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ケベック州の保育(CPE、Centre de la petite enfance)

在住駐在 ケベック州
ひとことで言うと

ケベック州には、州の補助を受ける保育(CPE、補助つきの保育園、家庭保育)と、補助のない保育園があります。補助つきの保育は2026年の保育料が1日C$9.65で、申し込みは州の「保育の申し込みポータル」で行います。補助つきの料金を使えるかどうかは、親の在留資格で決まります。

目次
  1. ケベック州の保育の種類
  2. 補助つきの保育料と、使える人
  3. 補助のない保育園の費用
  4. 手順
  5. 費用
  6. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

ケベック州の保育の種類

ケベック州では、学校に入る前の子どもの保育を、保育サービス法(Loi sur les services de garde éducatifs à l’enfance)で定めています。州政府の保育の種類のページ(新しいタブで開く)によると、保育は「施設での保育」と「家庭での保育」に分かれ、保育料の仕組みも種類によって違います。

種類(フランス語名)どんな場所か定員保育料
乳幼児センター(Centre de la petite enfance、CPE)子ども用に作られた施設。年齢別のグループ、遊び場、安全な屋外スペースがある1施設100人まで補助つき(州が決めた1日の料金)
補助つきの保育園(garderie subventionnée)CPE と同じような保育を行う、主に営利の保育園1施設100人まで補助つき
補助のない保育園(garderie non subventionnée)同上1施設100人まで保育園ごとに違う
家庭保育(service de garde en milieu familial)調整事務所(bureau coordonnateur)が認めた人が、自宅で保育する6人まで(うち18か月未満は2人まで)。補助者がいれば9人まで(うち18か月未満は4人まで)多くが補助つき

CPE の運営は理事会が行います。保育サービス法(新しいタブで開く)第7条によると、CPE の許可を受けられるのは非営利の法人か協同組合で、理事会は7人以上、うち3分の2以上がその CPE を利用している(または利用する予定の)保護者です。保育園(garderie)には、保護者の諮問委員会を置く決まりがあります。施設の保育には、資格を持つ保育者と、定期的な品質の確認が求められます。家庭保育を行う人は45時間の研修を受けます。

施設の許可(permis)や調整事務所の認定は、健康・安全・発達などの基準を満たすためのものです。自宅で子どもを2人だけ預かる場合や、同じ家に住む子どもを預かる場合を除き、家庭保育には調整事務所の認定が必要です。許可や認定のない保育を見つけた場合は、家族省(Ministère de la Famille)に知らせることができます。

補助つきの保育料と、使える人

保育料のページ(新しいタブで開く)によると、2026年の補助つきの保育料(contribution réduite)は1日C$9.65です。この金額は毎年1月1日に見直されます。

補助つきの料金を使えるのは、ケベック州に住み、次のいずれかにあたる親です(2026年10月時点)。

  • カナダ市民
  • 永住者(永住者カード、永住の確認書類などがある人)
  • 一時滞在の労働者:主に働くためにケベック州に滞在し、勤務地と雇用主の名前が書かれた有効な就労許可を持つ人(または就労許可が免除される人)
  • 留学生:学習のためのケベック州の受け入れ証明書(CAQ)を持ち、ケベック州政府の奨学金を受けている人
  • 認められた難民・保護対象者で、ケベック州の選抜証明書を持つ人
  • 永住権を得る見込みで一時滞在許可を持つ人
  • カナダ国内で永住権の申請を認められた人
  • 難民申請者で、身分証明の書類(DIDA)か更新の申請の証明を持つ人

この条件は、就労許可の種類などによって当てはまるかどうかが変わります。自分の家族が対象かどうかは、保育施設か家族省の窓口に確かめます。

保護者が州の社会扶助などを受けている場合、5歳未満の子どもは、週5日・年261日まで保育料がかからないことがあります。

補助のない保育園の費用

補助のない保育園は、保育料を保育園が決めます。州のページによると、補助のない保育を使う家庭には、家族の所得に応じて額が変わる州の保育費の税額控除(crédit d’impôt pour frais de garde d’enfants)があります。連邦の所得税でも、保育費の控除(Child care expenses deduction)が使えます。連邦の控除は、補助つきでも補助なしでも対象です。

ケベック州の税金は、ほかの州と違ってケベック州歳入庁(Revenu Québec)にも申告します。「ケベック州の税金」で扱います。

手順

  1. 州の「保育の申し込みポータル」(Portail d’inscription aux services de garde、以前の La Place 0-5)で家族の情報を登録する。登録できるのは、すでに生まれた子どもと、新しく養子に迎えた子どもだけ。
  2. ポータルで、希望する保育施設と、保育を始めたい日を登録する。ポータルの地図(新しいタブで開く)で近くの施設を探せる。
  3. 空きが出ると、施設から連絡がある。CPE と補助つきの保育園には、州共通の入所の方針があり、登録した日よりも「保育を始めたい日」が重視される。
  4. 補助つきの料金を使う場合は、在留資格などを示す書類を施設に出す。
  5. 補助のない保育園や、家庭保育については、施設や調整事務所に直接問い合わせる。

費用

  • 補助つきの保育(CPE、補助つきの保育園、補助つきの家庭保育):1日C$9.65(2026年。毎年1月1日に見直し)
  • 補助のない保育園:保育園ごとに違う(州の税額控除と連邦の控除がある)

いずれも2026年10月時点の内容です。施設によっては、食事や行事などの費用が別にかかることがあります。

ここに注意してね!

  • ケベック州の補助つきの保育料は、州が決めた1日の定額です。一方、補助つきの料金を使えるかどうかは親の在留資格で決まり、一時滞在者は条件に当てはまらないことがあります。
  • 生まれる前の子どもは申し込みポータルに登録できません。出産後、早めに登録します。
  • 補助つきの保育は人気があり、すぐに入れないことがあります。補助のない保育園や家庭保育も合わせて探します。
  • ほかの州の保育の制度は「保育の種類と探し方」と「1日10ドル保育」で説明しています。
  • 問い合わせ先:家族省の案内窓口 1 855 336-8568(無料)。

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