成人年齢と年齢確認(Age of majority、州ごと)
ひとことで言うと
カナダの成年(Age of majority)は州・準州の法律で決まり、18歳の州と19歳の州があります。お酒や大麻の年齢は成年とは別に決まっていて、成年が18歳でもお酒は19歳からという州もあります。お店では写真付きの身分証明書で年齢を確かめられます。
成年は州・準州が決める
カナダでは、何歳で成年(Age of majority)になるかを、連邦ではなく州・準州が法律で決めています。成年に達すると、法律上の未成年(Minor)ではなくなります。
移民・難民・市民権省(IRCC)の未成年の留学についてのページは、州・準州ごとの成年を次のように示しています(IRCCのページ(新しいタブで開く))。
州・準州ごとの違い
ビバまる
州・準州によってちがうから、住んでいる州・準州を確認してね。
| 成年 | 州・準州 |
|---|---|
| 18歳 | アルバータ州、マニトバ州、オンタリオ州、プリンスエドワードアイランド州、ケベック州、サスカチュワン州 |
| 19歳 | ブリティッシュコロンビア州(BC)、ニューブランズウィック州、ニューファンドランド・ラブラドール州、ノースウエスト準州、ノバスコシア州、ヌナブト準州、ユーコン準州 |
法律では、たとえば次のように決まっています。
- BC:成年年齢法(Age of Majority Act)で、1970年4月15日から、21歳ではなく19歳で成年になるとしています。
- オンタリオ州:成年年齢・責任法(Age of Majority and Accountability Act)で、18歳で成年になり、未成年ではなくなるとしています。
- アルバータ州:成年年齢法(Age of Majority Act)で、18歳で成年になるとしています。
お酒・大麻の年齢は別
お酒や大麻を買える年齢は、成年とは別の法律で決まっています。成年が18歳の州でも、お酒は19歳からという州があります(オンタリオ州、サスカチュワン州、プリンスエドワードアイランド州)。
| 項目 | 主な年齢 | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| お酒 | 18歳(アルバータ州、マニトバ州、ケベック州)、ほかは19歳 | 「飲酒年齢は州で違う」 |
| 大麻 | 州で違う(18歳〜21歳) | 「大麻の州ごとのルール」 |
年齢確認
お酒や大麻を買うとき、バーやクラブに入るときは、写真付きの身分証明書で年齢を確かめられることがあります。BCでは、お店が2枚の身分証明書を確かめることがあります(「飲酒年齢は州で違う」)。運転免許証を持たない人向けに、州が写真付きの身分証を出しています(「州の身分証」)。
子どもと留学
IRCCによると、成年に達していない子どもが留学する場合、17歳未満は親か法定後見人と一緒に来るか、カナダにいる後見人(Custodian)が必要です。17歳以上なら後見人は任意ですが、審査官が求めることがあります。どちらになるかは、住む州・準州の成年で変わります。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 日本では、2022年4月1日から民法の成年年齢が18歳になりました。お酒とたばこの年齢制限は20歳のままです(法務省のページ(新しいタブで開く))。カナダでは、成年もお酒の年齢も州で違います。
- 同じ人でも、州を移ると成年かどうかが変わることがあります。BCでは18歳は未成年です。
- 契約や留学の手続きで、成年かどうかが関係することがあります。個別の判断が必要なときは、州の窓口や弁護士、留学ならIRCCに確かめてください。
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