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主なプロバイダーと料金の比べ方(Internet service providers)

ひとことで言うと

カナダの自宅のインターネットは、住む場所で選べる会社と回線の種類が変わります。CRTCのインターネット・コードの対象になる大手は9社で、ほかに地域の会社もあります。比べるときは、キャンペーン後の月額、機器の料金、混む時間帯の速度、契約期間を見るのが基本です。

目次
  1. 回線の種類
  2. 主な会社
  3. 料金の比べ方
  4. 速度の確かめ方
  5. 手順
  6. 日本との違い・注意点

回線の種類

カナダ・ラジオテレビ通信委員会(CRTC)は、自宅のインターネット回線の種類を次のように説明しています(CRTCのページ(新しいタブで開く))。

種類特徴
光回線(Fibre-optic)光でデータを送る。速度が速く、容量も大きい
ケーブル(Cable)テレビ用の同軸ケーブルを使う。都市部で広く使われてきた
DSL既存の電話回線を使う
衛星(Satellite)静止衛星と、多数の低軌道衛星(LEO)を使うものがある
固定無線(Fixed wireless)携帯電話の電波の届く範囲で、基地局の近くにある家が対象。地方や地形の厳しい場所の選択肢

同じ都市でも、建物によって使える回線や会社が違います。部屋を決める前に、大家や管理会社に、建物に来ている回線を聞いておくと安心です。

CRTCは、すべての家庭と事業所で、下り50Mbps・上り10Mbps以上の速度を使えるようにすることを目標にしています。

主な会社

CRTCのインターネット・コード(Internet Code)の対象になるのは、自前の設備を持つ大手の会社です。2026年10月時点のCRTCのページ(新しいタブで開く)には、次の会社が載っています(アルファベット順)。

  • Bell Canada
  • Cogeco Connexion
  • Eastlink
  • Northwestel
  • Rogers
  • SaskTel
  • TELUS
  • Videotron
  • Xplore

会社ごとにサービスの地域が違い、全国どこでも選べるわけではありません。これらの大手の回線を借りてサービスを売る会社や、地域の小さな会社もあります。インターネット・コードの対象でない会社と契約するときは、契約の条件を個別に確かめます。契約の決まりは「インターネット回線の契約」にまとめています。

比較サイト

CRTCは、会社の料金やプラン、地域を比べられる民間のサイトを紹介しています。CRTCは中身を保証しておらず、政府のサイトではありません(CRTCのページ(新しいタブで開く))。インターネットを扱うものは、FindInternet、Gonevoip、Plan Genius、PlanHub、Protégez-vous(フランス語のみ)、WhistleOut Canada です(アルファベット順)。

料金の比べ方

広告の月額だけで比べず、次の点を並べて比べます。

見るところ理由
キャンペーンが終わったあとの月額キャンペーン価格が終わると月額が上がる
モデムなど機器のレンタル料月額とは別にかかることがある
工事費・初期費用契約の最初にかかる
速度(下り・上り)在宅勤務やビデオ通話では上りも大事
データ量の上限無制限か、上限を超えると料金がかかるか
契約期間と解約金期間の決まった契約は、途中解約で解約金がかかることがある
テレビや携帯とのセットセット割引の条件と、1つだけ解約したときの料金

2027年3月10日からの新しいルール

CRTCは、プランを比べやすくする新しいルールを2027年3月10日から始めます(CRTCのページ(新しいタブで開く))。インターネット・コードの対象の会社は、次のことを示すことになります。

  • ふだん出る速度(典型的な速度)
  • 混む時間帯(19時〜23時)の性能
  • キャンペーンが終わったあとの月額
  • 必要な機器の料金

「最大〜Mbps(up to)」だけの宣伝はできなくなります。

速度の確かめ方

CRTCによると、速度は、ルーターに測定用の機器をつなぐか、速度測定のサイトで測れます。家の中では、パソコンの性能、モデム、ルーターの置き場所やつないでいる機器の数で速度が変わります。

手順

  1. 住む建物で使える回線の種類と会社を、大家や会社のサイトで確かめる。
  2. 2〜3社のプランを、上の表の項目で比べる。
  3. キャンペーン後の月額と、機器・工事の費用を含めた1〜2年の合計を出す。
  4. 契約したら、契約書と重要事項の要約を受け取り、お試し期間を確かめる。
  5. 速度が契約と違うと思ったら、まず会社に相談する。解決しなければ、通信サービスの苦情を扱う独立機関のCCTSに相談できる。

ここに注意してね!

  • カナダでは、住む場所によって選べる会社が限られることがあります。引っ越し先で同じ会社を使えるとは限りません。
  • キャンペーン価格の期間が終わると、料金が上がります。予算は、キャンペーン後の月額で考えると安心です(「カナダの生活費と家計」)。
  • この記事は会社をすすめるものではありません。料金や地域は変わるので、契約の前に各社の最新の条件を確かめてください。

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