日本への荷物と関税(International shipping)
カナダから日本へ荷物を送るとき、カナダ・ポストには速さと追跡の有無が違う4つの国際便があります。税関の申告書(Customs form)を付けて送り、日本では受け取る人に関税や消費税がかかることがあります。課税価格が1万円以下なら原則として免除されますが、例外もあります。
カナダ・ポストの国際便
カナダの郵便会社カナダ・ポスト(Canada Post)には、日本を含む海外向けに次の4つのサービスがあります(2026年10月時点、カナダ・ポストのページ(新しいタブで開く))。日数は営業日の目安です。
| サービス | 航空便 | 船便 | 追跡 | 補償(C$100まで) |
|---|---|---|---|---|
| Xpresspost International | 4〜7日(期日の保証あり) | なし | あり | あり |
| Tracked Packet International | 6〜10日 | なし | あり | あり |
| International Parcel | 12日以上 | 4〜12週 | なし | あり |
| Small Packet International | 6〜10日 | 4〜12週 | なし | なし |
- Small Packet は、軽くて値段の安い物向けの、最も簡素なサービスです。追跡も補償もありません。
- C$100を超える補償は、Xpresspost International と International Parcel で追加料金を払えば付けられます。
- 日数は大都市間の目安で、出発地、届け先、天候などで変わります。
- オプションは、出すときに選ぶ必要があります。
料金は大きさ・重さ・サービスで変わるので、カナダ・ポストのサイトの料金見積もり(Get a price estimate)で確かめます。
カナダ・ポストの日本向けの案内(新しいタブで開く)によると、日本向けのサービスごとの上限は次のとおりです(2026年10月時点)。
| サービス | 重さの上限 | 補償の上限 |
|---|---|---|
| Xpresspost International | 30kg | C$1,000 |
| International Parcel(船便) | 30kg | C$1,000 |
| Tracked Packet International | 2kg | C$100 |
| Small Packet(航空便・船便) | 2kg | なし |
手紙・書類の料金
手紙や書類なら、切手で送れます。カナダ・ポストの切手の料金のページ(新しいタブで開く)によると、日本を含む国際郵便の料金は次のとおりです(2026年10月時点、税別)。
| 種類・重さ | 料金 |
|---|---|
| 定形30gまで | C$3.65 |
| 定形30gを超え50gまで | C$5.21 |
| 定形外・大型100gまで | C$8.60 |
| 定形外・大型100gを超え200gまで | C$14.99 |
| 定形外・大型200gを超え500gまで | C$29.96 |
500gを超えるものは小包のサービスを使います。日本あての手紙では書留(Registered Mail)も使えますが、貴重品は送れません。
日本向けに送れない物
カナダ・ポストの日本向けの案内は、カナダから郵便で送れない物(non-mailable matter)に加えて、日本向けに送れない物として次のような物を挙げています(2026年10月時点、主なもの)。
- 肉・肉製品、乳製品と鳥の卵、魚
- 生きた動物と動物の製品、骨・羽毛・血液などの動物検疫の対象の物
- 穀物、油の原料になる種、果物、野菜などの植物の製品、肥料
- コーヒー、茶、マテ茶、香辛料
- 医薬品(厚生労働省の省令で決められた物を除く)、麻薬、向精神薬
- 武器・銃とその部品、弾薬、おもちゃやレプリカを含む
- 燃えやすい物、爆発物
- 偽の通貨や切手、特許・商標・著作権を侵害する物
- 北朝鮮からの、または北朝鮮で作られた書類や品物
同じ案内は、食品、化粧品、医薬品、食器、乳児用のおもちゃなどは、日本の法律で承認が必要になることがあるとしています。送る前に、日本の税関や担当の役所の条件を確かめます。
必要な書類
- 税関の申告書は、英語、フランス語、日本語のどれかで書けます。
- 商品や見本を送るときは、送り状(invoice)が2通必要です。
- 20万円を超える物には、原産地証明書が必要です。
- 贈り物、商品、見本など、送る目的をはっきり書きます。
税関の申告書
海外に荷物を送るときは、中身を書く税関の申告書(Customs form)を付けます。カナダ・ポストのサイトから、オンラインで作れます。品名、数、値段は正確に書きます。日本の税関は、品物の値段をもとに課税価格を決めます(下の節)。
日本で受け取る人の関税・消費税
日本の税関によると、海外から届く物は、個人で使う物や贈り物でも、原則として関税がかかります(税関のページ(新しいタブで開く))。
- 1万円以下は原則免除:課税価格が1万円以下の荷物は、原則として関税、消費税、地方消費税が免除されます。ただし、酒税やたばこ税は免除されません。郵便物では、1つの包装に入った物の課税価格の合計で決まります(税関のカスタムスアンサー(新しいタブで開く))。
- 免除にならない物:革のバッグ、パンスト・タイツ、手袋・履物、スキー靴、ニットの衣類などは、個人で使うための贈り物として居住者に贈られた場合を除き、1万円以下でも免除されません。
- 課税価格の計算:個人が自分で使うために輸入する物は、海外の小売価格に0.6を掛けた額が課税価格です。それ以外の物は、品物の値段に送料と保険料を足した額です。
- 分けて送った場合:重さの制限などで2個以上に分けた郵便物は、合計が課税価格になります。
- 簡易税率:課税価格の合計が20万円以下なら、品目を7つに分けた簡易税率が使われます(例:衣類10%、その他5%、ワインは1リットル70円)。関税とは別に、消費税と地方消費税がかかります。
手順
- 送る物が日本で輸入できる物か、カナダから送れる物かを、日本の税関とカナダ・ポストのページで確かめる。
- 急ぐか、追跡が要るか、補償が要るかで、サービスを選ぶ。
- 料金見積もりで、重さと大きさから料金を比べる。
- 税関の申告書を作り、品名・数・値段を正確に書く。
- 郵便局で出し、追跡番号があれば控えておく。
- 受け取る人に、関税や消費税がかかることがあると伝えておく。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 日本では、課税価格が1万円以下の荷物は原則として関税などが免除されますが、革製品やニットの衣類など、免除にならない物もあります。値段の高い物を送るときは、受け取る人に税金がかかることがあります。
- Small Packet International には追跡も補償もありません。大事な物は、追跡と補償のあるサービスを選ぶと安心です。
- カナダで買った物を日本へ送るときと、日本から物を取り寄せるときでは、かかる税金が違います。カナダで受け取るときのルールは「ネット通販と関税」で扱います。
- 個別の物が送れるか、いくら税金がかかるかは、日本の税関やカナダ・ポストに確かめてください。
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