日本人のためのカナダ情報
医療・保険

薬局・薬

医療・保険日本から薬を持ち込むとき(Bringing health products into Canada for personal use)カナダに住んでいない人(旅行者、ワーホリ・留学・就労許可で滞在する人)は、自分用の処方薬・市販薬を持ち込めます。目安は90日分か1回の治療分の少ないほうで、薬局の袋や元の箱・ラベルのままにしておきます。睡眠薬や鎮痛薬など規制物質を含む薬は、条件がさらに細かく、入国時の申告が必要です。医療・保険州の薬代補助(Fair PharmaCare・OHIP+・RAMQの薬の保険など)薬局の処方薬は州の医療保険とは別で、州ごとの薬代補助があります。BCは所得に応じたFair PharmaCare、アルバータ州は65歳以上の高齢者向けの保険と保険料を払って入るNon-Group Coverage、オンタリオ州は65歳以上のODB・24歳以下のOHIP+・高額な人向けのTrillium、ケベック州は薬の保険への加入が義務です。仕組みと負担額を州ごとにまとめます(2026年10月時点)。医療・保険市販薬と日本の薬の違い(Non-prescription drugs and natural health products)カナダの市販薬には、Health Canadaが販売を認めた印として8けたの番号(医薬品はDIN、サプリメントなどの自然健康製品はNPNかDIN-HM)がラベルに付いています。処方薬かどうかは国のリストで決まり、市販薬の売り場や薬剤師の関わり方は州・準州がさらに決めます。医療・保険国の薬代補助(National Pharmacare・Pharmacare Act)の対象2024年10月10日に成立したファーマケア法(Pharmacare Act)にもとづき、連邦政府と協定を結んだ州・準州では、避妊薬と糖尿病の薬が薬局で無料になります。2026年10月時点で協定を結んでいるのはBC・マニトバ州・PEI・ユーコン準州の4つです。ほかの州・準州では、これまでの州の薬代補助を使います。医療・保険薬剤師が処方できる薬と軽い病気(Pharmacist prescribing)カナダの多くの州では、薬剤師が軽い病気を判断して薬を処方したり、処方を更新したりできます。BCは21の軽い病気、アルバータ州は処方の更新・調整と緊急時の処方(追加の資格がある薬剤師は新しい処方も)、オンタリオ州は膀胱炎や結膜炎など多くの症状が対象で、州の住民は無料です。ケベック州も一部の処方をRAMQの対象として無料で行います(2026年10月時点)。医療・保険処方薬の受け取り方と薬局(Prescriptions and pharmacies)カナダでは、医師などが出した処方箋を自分で選んだ薬局に持って行き、薬を受け取ります。薬局の薬代は州の医療保険の対象外のことが多く、州の薬代補助、勤め先の保険、民間の保険がなければ自分で払います。薬剤師は処方の更新や軽い病気の処方もでき、BCでは軽い病気の相談が薬局で無料です(2026年10月時点)。医療・保険予防接種(インフルエンザ・COVID-19など、Vaccines)カナダでは、生後6か月以上のほぼすべての人に毎年秋のインフルエンザの予防接種が勧められています。BC とオンタリオ州では、条件を満たす人はインフルエンザと COVID-19 の予防接種を無料で受けられ、薬局でも受けられます。対象や予約の方法は州ごとに違います。