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オンタリオ州の医療保険(OHIP、Ontario Health Insurance Plan)

在住留学ワーホリ駐在 オンタリオ州
ひとことで言うと

オンタリオ州に住む人の公的医療保険はOHIPです。いまは待機期間がなく、条件を満たせばすぐに対象になります。申し込みはServiceOntarioの窓口で、本人が3種類の書類の原本を見せて行います。就労許可の人はフルタイムで6か月以上働くことなどが条件で、留学生は対象の区分に入っていません。

目次
  1. OHIPとは
  2. 待機期間はない
  3. 加入できる人
  4. 手順
  5. カバーされるもの・されないもの
  6. 認められなかったとき
  7. 日本との違い・注意点
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ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

OHIPとは

オンタリオ州健康保険(Ontario Health Insurance Plan、OHIP)は、オンタリオ州が運営する公的な医療保険です。加入すると、ヘルスカード(Health card)が発行されます。

加入は自動ではありません。オンタリオ州政府のページ(新しいタブで開く)によると、ServiceOntario の窓口に本人が行って申し込みます。

待機期間はない

州は、OHIPの待機期間はもうないと明記しています。条件を満たしていれば、すぐに保険の対象になります。

BC州やケベック州のように数か月待つ必要はありませんが、申し込まないと保険は使えません。オンタリオ州に住み始めたら、早めに窓口へ行きます。

加入できる人

次の すべて にあてはまることが最低条件です。

  • 12か月のうち153日以上、オンタリオ州に実際にいる
  • 居住を始めてから最初の183日のうち、153日以上オンタリオ州に実際にいる
  • オンタリオ州を主な住まいにしている

そのうえで、次の どれか1つ にあてはまる必要があります。

区分主な条件
カナダ市民—
先住民(連邦インディアン法に登録)—
永住者—
永住権の申請者IRCCから、申請が審査の対象になったという確認を受けている
就労許可有効な就労許可でオンタリオ州にいて、オンタリオ州の雇用主のもとで、フルタイムで6か月以上働く。配偶者・被扶養者も対象になる場合がある
住み込み介護者連邦の住み込み介護者プログラム(Live-in Caregiver Program)の就労許可を持つ
季節農業労働者季節農業労働者プログラムの参加者
難民・保護対象者条約難民、またはそのほかの保護対象者
一時滞在許可(TRP)一部の種類だけ(例:ケースタイプ86〜95)
聖職者カナダに合法的に滞在でき、オンタリオ州でフルタイムで聖職に就く。配偶者・被扶養者も対象になる場合がある

留学生・ワーキングホリデーの人

州のページの対象区分には、留学生(学習許可の人)は入っていません。留学生の保険は、学校に確かめておきます。

ワーキングホリデーなどのオープンワークパーミットの人も、上の「就労許可」の条件(オンタリオ州の雇用主のもとでフルタイム6か月以上)を満たすかどうかで決まります。自分が対象になるかの判断は、ServiceOntarioに問い合わせてください。

手順

  1. 加入の条件を確かめる。
  2. 登録用紙(新しいタブで開く)を用意する。
  3. 下の3種類の書類の原本をそろえる。
  4. ServiceOntario の窓口に本人が行き、用紙と書類を出す。
  5. ヘルスカードが郵送されるのを待つ。

必要な書類

必要書類のページ(新しいタブで開く)によると、3つの区分からそれぞれ1つずつ、別々の書類を出します。1つの書類で2つの区分を兼ねることはできません。コピーは受け付けられません。

証明するもの書類の例
市民権・在留資格カナダのパスポート、出生証明書、PRカード、就労許可(オンタリオ州の雇用主のもとでフルタイムで働いている証明が必要)
オンタリオ州の居住オンタリオ州の運転免許証、公共料金や電話の請求書、給与明細、固定資産税の請求書
本人確認クレジットカード、パスポート(どの国のものでも可)、社員証、学生証

居住の証明は、原本、印刷したもの、デジタル画像のどれでもよいとされています(コピーは不可)。

就労許可の人の雇用主の書類

就労許可で申し込む人は、雇用主の書類(契約書または手紙)が必要です。会社のレターヘッドに書かれ、雇用主の署名と日付があるもの(原本またはデジタル)で、次のことが書かれている必要があります。

  • フルタイムで働いていること
  • 職名・職種
  • 働き始めた日
  • 6か月以上雇うつもりであること

カバーされるもの・されないもの

州の説明(新しいタブで開く)では、主に次のように分かれています(2026年10月時点)。

区分主な内容
対象医師の診察(医学的に必要なビデオ・電話の診療を含む)、入院中の医療・看護・薬・検査、医師の指示による検査
一部対象目の検査(20歳未満は年1回、65歳以上は18か月に1回など)、足の治療(ポディアトリー、1回7〜16ドル、年135ドルまで)、救急車(状況により一部または全部)
対象外病院の外で出される処方薬、歯科医院での歯科治療、眼鏡・コンタクトレンズ、美容目的の手術、実験的な医療

認められなかったとき

申し込みが認められなかったときは、OHIP資格審査委員会(OHIP Eligibility Review Committee)に見直しを求められます。その結果に納得できないときは、30日以内に保健サービス不服審査委員会(Health Services Appeal and Review Board)に申し立てができます。

ここに注意してね!

  • OHIPには待機期間がありませんが、ServiceOntarioの窓口で申し込むまでは使えません。
  • 就労許可の人は、オンタリオ州の雇用主のもとでフルタイムで6か月以上働くことが条件です。仕事が決まる前は対象にならないことがあります。
  • 留学生は州の保険の対象区分に入っていません。到着前に学校の保険や民間の保険を確かめておきます。
  • 病院の外の処方薬や歯科医院の治療は対象外です。会社の福利厚生や民間保険で補うかどうかを考えておくと安心です。
  • 自分が対象になるかの判断は、ServiceOntarioに問い合わせてください。

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