ケベック経験プログラム(PEQ, Programme de l'expérience québécoise)
PEQは、ケベック州で働いた一時外国人労働者と、ケベック州で学位などを取った人のための、州の永住の選抜の制度です。2026年7月2日から再び開かれ、申請の受付は2026年10月31日までです。条件は2025年11月19日時点で満たしている必要があり、フランス語の話す力レベル7以上などが求められます。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
PEQとは
ケベック経験プログラム(Programme de l’expérience québécoise、PEQ)は、ケベック州ですでに働いた人や学んだ人を、州に永住する人として選ぶ制度です。選ばれるとケベック州選抜証明書(CSQ)が出て、そのあとIRCCに永住権を申請します(「ケベック州選抜証明書(CSQ)」)。
区分(volet)は2つです。
- ケベック州の一時外国人労働者(Travailleurs étrangers temporaires)
- ケベック州の卒業生(Diplômés du Québec)
この記事は、ケベック州政府のフランス語のページをもとにしています。
再開と受付の期間
ケベック州政府のPEQのページ(新しいタブで開く)によると、2026年10月時点の状況は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プログラムが開かれる期間 | 2026年7月2日から2028年7月2日まで |
| 永住の選抜の申請を受け付ける期間 | 2026年7月2日から2026年10月31日まで |
| 条件を満たしている必要がある日 | 2025年11月19日の時点 |
選抜の条件は、受付が止まる前に適用されていた条件と同じとされています。受付の期間は短く、2026年10月31日で締め切られる予定です。
一時外国人労働者の区分の主な条件
一時外国人労働者の区分のページ(新しいタブで開く)の主な条件です。
- 18歳以上であること
- ケベック州に住んで働くつもりであること
- 一時外国人労働者として、または若者の交流プログラムの参加者として、合法的にケベック州にいること。ワーキングホリデー(permis de vacances-travail)、ヤングプロフェッショナル、インターナショナル・コープの許可を持つ人も含まれます
- ケベック州で、職業分類(CNP、英語のNOC)のFEERの区分0・1・2・3の仕事を、合法的にフルタイム(週30時間以上の有給)で、申請前の36か月のうち24か月以上していること
- 対象外の分野(secteurs inadmissibles)の仕事や、自分が支配している会社での仕事でないこと
- フランス語の話す力がレベル7以上であること
- 一緒に移る配偶者は、フランス語の話す力がレベル4以上であること
職歴などの条件は、2025年11月19日の時点で満たしている必要があります。
ケベック州の卒業生の区分の主な条件
卒業生の区分のページ(新しいタブで開く)の主な条件です。
- 18歳以上で、申請のときに合法的にケベック州にいること
- 申請前の36か月以内に、ケベック州で対象の学位・資格を取ったこと
- 対象の学位・資格:学士(baccalauréat)、修士、博士、技術系のカレッジの卒業資格(DEC technique)、1,800時間以上の職業教育の資格(DEP、またはDEPとASPの合計で1,800時間以上)
- 学業のプログラムの半分以上の期間、学ぶことを主な目的としてケベック州に滞在したこと
- フランス語の話す力がレベル7以上、書く力がレベル5以上であること
- ケベック州で働くつもりで、州に住むつもりであること
- 永住権を得たあと少なくとも3か月、自分の生活を支えると約束すること
- 一緒に移る配偶者は、フランス語の話す力がレベル4相当以上であること
フランス語のレベルの考え方は「ケベック州の移民とフランス語の要件」で扱います。
手順
- 区分ごとの条件を、2025年11月19日の時点で満たしているか確かめる。
- ケベック州政府のオンラインの仕組み「Arrima」で、受付期間(2026年10月31日まで)に永住の選抜の申請を出す(「ケベック州の申請システム(Arrima)と熟練労働者プログラム」)。
- 審査料を払う。書類はカラーでスキャンし、PDFで出す。必要な書類の一覧は、区分ごとの申請書の第2部にあります。
- ケベック州政府から求められたら、60日以内に、民主的な価値とケベック州の価値を学んだ証明(Attestation d’apprentissage des valeurs démocratiques et des valeurs québécoises)を取る。
- 承認されたらCSQを受け取り、IRCCに永住権を申請する。
費用
ケベック州政府の審査料です(2026年1月1日から適用。2026年10月時点)。
| 申請する人 | 金額 |
|---|---|
| 本人(主申請者) | C$940 |
| 配偶者・事実婚のパートナー | C$201 |
| 扶養する子ども(1人) | C$201 |
申請が却下・不受理になっても返金されません。IRCCの永住権の申請料は別にかかります(「州推薦(PNP)の仕組み」の費用の節)。
ここに注意してね!
- ケベック州でワーキングホリデーの許可を持って働いている人も、一時外国人労働者の区分の対象に含まれます。ただし、職歴の長さ(36か月のうち24か月)やフランス語のレベル7など、ほかの条件もすべて満たす必要があります(「ワーホリの後の選択肢」)。
- PEQは、受付の停止と再開がある制度です。2026年10月の受付期間は10月31日までです。次の受付があるか、条件が変わるかは、ケベック州政府の発表で確かめます。
- 英語のページの情報が古い場合があります。数字や期限はフランス語のページで確かめます。
- 自分が対象になるかの判断は、ケベック州移民省(Ministère de l’Immigration, de la Francisation et de l’Intégration、MIFI)、RCIC(登録移民コンサルタント)、弁護士、ケベック州の公証人などに相談してください(「移民コンサルタント(RCIC)と弁護士の選び方」)。
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