ビザ・移住
在留資格の基本
ビザ・移住バイオメトリクス(生体情報の登録、Biometrics)就労許可・学習許可・永住権などを申請するときは、原則として指紋と顔写真(バイオメトリクス)の登録が必要です。観光だけでeTAで来る日本人は不要です。一時滞在の申請では一度登録すると10年間有効で、2026年10月時点の料金は1人C$85です。ビザ・移住滞在の延長と資格の変更(Extension)カナダに一時滞在している人が滞在を延ばしたり、許可の条件を変えたりするときは、今の許可が切れる前にIRCCへ申請します。IRCCは少なくとも30日前の申請を勧めています。訪問者・学生・就労者で申請の種類が違い、国内からできない切り替えもあります。ビザ・移住申請料とバイオメトリクス料金の調べ方(Fee list)IRCCの申請料は、公式の料金表(Fee list)に申請の種類ごとに載っています。多くの申請では、申請料のほかにバイオメトリクス料金(2026年10月時点で1人C$85)がかかります。支払いは原則オンラインで、料金は改定されることがあります。ビザ・移住入国できない理由(Inadmissibility)と飲酒運転の前歴犯罪歴、健康上の理由、虚偽の申告などがあると、カナダに「入国できない(inadmissible)」と判断されることがあります。飲酒運転の有罪歴は、2018年12月18日から重大な犯罪として扱われる可能性があります。前歴がある人は、渡航の前にリハビリテーションや一時滞在許可(TRP)の申請を考える必要があります。ビザ・移住IRCCのオンライン申請とアカウント(IRCC secure account)カナダの在留許可の多くはオンラインで申請します。IRCCには複数のアカウントがあり、申請の種類でどれを使うかが決まります。就労許可・ワーホリ(IEC)・Express Entryは、GCKeyなどでサインインする「IRCC secure account」を使います。ビザ・移住ビザに使える英語・フランス語試験(IELTS・CELPIP・PTE Core・TEF・TCF)Express Entryなどの永住申請や卒業後就労許可(PGWP)では、IRCCが認めた語学試験の結果が必要です。2026年10月時点で、英語はCELPIP-General・IELTS General Training・PTE Core、フランス語はTEF Canada・TCF Canadaです。結果はカナダ語学基準(CLB・NCLC)に換算して判断されます。ビザ・移住在留資格の維持(Maintained status)滞在の期限が切れる前に延長や変更を申請すると、結果が出るまで同じ条件でカナダにいられます。これを「Maintained status(在留資格の維持)」といいます。期限が切れてから申請した場合や、結果を待つ間に出国した場合は扱いが変わります。学生・就労者・訪問者の方向けです。ビザ・移住移民のための健康診断(Immigration medical exam、IME)永住権の申請では、本人と家族全員に移民のための健康診断(IME)が必要です。一時滞在では、6か月を超える滞在で特定の国に長くいた人や、医療・教育・保育などの仕事をする人が対象です。受診できるのはIRCCが指定した医師(パネル・フィジシャン)だけです。ビザ・移住入国審査(Port of Entry、POE)で許可証を受け取る流れ国外から申請した就労許可や学習許可は、承認の時点ではまだ手元になく、カナダの空港などの入国地点(POE)で国境サービス官の審査を受けて初めて紙の許可証が出ます。持って行く書類、審査で見られること、許可証の確かめ方をまとめます。就労・留学・ワーホリでカナダに入る方向けです。ビザ・移住警察証明(無犯罪証明、Police certificate)の取り方永住権・市民権・ワーホリ(IEC)などの申請では、18歳以上の本人と家族に警察証明を求められることがあります。日本の警察証明(犯罪経歴証明書)は、IRCCの依頼状を受け取ってから、日本では都道府県の警察本部、海外では日本大使館・総領事館に申請します。ビザ・移住審査期間の調べ方(Processing times)IRCCの審査にかかる期間は、公式の「Processing times」のページで申請の種類と申請する国を選ぶと表示されます。表示は過去の実績や見込みから出した目安で、上限や保証ではありません。一時滞在の申請は毎週、永住の申請は毎月更新されます。ビザ・移住申請が却下されたとき(Refusal)訪問者ビザ・eTA・学習許可・就労許可などの一時滞在の申請には、正式な不服申し立て(appeal)の制度がありません。却下されたら、理由を確かめたうえで、状況が変わっていれば申請し直すか、連邦裁判所に司法審査を求めるかを考えます。司法審査には短い期限があります。ビザ・移住在留資格の回復(Restoration of status)訪問者・学生・就労者としての在留資格を失っても、原則として失ってから90日以内なら、資格の回復(Restoration)を申請できることがあります。回復を待つ間はカナダにいられますが、学生は勉強できず、就労者も通常は働けません。費用は2026年10月時点で訪問者C$246.25からです。ビザ・移住カナダの在留資格の種類(visitor・student・worker・PR)カナダに住む人は、市民、永住者(PR)、一時滞在者のどれかにあたります。一時滞在者は、訪問者(visitor)、学生(student)、就労者(worker)に分かれます。入国のためのビザ・eTAと、滞在中の資格(許可)は別のものです。これからカナダに来る方、自分の資格を整理したい方向けです。