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保育の種類と探し方(Child care)

在住駐在
ひとことで言うと

カナダの保育は州・準州の制度で、州の認可を受けた保育(Licensed child care)と、認可のない保育に分かれます。認可保育には保育園のような施設と、家庭で預かる保育があります。探すときは州の検索ツールや地域の相談窓口を使い、早めに申し込みます。

目次
  1. 認可保育と認可のない保育
  2. 保育の主な種類
  3. 州・準州ごとの違い
  4. 手順
  5. 日本との違い・注意点

認可保育と認可のない保育

カナダでは、保育(Child care)は州・準州が決まりを作り、認可を出しています。大きく分けると、州の認可を受けた保育(Licensed child care)と、認可のない保育があります。連邦政府が保育料を下げるために費用を出しているのは、主に認可保育です(「1日10ドル保育と州の保育費支援」)。

認可保育は、州の基準にもとづいて検査を受けます。ブリティッシュコロンビア州(BC)では、地域の保健局(regional health authorities)が認可施設を定期的に検査しています。オンタリオ州では、教育省(Ministry of Education)が保育施設を少なくとも年に1回検査しています。

認可のない保育も、決められた人数の範囲なら合法です。ただし、BC の州政府は、認可のない保育は検査を受けておらず、子どもの安全を見守るのは保護者の責任だと説明しています。

保育の主な種類

州によって呼び方や区分は違いますが、主に次のような種類があります。

  • 施設での保育(Group care、Child care centre、Daycare):乳児から就学前までの子どもを、保育士がいる施設で預かる。
  • 家庭での保育(Family child care、Home child care):保育者の自宅で少人数の子どもを預かる。
  • プリスクール(Preschool):就学前の子どもが、1日数時間通うプログラム。
  • 学童保育(School-age care、Before and after school):学校に通う子どもを、授業の前後に預かる。
  • 自宅での保育:ナニーやベビーシッターに家に来てもらう。ふつう認可の対象ではない。

州・準州ごとの違い

ビバまる

州・準州によってちがうから、住んでいる州・準州を確認してね。

2026年10月時点で、州の公式ページで確かめられた例です。

州区分と人数の例
BC認可保育には、3歳未満の施設保育(最大12人)、2歳半から就学までの施設保育(最大25人)、家庭保育(0〜12歳、最大7人)、プリスクール(2歳半から就学まで、最大20人)などがある。認可のない保育者は、親族でない子どもを2人まで、または1組のきょうだいまで預かれる
オンタリオ州認可施設のほか、認可を受けた事業者(agency)が見守る家庭保育では、13歳未満の子どもを6人まで(保育者自身の4歳未満の子を含む)。認可のない家庭保育は5人まで。キンダーガーテンから6年生までの学校は、需要などがあれば始業前と放課後のプログラムを用意する
ケベック州州の補助を受ける CPE(Centre de la petite enfance)、補助つきの保育園、補助のない保育園、州が認めた家庭保育などがある(「ケベック州の保育(CPE)」)

ほかの州・準州も、雇用・社会開発省(ESDC)の保育のページ(新しいタブで開く)から各州・準州の保育のページに進めます。

手順

  1. 住んでいる州・準州の保育のページで、保育の種類と保育料の支援を確かめる。
  2. 州の検索ツールで認可保育を探す。BC には認可保育の地図(Child Care Map)(新しいタブで開く)があり、市や距離、子どもの年齢、時間で絞り込める。オンタリオ州は州のページ(新しいタブで開く)から地域の保育を探せる。
  3. 気になる施設に連絡し、空きと順番待ち(waitlist)、保育料、時間を確かめる。見学できるか聞く。
  4. 空きが見つからないときは、地域の相談窓口に問い合わせる。BC では地域の Child Care Resource and Referral Centre が相談にのる。
  5. 所得に応じた保育料の補助を使うなら、州や自治体に申し込む。

BC の州政府は、保育の問い合わせ窓口として 1-888-338-6622(月〜金曜日 8:30〜16:30)を案内しています。

ここに注意してね!

  • カナダでは、保護者が施設を探して直接連絡し、空きや順番待ちを確かめるのが一般的な流れです。
  • 人気のある施設は順番待ちが長いことがあります。引っ越しが決まったら早めに探し始めます。
  • 認可のない保育は合法でも、州の検査を受けていません。預ける前に、保育者や環境を保護者自身で確かめます。
  • 学校の年齢になると、キンダーガーテン(「キンダーガーテン」)や学童保育に切り替わります。
  • 親子で無料で通える場所は「親子で通える無料の施設」で扱います。

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教育・子育て学資貯蓄RESP(Registered Education Savings Plan)とCanada Learning BondRESP は、子どもの高校卒業後の教育費をためるための登録制の貯蓄プランです。積み立てると国の補助金(CESG、1人あたり生涯C$7,200まで)が上乗せされ、所得が低い家庭の子どもには積み立てなしで Canada Learning Bond(生涯C$2,000まで)が入ります。子どもの社会保険番号(SIN)が必要です。教育・子育て継承語としての日本語教育(Heritage language・International languages)カナダで育つ子どもが日本語を保つ方法には、家庭、補習校、公立の学区の言語クラスがあります。オンタリオ州では、保護者が23人分以上を書面で求めると、学区はキンダーガーテン〜Grade 8 の国際言語クラスを設けることになっています。BCでは Grade 5〜12 の日本語の州のカリキュラムがあり、どの言語を教えるかは学区が決めます。教育・子育て日本語補習校(補習授業校、Japanese supplementary school)補習授業校は、現地の学校に通う日本人の子どもが、土曜日などに日本の小・中学校の一部の教科を日本語で学ぶ教育施設です。カナダでは、トロント、バンクーバー、モントリオールの補習校に文部科学省が教師を派遣しています。日本の教科書は、条件を満たせば出国前に無償で受け取れます。

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教育・子育て1日10ドル保育($10-a-day child care)と州の保育費支援連邦政府と13の州・準州は、認可保育の保育料を平均で1日C$10に下げることを目指す協定を結んでいます。実際の保育料や支援の仕組みは州・準州ごとに違い、多くの場合、保育施設が補助金を受けて保育料を下げるため、家族の申請は要りません。所得に応じた補助は別に申し込みます。教育・子育てケベック州の保育(CPE、Centre de la petite enfance)ケベック州には、州の補助を受ける保育(CPE、補助つきの保育園、家庭保育)と、補助のない保育園があります。補助つきの保育は2026年の保育料が1日C$9.65で、申し込みは州の「保育の申し込みポータル」で行います。補助つきの料金を使えるかどうかは、親の在留資格で決まります。教育・子育て親子で通える無料の施設(EarlyON・StrongStart BC)オンタリオ州の EarlyON Child and Family Centres(0〜6歳)と、BC の StrongStart BC(0〜5歳)は、親や養育者が子どもと一緒に通える無料の施設です。遊びや読み聞かせ、歌などの活動があり、子育ての相談もできます。保育所とは違い、親が付き添います。教育・子育てキンダーガーテン(Kindergarten)キンダーガーテンは、1年生の前に公立学校で受ける幼児教育です。BC は5歳になる年の9月から1年間、オンタリオ州は4歳・5歳の2年間で、どちらも無料の全日制です。アルバータ州は1年生の前の1年間で、年475時間以上と決められています。入れる年齢と登録の時期は州と学区で違います。