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レンタカーの借り方(Car rental)

ひとことで言うと

カナダでレンタカーを借りるときは、運転できる免許、会社ごとの条件(年齢・走れる場所)、保険、冬のタイヤを先に確かめます。借りる前と返すときに車の傷を写真に残すよう、州の消費者保護機関は勧めています。広告の値段に、税金以外の必ず払う手数料を後から足すことは、連邦の競争局が問題にしています。

目次
  1. 借りる前に確かめること
  2. 契約の条件をよく読む
  3. 値段の見方
  4. 保険と補償
  5. 冬に借りるとき
  6. 手順
  7. 費用
  8. 日本との違い・注意点

借りる前に確かめること

カナダでレンタカーを借りるときに、先に確かめておきたいのは次の4つです。

  1. 運転できる免許:日本の免許や国際運転免許証で運転できる期間は、州ごとに違います。国際運転免許証で運転できる期間で説明しています。
  2. 契約の条件:運転する人の年齢、車で行ける場所、キャンセルのルールなど。
  3. 保険:レンタカー会社の補償に入るか、自分の保険で足りるか。
  4. 季節:冬はタイヤの装備と非常用品。

契約の条件をよく読む

BCの消費者保護機関(Consumer Protection BC)は、レンタカーの注意のページ(新しいタブで開く)で、契約の条件をよく読むよう勧めています。例として、運転する人の年齢の制限や、車で行ってよい場所の制限があるか、キャンセルのときの権利を知っているか、を挙げています。

同じページは、BCではレンタカーは同機関の規制の対象になっていないとしています。条件は、それぞれの会社の契約で決まります。

ケベック州の消費者保護局(Office de la protection du consommateur、OPC)にも車を借りるときの案内(Auto louée)(新しいタブで開く)がありますが、対象は4か月以上の長期のリース(Location à long terme)です。旅行で数日借りるレンタカーについては、OPC は特に案内を出していません(2026年10月時点)。

値段の見方

連邦の競争局(Competition Bureau Canada)は、ドリップ・プライシング(drip pricing)のページ(新しいタブで開く)で、安い値段で客を集め、あとから必ず払う手数料を足して、広告の値段では買えないようにするやり方を問題にしています。

競争局によると、必ず払う費用として上乗せしてよいのは、売上税のように政府が決めた固定の費用だけです。予約の画面で、税金以外の必ずかかる手数料が最後になって出てくるときは、競争局の苦情フォームで知らせることができます。

ケベック州では、店が示す価格は払う額をすべて含めた「tout inclus(すべて込み)」の価格でなければなりません。OPC の価格表示のページ(新しいタブで開く)によると、売上税(GST・QST)などは会計のときに足してよく、示された価格より高い額を求められたときは、示された価格で払うよう求めることができます。

保険と補償

レンタカーの損害の補償には、次のような用意のしかたがあります。

  • レンタカー会社で入る補償
  • 自分が持っている自動車保険の特約
  • クレジットカードについている補償

どれで足りるかは、契約やカードの条件で違います。たとえばケベック州では、金融市場庁(AMF)の自動車保険のページ(新しいタブで開く)によると、自分の自動車保険に「Q.E.F. No. 27」という特約をつけると、カナダとアメリカで借りた車に与えた損害の賠償が補償されます。ケベック州の保険の仕組みはケベック州の車両保険で説明しています。

自分の保険やカードでどこまで補償されるかは、保険会社やカード会社に聞いて確かめます。

冬に借りるとき

冬のタイヤのルールは州で違います。

州レンタカーに関わるルール
ケベック州ケベック州政府(新しいタブで開く)によると、州で登録した車は12月1日から3月15日まで冬タイヤが義務。レンタカーも対象
BCBC州政府(新しいタブで開く)によると、多くのレンタカーにはM+Sのタイヤがついていて、指定道路の最低の基準を満たす。冬の道路ではスノーフレークの印(3つの山と雪の結晶)のタイヤがいちばんよく効くとして、レンタカー会社と相談するよう勧めている

くわしくは冬タイヤで説明しています。

冬に長い距離を走るときは、カナダ運輸省が挙げる非常用品(毛布、シャベル、水と食べ物など)を積んでいくと安心です。借りた車に積まれているとは限りません。車に積む冬の非常用品にまとめています。

手順

  1. 運転する州で、自分の免許で運転できるかを確かめる。
  2. 会社の契約の条件(年齢、行ける場所、キャンセル)と、税金以外の手数料を含めた合計の値段を確かめて予約する。
  3. 自分の保険やクレジットカードで補償されるかを確かめ、レンタカー会社の補償に入るかを決める。
  4. 受け取るときに、車のまわりを見て、傷やへこみを写真に残す(Consumer Protection BCが勧めています)。冬はタイヤの種類も確かめる。
  5. 返すときも、車の状態を確かめる。

費用

料金は会社、車の種類、期間、季節で違い、一律の額はありません(2026年10月時点)。合計の値段に、税金以外の必ずかかる手数料が含まれているかを確かめます。税金(GST/HST・PST・QST)は州で違います。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 免許の扱いが州で違う:住み始めた人は、州の免許への切り替えが必要になります。借りる前に、自分の免許で運転できるかを確かめます。
  • 道路のルール:赤信号での右折など、日本と違うルールがあります。カナダの交通ルールの基本を先に読んでおくと安心です。
  • 傷の記録を残す:受け取りのときに写真を残すよう、Consumer Protection BCは勧めています。
  • 冬の装備:ケベック州では冬タイヤが義務、BCでは指定道路で冬タイヤかチェーンが必要です。日本と違い、季節と州でルールが変わります。

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