日本人が多く住む地域(2021年国勢調査)
2021年の国勢調査では、カナダに住む日本生まれの人は41,690人で、そのうちほぼ半分がブリティッシュコロンビア州(BC)に住んでいます。都市圏ではバンクーバーが最も多く、トロント、モントリオール、カルガリーが続きます。住む地域を考えるときの参考に、州と都市ごとの人数をまとめました。
数字の見方
ここで使う数字は、カナダ統計局(Statistics Canada)の2021年国勢調査(Census)の「出生地が日本の人」の数です(カナダ統計局の表(新しいタブで開く))。2021年5月時点の数字で、次の人を合わせています。
- 永住権を得た人(その後カナダ国籍を取った人を含む)
- 就労・留学・ワーキングホリデーなどで住んでいる人(非永住者)
- 日本で生まれたカナダ国籍の人など
日本国籍の人の数ではなく、カナダで生まれた日系カナダ人も入っていません。国勢調査の一部(25%)の回答から推計した数字で、5か10の単位で丸められているため、小さい地域では誤差が大きくなります。
州・準州ごとの人数
カナダ全体の日本生まれの人は41,690人です。
| 州・準州 | 人数 | うち非永住者 |
|---|---|---|
| ブリティッシュコロンビア州(BC) | 19,835 | 3,340 |
| オンタリオ州 | 12,825 | 2,210 |
| アルバータ州 | 4,365 | 535 |
| ケベック州 | 2,870 | 620 |
| ノバスコシア州 | 550 | 110 |
| マニトバ州 | 445 | 20 |
| サスカチュワン州 | 350 | 15 |
| プリンスエドワードアイランド州 | 140 | 20 |
| ニューブランズウィック州 | 120 | 20 |
| ユーコン準州 | 95 | 30 |
| ノースウエスト準州 | 60 | 0 |
| ニューファンドランド・ラブラドール州 | 25 | 15 |
| ヌナブト準州 | 10 | 10 |
BCだけで全体のほぼ半分(約48%)、BCとオンタリオ州を合わせると約78%になります。非永住者(ワーキングホリデーや留学生など)も、BCとオンタリオ州に多く住んでいます。
都市圏ごとの人数
都市の数字は、市単体ではなく、周りの市を含む「国勢調査大都市圏(Census Metropolitan Area、CMA)」の数字です。
| 都市圏 | 州 | 人数 | うち非永住者 |
|---|---|---|---|
| バンクーバー | BC | 15,255 | 2,700 |
| トロント | オンタリオ州 | 9,025 | 1,660 |
| モントリオール | ケベック州 | 2,345 | 585 |
| カルガリー | アルバータ州 | 2,295 | 285 |
| ビクトリア | BC | 1,685 | 285 |
| エドモントン | アルバータ州 | 1,045 | 130 |
| オタワ(オンタリオ州側) | オンタリオ州 | 985 | 100 |
| ハリファックス | ノバスコシア州 | 440 | 90 |
| ウィニペグ | マニトバ州 | 395 | 20 |
| ケベック・シティ | ケベック州 | 175 | 0 |
オタワ・ガティノー都市圏全体(ケベック州側のガティノーを含む)では1,135人です。
バンクーバー都市圏には、BCの日本生まれの人の約77%が住んでいます。トロント都市圏には、オンタリオ州の日本生まれの人の約70%が住んでいます。
山のリゾートの町
市町村(Census subdivision)単位の数字では、BCのウィスラーが235人、アルバータ州のバンフが275人です(カナダ統計局の表(新しいタブで開く))。
地域を選ぶときの考え方
日本生まれの人が多い地域には、日本語で相談できる場所や日本の食材を扱う店が見つけやすいという面があります。一方で、住む地域は、仕事や学校の場所、通勤、家賃で決まることがほとんどです。
- 家賃と生活費:「都市ごとの家賃と生活費」
- 通勤と公共交通:「通勤と公共交通で選ぶ」
- 子どもの学校:「学区で選ぶ」
- 部屋の探し方:「賃貸物件の探し方」
日本とのちがいと注意点だよ!
- この記事の数字は都市圏全体の数で、都市圏の中のどの地区に多いかは示していません。
- 数字は2021年5月時点のものです。その後のワーキングホリデーや留学生の増減は反映されていません。
- 国勢調査の「日本生まれ」は国籍による数ではありません。日本国籍の人の数とは数え方が違うため、そのまま比べられません。
- 地域の治安や住みやすさの評価は、この記事では扱っていません。
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