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訪問者ビザ(Visitor visa / Temporary resident visa、TRV)が必要な場合

旅行駐在在住
ひとことで言うと

訪問者ビザ(TRV)は、ビザが必要な国の人がカナダへ行くためにパスポートに貼ってもらう書類です。日本国籍の人は観光で訪問者ビザは要らず、飛行機で行くときはeTAが必要です。日本国籍ではない家族と一緒に渡航する方や、制度の違いを知りたい方向けです。

目次
  1. 日本国籍の人は訪問者ビザが要らない
  2. 訪問者ビザ(TRV)とは
  3. 訪問者ビザが関わる場面
  4. 申請の条件
  5. 手順
  6. 費用
  7. 日本との違い・注意点
VISA
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

日本国籍の人は訪問者ビザが要らない

移民・難民・市民権省(IRCC)の国別の入国要件のページ(新しいタブで開く)では、日本は「eTAが必要な国」に入っています(2026年10月時点)。日本のパスポートでカナダへ観光に行く場合は、次のとおりです。

行き方必要なもの
飛行機で入国する電子渡航認証(eTA)と有効なパスポート
車・バス・列車・船(クルーズ船を含む)で入国する有効なパスポート(eTAは不要)

カナダでは、訪問者ビザとeTAは別の書類で、どちらか一方が必要になります。日本のパスポートで渡航する人が訪問者ビザを申請する必要はありません。eTAの申請方法は「eTA(電子渡航認証)」にまとめています。

この記事では、訪問者ビザがどんな書類かと、日本人の身近で必要になる場面を説明します。

訪問者ビザ(TRV)とは

IRCCの訪問者ビザのページ(新しいタブで開く)によると、訪問者ビザ(Visitor visa)は、一時滞在者ビザ(Temporary resident visa、TRV)とも呼ばれ、IRCCがパスポートに貼る公式の書類です。IRCCは、ほとんどの旅行者がカナダへ行くのに訪問者ビザを必要とすると説明しています。

主な特徴は次のとおりです(2026年10月時点)。

  • 1回用と複数回用:1回だけ入国できるビザ(single-entry)と、何度でも入国できるビザ(multiple entry)があり、どちらを出すかはビザ担当官が決めます。
  • 有効期間:一般に最長10年です。ただしパスポートか生体情報(バイオメトリクス)の期限が先に来るときは、その日までです。
  • 滞在できる期間:ほとんどの訪問者は最長6か月まで滞在できます。入国審査の職員が期間を変えることがあり、その場合はパスポートに書くか、訪問者記録(Visitor record)を出します。

ビザの有効期間と、1回の入国で滞在できる期間は別のものです。滞在期間と延長は「観光での滞在期間と延長」で説明します。

訪問者ビザが関わる場面

日本国籍の人が自分のために訪問者ビザを取ることはありませんが、次のような場面で関わることがあります。

  • 日本国籍ではない家族や友人がカナダへ来るとき:相手の国籍によっては訪問者ビザが必要です。どの国籍がビザかeTAかは、IRCCの国別のページで決まっています。
  • 日本以外の国籍のパスポートで渡航するとき:どの書類が必要かは、使うパスポートの国籍で決まります。カナダ国籍も持つ人は、多くの場合カナダのパスポートで渡航する必要があります。
  • 学習許可や就労許可で来るとき:IRCCは、ビザかeTAが必要な人には、許可の申請が承認されたときに自動で発行すると説明しています。別に申請する必要はありません。

申請の条件

訪問者ビザが必要な人の条件として、IRCCの申請資格のページ(新しいタブで開く)は次のものを挙げています。

  • パスポートなど有効な渡航文書を持っている
  • 健康である
  • 犯罪や入国管理に関わる有罪判決がない
  • 仕事、家、資産、家族など、自分の国に帰る理由となるつながりがあることを担当官に示せる
  • 訪問の終わりにカナダを出ることを担当官に示せる
  • 滞在中のお金が十分にある

健康診断や、カナダに住む人からの招待状を求められることもあります。

手順

  1. IRCCのページで、必要なのが訪問者ビザかeTAかを国籍で確かめる。
  2. IRCCのポータル(IRCC Portal)でオンライン申請する。障害などでオンライン申請ができない人には例外があります。
  3. パスポートのデジタルコピーなど、必要な書類をアップロードする。パスポートは、渡航予定日から6か月以上有効なものが望ましいとされています。
  4. 申請料と、初めての人は生体情報の登録料を払う。
  5. 案内に従って生体情報(指紋と顔写真)を登録する。登録の流れは「バイオメトリクス(生体情報の登録)」で説明します。
  6. 審査の結果を待つ。承認されると、パスポートにビザが貼られます。

入国の際は、ビザがあってもカナダの空港などで改めて審査を受けます。入国審査の流れは「入国審査(Port of Entry)で許可証を受け取る流れ」にまとめています。

費用

IRCCの申請のページ(新しいタブで開く)に書かれている料金は次のとおりです(2026年10月時点)。

料金1人家族(5人以上で申請)
訪問者ビザの申請料C$100C$500
生体情報の登録料C$85最大C$170

生体情報の登録料は、初めて申請する人が申請時に払います(免除される人を除く)。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本のパスポートでカナダへ飛行機で行くときに必要なのは、訪問者ビザではなくeTAです。「カナダの観光ビザ」と書かれた案内を見たときは、eTAのことなのか、ビザのことなのかを区別します。
  • eTAは、IRCCが「公式サイト」としているページから申請します。手数料は2026年10月時点でC$7です(「eTA(電子渡航認証)」)。
  • 日本国籍ではない家族を呼ぶときは、その人の国籍で必要な書類が決まります。ビザが出るかどうかはIRCCの担当官が判断します。
  • 自分の状況でどの書類が必要かの判断に迷うときは、IRCCの案内か、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。

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