カナディアン・フットボール(Canadian Football League、CFL)とグレイカップ
カナディアン・フットボールは、アメリカン・フットボールと似ていますが、1チーム12人、攻撃は3回(スリー・ダウン)など、ルールが違います。プロリーグの CFL のチームは、優勝杯のグレイカップ(Grey Cup)を目指して戦います。2026年と2027年にはルールの大きな変更があります。
アメリカン・フットボールとは別の競技
カナディアン・フットボール(Canadian football)は、楕円形のボールを使う陣取りの球技です。移民・難民・市民権省(IRCC)の市民権の学習用冊子「Discover Canada(新しいタブで開く)」は、カナディアン・フットボールを人気のある競技で、アメリカン・フットボールとはいくつかの点で違うと紹介しています。
グレイカップ
同じ冊子によると、プロリーグのカナディアン・フットボール・リーグ(Canadian Football League、CFL)のチームは、優勝杯のグレイカップ(Grey Cup)をかけて戦います。グレイカップは、1909年に当時の総督グレイ卿(Lord Grey)が寄贈したものです。
CFL の2022年の発表(新しいタブで開く)は、毎シーズンの最後にグレイカップの試合があり、カナダで一日に行われるスポーツの催しとしては毎年最大のものだと説明しています。日程や会場、チケットは CFL の公式サイトで案内されます。
カナダらしいルール
CFL のルール変更の説明ページ(新しいタブで開く)では、変わらずに守る「カナダの伝統」として、次のものを挙げています。
- スリー・ダウン(three downs):攻撃側が前に進むための攻撃の回数が3回。
- 12人:フィールドに出る選手は1チーム12人。
- ワグル(the waggle):プレーが始まる前の攻撃側の選手の動きに関する、カナダ独特のルール。
フィールドの幅は65ヤードです。リーグは、プロのフットボールのリーグで最も大きいエンドゾーンだと説明しています。
2026年と2027年のルール変更
CFL は、2026年と2027年のシーズンに向けて、次の4つの変更を発表しています。
| 時期 | 変更 |
|---|---|
| 2026年 | ルージュ(rouge、シングルとも呼ばれる1点)の扱いを変える |
| 2026年 | 両チームのベンチをフィールドの反対側に分け、前のプレーが終わるとすぐに35秒のプレー・クロックが動き出すようにする |
| 2027年 | ゴールポストをエンドゾーンの前からエンドゾーンの奥に移す |
| 2027年 | フィールドの長さを110ヤードから100ヤードに、エンドゾーンの深さを20ヤードから15ヤードにする(幅の65ヤードは変えない) |
ルージュは、カナディアン・フットボールに独特の1点です。変更後は、外れたフィールドゴールや、キックがだれにも触れずにエンドゾーンの外に出たときには1点が入りません。一方、キックを受けた選手がエンドゾーンから出られなかったときや、ひざをついたときには1点が入ります。
CFL は、こうした変更で、タッチダウンを増やし、試合の流れをそろえ、観客が見やすくなるようにするとしています。
試合を見に行く
シーズンの日程は CFL の公式サイトで発表されます。チケットの値段や会場のルールはチームごとに違うため、チームの公式サイトで確かめます。ほかのプロスポーツの観戦は「野球とバスケットボール」や「アイスホッケーの観戦ガイド」にまとめています。
ここに注意してね!
- カナディアン・フットボールは、人数、攻撃の回数、フィールドの大きさがアメリカン・フットボールと違います。
- 2026年と2027年に大きなルール変更があります。以前のルールで書かれた説明とは、点の入り方やフィールドの大きさが違うことがあります。
- フィールドの長さなどは、ヤード(1ヤードは約0.91m)で表されます。
この記事をシェアする