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レストランの基本(Eating out in Canada)

ひとことで言うと

カナダのレストランでは、メニューの値段に税金が会計で加わることがあり、チップを払う習慣もあります。ケベック州では、支払い端末のチップの割合は税抜きの金額で計算する決まりです。お酒の年齢確認、店の衛生検査の結果の公開、テラス席の禁煙など、外食に関わる公的なルールをまとめます。

目次
  1. 外食に関わる公的なルール
  2. メニューの値段と会計
  3. チップ
  4. お酒を頼むとき
  5. 店の衛生検査の結果
  6. 手順
  7. 費用
  8. 日本との違い・注意点

外食に関わる公的なルール

カナダのレストランでの過ごし方は、店によって違います。この記事では、公式に決まっていることに絞って、外食のときに知っておくとよい点をまとめます。

場面主なルールくわしい記事
値段税金は会計で加わることがある。税金以外の必ずかかる手数料をあとから足すのは問題とされるこのページ
チップ払う義務や割合の法律はない。ケベック州は端末の表示に決まりがあるチップの相場と払い方
お酒飲める年齢は州で違い、身分証明書を求められる飲酒年齢は州で違う
たばこテラス席やその近くも禁煙の州がある公共の場での飲酒と喫煙
アレルギー注文のときに伝える食物アレルギーの伝え方

メニューの値段と会計

メニューの値段には、物品サービス税(GST)・統一売上税(HST)・州の売上税が含まれていないことがあり、その場合は会計で加わります。税率は州・準州で違います。食べ物の税金は食品にかかる税金(GST/HST)で説明します。

連邦の競争局(Competition Bureau Canada)は、ドリップ・プライシング(drip pricing)のページ(新しいタブで開く)で、安い値段を見せておき、あとから必ず払う手数料を足して、見せた値段では買えないようにするやり方を問題にしています。競争局によると、必ず払う費用として上乗せしてよいのは、売上税のような政府が決めた固定の費用だけです。

会計の前に、請求書の内訳(料理、税金、サービス料の行があるか)を確かめると安心です。

チップ

カナダには、客が店の人にチップを払う習慣があります。払う義務や割合を決めた法律はありません。払い方と州の法律での扱いはチップの相場と払い方で説明しています。

ケベック州の支払い端末のルール

ケベック州では、店がチップの金額を提案するときの決まりがあります。ケベック州政府の発表(新しいタブで開く)によると、2025年5月7日から次のルールが適用されています。ケベック州消費者保護局(Office de la protection du consommateur、OPC)のページ(新しいタブで開く)の内容とあわせてまとめます。

  • 割合(%)で示すチップは、GSTとQSTを足す前の金額で計算する。
  • 表示できるのは、提案する金額と、客が自分で金額を決める選択肢だけ。
  • どの選択肢も同じように見せ、どれかを選ぶよう誘う表示をしない。
  • 支払い端末などでチップの金額を提案するすべての店が対象。

この決まりはケベック州のものです。

お酒を頼むとき

お酒を飲める年齢は州・準州で違います(18歳か19歳)。若く見える人は、政府発行の写真つき身分証明書を求められることがあります。くわしくは飲酒年齢は州で違うで説明しています。

店の外の公園や路上で飲めるかどうかは、州や市のルールで決まっています。公共の場での飲酒のルールにまとめています。

店の衛生検査の結果

市や地域の保健当局が飲食店を検査し、結果を公開しているところがあります。たとえばトロント市は、DineSafeという制度(新しいタブで開く)で検査の結果を公開しています。結果は「Pass(合格)」「Conditional Pass(条件つき合格)」「Closed(営業停止)」の3つで、店の名前や住所で探せます。

ほかの市でも同じような公開をしていることがあります。住んでいる市の保健当局のページで調べられます。

手順

レストランで食事をするときの流れの一例です。

  1. メニューの値段に税金が含まれているかを見ておく。
  2. 食物アレルギーがあれば、注文のときに伝える。
  3. お酒を頼むときは、写真つきの身分証明書を持っておく。
  4. 会計のとき、請求書の内訳(税金、サービス料)を確かめる。
  5. カードで払うときは、端末に出るチップの選択肢と合計額を確かめてから決める。

費用

料理の値段は店によって違います。税金は州・準州によって違い、会計で加わることがあります(2026年10月時点)。チップの額に法律の決まりはありません。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 値段の見え方が違う:日本では、事業者が消費者に示す値段は消費税を含めた総額で表示する義務があります(国税庁のページ(新しいタブで開く))。カナダでは、税金が会計で加わることがあります。会計の前に合計額を確かめます。
  • チップがある:日本にはないチップの習慣があります。払うかどうか、いくら払うかは客が決めます。
  • ケベック州の端末は税抜きで計算:ケベック州では、端末に出るチップの割合は税抜きの金額で計算されます。
  • お酒の年齢確認:日本では、成年年齢が18歳になったあともお酒は20歳からです(法務省のページ(新しいタブで開く))。カナダは州により18歳か19歳です。年齢を確かめられたときに出せる身分証明書を持っておきます。
  • たばこ:店のテラス席やその近くも禁煙の州があります。公共の場での飲酒と喫煙で説明しています。

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