9:00〜18:00 | 金〜日と7月1日・8月3日・9月7日 9:00〜19:00 |
| 秋(9月8日〜10月12日) | 月〜金 10:00〜16:00 | 土・日と10月12日 9:00〜17:00 |
2027年の期間と時間は、Parks Canada の発表を待って確かめます。
冬:リドー運河スケートウェイ
冬には、オタワ市内の運河が凍ってスケートリンクになります。管理するナショナル・キャピタル委員会(National Capital Commission、NCC)のスケートウェイのページ(新しいタブで開く)によると、全長は7.8kmで、開いている間は無料で、毎日24時間滑れます。時期はふつう1月から3月の初めですが、天気によって変わります。
くわしくは「屋外スケートリンク」と「ウィンタールード」にまとめています。
費用
リドー運河の料金のページ(新しいタブで開く)によると、ボートで閘門を通る料金と、係留の料金は、船の長さ1フィートあたりで決まっています(2026年10月時点)。
| 種類 | 料金(1フィートあたり) |
|---|---|
| 閘門の通過(片道) | C$6.00 |
| 閘門の通過(1日) | C$2.25 |
| 閘門の通過(シーズン、レジャー用) | C$11.25 |
| 係留(1泊、日中の係留を含む) | C$1.50 |
| 係留(シーズン、レジャー用、夜間) | C$12.25 |
ここに注意してね!
- リドー運河は、昔の閘門を今も実際に船が通る「生きている」遺産です。見学だけでなく、ボートで通ることもできます。
- ボートの料金は、船の長さ(フィート)で決まります。メートル法に慣れていると、長さの換算が必要です(1フィートは約0.3m)。
- スケートウェイは天気しだいで、開かない日や、シーズン中に閉まる日もあります。
- キングストン側の、セントローレンス川の島々の旅は「サウザンド・アイランド」にまとめています。カナダのほかの世界遺産は「カナダの世界遺産」で紹介しています。
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