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公共の場での飲酒のルール(Drinking in public places)

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ひとことで言うと

BC、オンタリオ州、アルバータ州では、お酒を飲める場所を州の法律が決めていて、家や許可を受けた店のほかは、市などが指定した場所に限られます。車の中に開けたお酒を置くことも州の法律で制限されています。都市ごとの公園の細かい条件は「公共の場での飲酒と喫煙」の記事にまとめています。

目次
  1. 飲める場所は法律で決まっている
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 車の中のお酒
  4. 手順
  5. 日本との違い・注意点

飲める場所は法律で決まっている

カナダでは、お酒を飲める場所を州・準州の法律が決めています。読んだ州の法律では、BC、オンタリオ州、アルバータ州のどれも、家と、許可を受けた店などのほかは、原則としてお酒を飲めないという形になっています。そのうえで、市や公園の管理者が指定した場所で飲めるようにする仕組みがあります。

このため、同じ州の中でも、市や公園によって飲める場所が違います。バンクーバー、トロント、モントリオールの公園の細かい条件は、公共の場での飲酒と喫煙にまとめています。この記事では、州の法律の決まりと、車の中のお酒のルールを説明します。

州・準州ごとの違い

州飲める場所(州の法律)市などが指定できる場所
BC家、私有地(private place)、許可で飲酒が認められた場所など市、地域、公園委員会が条例で指定した公共の場所。条例に飲める時間を書く必要がある
オンタリオ州家、飲酒を認める許可のある場所、規則で決めた私有地市議会の条例で指定した公共の場所。州立公園では管理者が指定し、看板などで示した場所
アルバータ州家、一時的な住まい、許可を受けた店、規則で決めた場所公園の持ち主・管理者が指定し、看板を出したピクニック場。市が条例で指定したエンターテインメント地区
ケベック州―モントリオール市は、公園でのお酒を原則禁止とし、ピクニック場で食事と一緒のときなどを例外にしている

(2026年10月時点)

BC

BCの酒類の管理と許可の法律(Liquor Control and Licensing Act)(新しいタブで開く)の73条は、家、私有地、許可で飲酒が認められた場所などのほかでは、お酒を飲むことも、開けた容器のお酒を持っていることも禁じています。

同じ条文で、市(municipality)、地域(regional district)、バンクーバーの公園委員会(Park Board)は、条例で公共の場所を飲酒できる場所に指定できます。条例には、飲める時間を書く必要があります。

オンタリオ州

オンタリオ州の酒類の許可と管理の法律(Liquor Licence and Control Act, 2019)(新しいタブで開く)の41条は、家、飲酒を認める許可のある場所、規則で決めた私有地のほかでは、お酒を持つことも飲むことも禁じています。

例外として、市議会が条例で指定した公共の場所と、州立公園で管理者が指定し、看板などで示した場所では飲めます。トロント市はこの仕組みで、指定した公園での飲酒を認めています(トロント市のページ(新しいタブで開く))。

アルバータ州

アルバータ州のギャンブル・酒類・大麻の法律(Gaming, Liquor and Cannabis Act)(新しいタブで開く)の89条は、公共の場所や、家・一時的な住まい・許可を受けた店・規則で決めた場所のほかで、お酒を飲むことを禁じています。

例外は次の2つです。

  • 公園のピクニック場:公園の持ち主か管理者が指定し、飲めること・場所・時間を書いた看板を出している場所では、決められた時間に飲めます。警察官などが、酔っていると判断して飲むのをやめるよう求めたときは、やめなければなりません。
  • エンターテインメント地区:市が条例で指定した地区では、市の条例に従って飲めます。

たとえばカルガリー市は、公園の飲酒のページ(新しいタブで開く)で、指定したピクニックテーブル、大きなピクニック場、一部の広場、冬のたき火台で、11時から21時まで飲めるとしています。公共の場で酔うことや、立ち小便などの迷惑な行いは認めないとしています。

ケベック州

モントリオール市の公園での過ごし方のページ(新しいタブで開く)によると、公園での飲酒は禁止です。ピクニック場で食事と一緒に飲むとき、または特別な催しの許可を受けたときは例外です。ほかの市のルールは市ごとに確かめます。

車の中のお酒

運転とお酒のルールも、州の法律にあります。

  • BC:BCの法律の76条は、お酒を持っているとき、または車にお酒があるときに車を運転することを、原則として禁じています。例外は、封を切っていない容器に入っている場合などです。
  • オンタリオ州:オンタリオ州の法律の42条は、車やスノーモービルを運転したり管理したりしているとき(止まっていても)、車にお酒があることを禁じています。例外は、封を切っていない容器に入っている場合と、閉じた荷物に入っていて車内の人がすぐ取り出せない場合です。警察官は、お酒が違法に置かれていると考える理由があれば、令状なしで車を調べられます。

オンタリオ州の条文では、封を切っていない容器か、閉じた荷物に入れて運ぶことが例外になっています。飲酒運転の罰則は飲酒・大麻運転の罰則で扱います。

手順

公園やビーチでお酒を飲みたいときの確かめ方です。

  1. その場所がある市のウェブサイトで、飲酒できる公園やビーチが指定されているかを調べる。
  2. 指定されていれば、飲める時間、場所の範囲、年齢、ガラス容器の扱いなどの条件を読む。
  3. 公園の看板の表示を確かめる。
  4. 帰りに運転する人は飲まない。残ったお酒は封のできる状態にして運ぶ。

ここに注意してね!

  • 路上や公園で缶を開けない:この記事で見た州では、指定された場所のほかでは公共の場で飲めません。BCでは、開けた容器のお酒を持っているだけでも禁止の対象です。
  • 飲める年齢も州で違う:18歳の州と19歳の州があります。飲酒年齢は州で違うで説明しています。
  • お酒の買い方:どこで売っているかも州で違います。お酒の買い方で説明しています。
  • 車の中に開けたお酒を置かない:同乗者が飲んでいなくても、開けたお酒が車にあるだけで違反になることがあります。
  • 自分の行いが違反かどうか:判断に迷うときは、市や州の窓口、または弁護士に確かめます。

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