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大学とカレッジの違い(Universities and colleges)

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ひとことで言うと

カナダの高校卒業後の教育は、主に大学(University)とカレッジ(College)に分かれます。大学は学士・大学院の学位、カレッジは修了証・ディプロマ・職業訓練を中心にしていますが、州によってはカレッジでも学位を出します。留学生が学習許可を申請するには、指定教育機関(DLI)の入学許可書が必要です。

目次
  1. 大学とカレッジの役割
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 留学生と指定教育機関(DLI)
  4. 手順
  5. 日本との違い・注意点

大学とカレッジの役割

カナダの高校卒業後の教育(Post-secondary education)は、州・準州ごとに仕組みが違います。BC の州政府の教育機関の検索ページ(新しいタブで開く)も、制度・プログラム・資格は州ごとに違うと説明しています。

それでも、多くの州で共通する大まかな分け方があります。オンタリオ州の大学・カレッジの案内ページ(新しいタブで開く)では、次のように説明しています。

種類主に出すもの
大学(University)学士(Undergraduate)と大学院(Graduate)の学位、専門職のプログラム
カレッジ(College)修了証(Certificate)、ディプロマ(Diploma)、職業訓練(Apprenticeship)、学位
先住民の教育機関(Indigenous Institute)修了証、ディプロマ、職業訓練、学位

大学は学位を中心に、カレッジは仕事に直結する短めのプログラムを中心にしています。ただし、カレッジでも学位を出すことがあるため、学校の種類だけでなく、プログラムごとに何の資格が取れるかを確かめます。

州・準州ごとの違い

ビバまる

州・準州によってちがうから、住んでいる州・準州を確認してね。

項目オンタリオ州BCケベック州
公立の機関州が補助する大学23、カレッジ24、先住民の教育機関9公立の高等教育機関25大学、カレッジ(CEGEP)など
私立の機関登録された職業カレッジ(Career college)など500以上州が認めた私立の学位授与機関、私立の職業訓練校(PTIB が監督)公立と私立の両方がある
特徴大学とカレッジで出願の窓口が違うカレッジやインスティテュートも学位を出せる。機関の間で単位を移しやすい高校(中等教育5年)のあと、大学の前に CEGEP がある

オンタリオ州

オンタリオ州では、多くの学校が高校卒業資格を出願の条件にしています。高校卒業資格がない19歳以上の人も、多くの場合は出願できます。出願の条件は学校ごとに決めています。

出願の窓口は、公立のカレッジは ontariocolleges.ca、大学は Ontario Universities’ Application Centre(OUAC)です。先住民の教育機関、パートタイムの学生、留学生、職業カレッジなどは、学校に直接出願します。出願の流れは「大学・カレッジへの出願」で扱います。

BC

BC の州政府は、BC の高等教育は「統合された」仕組みだと説明しています。機関の間で単位を移す仕組み(Transfer)が整っていて、カレッジやインスティテュートも学位のプログラムを出せます。私立の職業訓練校は私立訓練法(Private Training Act)のもとで、州の私立訓練機関部(Private Training Institutions Branch、PTIB)が監督しています。

ケベック州

ケベック州では、中等教育(5年)のあとにカレッジ(CEGEP)に進みます。州の教育制度のページ(新しいタブで開く)によると、大学進学コースは2年、技術コースは3年で、どちらも修了するとカレッジ卒業証書(Diploma of College Studies、DCS)を受け取ります。大学の学士課程は3〜4年です。くわしくは「ケベック州のCEGEP」で扱います。

留学生と指定教育機関(DLI)

留学生が学習許可(Study permit)を申請するには、指定教育機関(Designated Learning Institution、DLI)の入学許可書(Letter of acceptance)が必要です。IRCC の DLI のページ(新しいタブで開く)は、DLI を「州・準州政府が留学生の受け入れを認めた学校」と説明しています。小学校・中学校・高校はすべて DLI です。高校卒業後の教育機関は、IRCC の一覧で DLI かどうかと DLI 番号を確かめられます。申請書には DLI 番号を書きます。

卒業後就労許可(Post-Graduation Work Permit、PGWP)の対象になるかどうかは、学校だけでなくプログラムによって違います。言語能力や分野の条件もあります。判断は IRCC の案内か、RCIC(登録移民コンサルタント)に相談してください。学費は「留学生の学費」で扱います。

手順

  1. 取りたい資格(学位、ディプロマ、修了証など)と分野を決める。
  2. 州の案内ページで、公立・私立の大学とカレッジを調べる。
  3. 留学生の場合は、IRCC の一覧で学校が DLI かどうかと、プログラムが PGWP の対象かを確かめる。
  4. 学校ごとの出願条件と出願の窓口を確かめて出願する。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • カナダの「カレッジ」は、州によっては学位も出し、BC のように大学へ単位を移す仕組みが整った州もあります。日本の学校の種類にそのまま当てはめずに、プログラムごとの資格で比べます。
  • 大学やカレッジは州が管轄しているため、同じ名前の資格でも州によって中身が違うことがあります。
  • 私立の学校を選ぶときは、州の監督のもとにあるか(BC なら PTIB)と、留学するなら DLI かどうかを確かめます。
  • ケベック州では、高校のあと CEGEP を経て大学に進むのが一般的な流れで、ほかの州と学年の数え方が違います。

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