子どものスポーツと習い事(市のレクリエーション・プログラム)
カナダでは、子どものスポーツや習い事の多くを、市のコミュニティ・センターなどが開く「レクリエーション・プログラム」や地域のクラブで探します。登録制の講座は季節ごとに登録日が決まっています。収入の低い家庭向けに料金を助ける制度がある市もあります。
子どものスポーツはどこで探すか
カナダでは、子どものスポーツや習い事を、主に次のようなところで探します。
- 市のレクリエーション・プログラム:市のコミュニティ・センター(Community Recreation Centre)やプール、リンクで開かれる講座。水泳、スケート、スポーツ、アート、キャンプなど。
- 地域のクラブ:サッカー、アイスホッケー、ラクロスなど、競技ごとの地域のクラブやリーグ。
- 学校の課外活動:学校によって内容が違う。
市のプログラムには、前もって申し込む「登録制(registered)」の講座と、予約なしで参加できる「ドロップイン(drop-in)」があります。ドロップインのスケートやホッケーの例は「屋外スケートリンク」と「アイスホッケー(NHL)」にまとめています。
トロント市の例
ここでは、トロント市の公式ページで確かめた仕組みを例として紹介します(2026年10月時点)。ほかの市でも似た仕組みがありますが、登録の方法や料金、名前は市ごとに違います。
登録の方法
登録制の講座は、季節ごとに登録日が決まっていて、次の方法で申し込みます。
- オンラインで申し込む。
- 電話(416-396-7378)で申し込む。
- 対象のセンターの窓口で申し込む。
早期の地域登録のページ(新しいタブで開く)によると、無料のセンター(free centres)の近くに住む人は、一般の登録日の1週間前に登録できることがあります。2026年秋からは、すべての無料のセンターがこの仕組みに加わっています。ドロップインや、障がいのある人向けのプログラム、学童(ARC)は対象外です。対象かどうかは、ページの地図に住所を入れて確かめられます。
放課後の学童(ARC)
放課後レクリエーション・ケア(After-School Recreation Care、ARC)(新しいタブで開く)は、6〜12歳の子どもが対象の放課後のプログラムです。
- 内容:スポーツ、外遊び、行事、創作活動、宿題の手伝い。
- 時間:学校の終わりから18時まで(17時30分までの場所もある)。学校のある月〜金曜日。
- 期間:2026年9月8日〜2027年6月18日。
- 10〜15歳向けには、CLASP というプログラムがある。
費用
トロント市の例です(2026年10月時点)。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 学童(ARC)、2026/2027年度 | 年間 C$622.80(週5日、1日 C$3.46) |
| 料金の補助(Welcome Policy)、子ども・若者(24歳まで) | 年間 C$683.04 分のクレジット |
| 料金の補助(Welcome Policy)、大人(25歳以上) | 年間 C$314.60 分のクレジット |
料金の補助(Welcome Policy)
ウェルカム・ポリシー(Welcome Policy)(新しいタブで開く)は、トロント市が運営するレクリエーションの料金を助ける制度です。
- 対象:トロントに住む18歳以上の人とその家族で、家族の収入が、カナダ統計局が家族の人数ごとに決める基準(Low Income Measure After Tax、LIM-AT)より低い人。オンタリオ・ワークス(Ontario Works)や ODSP を受けている人は、収入の書類なしで対象になる。
- 使い道:水泳やスポーツの講座、キャンプ、学童、会員権や回数券など、登録制のプログラム全般。
- 有効期間:承認から12か月。次の年に繰り越せないので、毎年申し込み直す。
- 申し込み:オンラインがいちばん早い。紙の申込書は処理に8週間かかる。
ここに注意してね!
- カナダでは、市のコミュニティ・センターの講座が、子どものスポーツや習い事の身近な選択肢の一つです。住んでいる市の公式サイトで、プログラムの一覧と登録日を探します。
- 登録制の講座は、季節ごとに登録日が決まっています。登録日と方法を前もって確かめておくと、申し込みに慌てずにすみます。
- スケートやホッケーでは、年齢やプログラムによってヘルメットが必要です(「屋外スケートリンク」)。
- 小さい子どもと親が一緒に通える無料の施設は「親子で通える無料の施設」、保育は「保育の種類と探し方」で扱います。
この記事をシェアする