生活
法律・警察・通訳
生活公共の場での飲酒と喫煙(Drinking and smoking in public places)BCやオンタリオ州では、公園や路上など公共の場でお酒を飲むことは原則として禁止で、市が指定した場所などだけで認められます。バンクーバーやトロントには飲酒できる公園があり、モントリオールは公園のピクニック場で食事と一緒なら飲めます。喫煙と電子たばこも、入口や窓の近くなどで州の法律と市の条例で禁止されています。生活大麻の州ごとのルール(Cannabis laws by province and territory)カナダでは2018年10月17日から、大人が娯楽用の大麻を合法に買い、持つことができます。ただし、何歳から買えるか、どこで吸えるか、家で育ててよいかは州・準州で違います。国境を越えて持ち出し・持ち込みをすることは犯罪です。生活差別を受けたとき(人権委員会、Human rights commissions)カナダでは、人種、出身地、宗教、性別、年齢、障害、家族の状況などを理由に、住まいを貸さない、店やサービスを使わせないといった差別が、人権の法律で禁じられています。多くの場合は州・準州の人権委員会や人権審判所、銀行・航空など連邦管轄の事業はカナダ人権委員会に申し立てます。BC・アルバータ州・オンタリオ州・連邦の申し立ては原則1年以内です。生活通訳サービスと日本語での相談(Interpreters and help in Japanese)カナダでは、911や811の電話、裁判所、一部の公的窓口で通訳を使えます。裁判所の通訳は州によって無料になる手続きが違い、オンタリオ州は刑事事件などで、BCは刑事事件や州裁判所の家族の手続きなどで用意します。日本語で相談できる窓口は、在カナダの日本国総領事館も案内しています。生活陪審員の呼び出し(Jury duty)カナダの陪審員になれるのは、BC とオンタリオ州ではカナダ市民だけです。永住者やワーキングホリデー・留学の人は陪審員になれませんが、呼び出しの書類や確認の用紙が届いたときは、無視せずに回答します。陪審の制度は州ごとに決まっています。生活知っておきたいカナダの法律(Canadian laws for newcomers)カナダに来た人が特に知っておきたい法律を、飲酒・薬物運転、持ち込めない武器、大麻と国境、家庭内暴力と子どもの保護、結婚のルールに分けてまとめます。日本では違法でないものや、日本より厳しく扱われるものがあります。州・準州の法律も別にあるため、住む地域のルールも確かめます。生活法律相談と法律扶助(Legal Aid)カナダの法律扶助(Legal Aid)は州ごとの制度で、収入の少ない人などのために、弁護士の費用の負担や無料の法律相談を行っています。BCはLegal Aid BC、オンタリオ州はLegal Aid Ontario(LAO)、ケベック州は法律扶助委員会(Commission des services juridiques、CSJ)が窓口です。扱う分野と収入の条件は州ごとに違います。生活警察の仕組み(Police in Canada:RCMP・州警察・市警察)カナダの警察には、連邦、州、準州、市の警察があります。連邦警察の王立カナダ騎馬警察(RCMP)は、オンタリオ州とケベック州以外の州・準州で地域の警察も担っています。命や財産に危険があるときは911、急がない届け出は地元の警察の非緊急番号やネットの届け出を使います。生活少額訴訟(Small claims court)お金の貸し借りや買った物のトラブルなど、比較的少ない金額の争いは、州の少額訴訟の手続きで解決を図れます。BC ではC$5,000まではオンラインの民事解決審判所(CRT)、C$5,001〜C$35,000は州裁判所の少額裁判所、オンタリオ州ではC$50,000まで、ケベック州ではC$15,000までを少額裁判所が扱います(2026年10月時点)。