審査期間の調べ方(Processing times)
IRCCの審査にかかる期間は、公式の「Processing times」のページで申請の種類と申請する国を選ぶと表示されます。表示は過去の実績や見込みから出した目安で、上限や保証ではありません。一時滞在の申請は毎週、永住の申請は毎月更新されます。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
審査期間はIRCCのページで調べる
移民・難民・市民権省(IRCC)は、申請の審査にかかる期間の目安をProcessing timesのページ(新しいタブで開く)で公開しています。申請の種類などを選ぶと、その時点の目安が表示されます。
IRCCは、表示される期間について「上限でも保証でもない」と明記しています。実際の審査は、表示より長くなることがあります。
選べる申請の種類
2026年10月時点で、最初に選ぶ区分は次のとおりです。
| 区分 | 主な中身 |
|---|---|
| Temporary residence | 訪問者ビザ、訪問者記録(滞在延長)、スーパービザ、学習許可、就労許可、ワーホリ(IEC)、eTAなど |
| Economic immigration | 経済移民(就労経験や技能などで選ぶ移民)の永住申請 |
| Family sponsorship | 家族のスポンサー |
| Citizenship | 市民権 |
| Permanent resident cards | PRカード |
ほかに、難民、人道的配慮(H&C)、パスポート、書類の再発行・訂正などの区分があります。
一時滞在の申請では、さらに「国外から」「カナダ国内から」「延長」などを選びます。国外からの申請は、申請する国も選びます。国によって期間が違うためです。
表示の例
2026年10月7日更新の表示では、「日本から申請する就労許可(国外から)」の目安は3週間でした。この数字は毎週変わります。申請の前に、その時点の表示を見ることが大切です。
期間の計算のしかた
IRCCのヘルプセンター(新しいタブで開く)によると、計算の方法は2種類あります。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| 過去の実績(backward-looking) | 過去に受け付けた完全な申請のうち、80%を処理するのにかかった期間。データが十分あれば、申請する国ごとに出す |
| 見込み(forward-looking) | 審査待ちの申請の数、1か月に処理できる見込みの数、移民受け入れ計画(levels plan)で決まる年間の受け入れ数から出す |
Processing timesのページの説明では、過去の実績は、永住の申請では過去6か月、一時滞在の申請では過去8〜16週間のデータで計算します。どちらの方法で出した数字かは、結果の下にある説明(How we calculated this processing time)に出ます。
いつからいつまでか
- オンラインや窓口で出した申請:手数料を含めて完全な申請を出した日から、決定が出るまで
- 郵送の申請:完全な申請が郵便の受付に届いた日から、決定が出るまで
バイオメトリクス(生体情報の登録)にかかる時間も、審査期間に含まれます。
更新の頻度
一時滞在の申請は毎週、永住の申請は毎月更新されます(2026年10月時点)。
表示より長くなる主な理由
IRCCは、次のような場合に審査が長くなることがあると説明しています。
- 申請が不完全、または内容が複雑
- 健康診断や安全面の審査(セキュリティ・スクリーニング)に時間がかかる
- 面接が必要になる
- オンラインのアカウントではなく郵便でやりとりしている
- 追加の書類の依頼に、申請者がすぐ答えない
- 申請の数が多い
遅れを避けるためのヘルプセンターの回答(新しいタブで開く)では、申請のガイドを読んで書類をそろえること、正しい手数料を払うこと、出す前に見直すことを挙げています。バイオメトリクスを求められたら、通知から30日以内に登録します。
手順
- Processing timesのページ(新しいタブで開く)を開く。
- 申請の区分を選ぶ(例:Temporary residence)。
- 申請の種類を選ぶ(例:Work permit (from outside Canada))。
- 国外からの申請なら、申請する国を選ぶ。
- 「Get processing time」を押し、期間と更新日を見る。
- 結果の下の説明で、計算の方法を確かめる。
申請したあと
申請状況を見られるのは、受付の確認(Acknowledgement of receipt、AOR)が届いてからです。見る方法は、申請の種類と出し方で違います。オンラインで出した申請は、主にIRCCのアカウントで見ます。
IRCCは、すでに申請した人に向けて、新しい申請を出し直さないよう案内しています。待っている期間が長いほど、順番は前に進んでいます。追加の情報が必要なときは、IRCCから連絡が来ます。
表示の期間を過ぎたときは、IRCCのWebフォームか、クライアント・サポート・センター(1-888-242-2100、カナダ国内から無料、月〜金の8:00〜16:00(現地時間)、祝日休み、2026年10月時点)に問い合わせることができます。IRCCは、センターの担当者もアカウントに出ている以上の情報は持っていないと説明しています。
ここに注意してね!
- 審査期間は申請する国や時期で大きく変わり、毎週更新されます。渡航や退職の日程は、余裕をもって決めることが大切です。
- 表示は上限ではありません。許可が出る前に航空券などを確定させると、変更が必要になることがあります。
- 健康診断やバイオメトリクスが必要な申請では、その手続きが遅れると全体も遅れます。案内が来たら早めに対応します。
- カナダ国内で許可の延長を申請している間の扱いは「在留資格の維持」にまとめています。
- 自分の申請の見通しや急ぎの事情の扱いは、IRCCの窓口やRCIC(登録移民コンサルタント)に相談してください。
この記事をシェアする