乗り継ぎとeTA(トランジット)
日本のパスポートでカナダの空港を乗り継ぐときは、カナダに入国しなくても、乗り継ぎの時間が短くてもeTAが必要です。訪問者ビザが必要な国籍の人は、乗り継ぎが48時間以内ならトランジットビザ、空港の外に出るなら訪問者ビザなど、条件で必要な書類が変わります。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
日本のパスポートで乗り継ぐときはeTAが必要
カナダの空港で飛行機を乗り継いで、アメリカや中南米、ほかの国へ行く人も、カナダの入国の書類が必要です。移民・難民・市民権省(IRCC)のヘルプセンター(新しいタブで開く)は、カナダを乗り継ぐ旅行者は、カナダにいる時間の長さにかかわらず、eTAかビザが必要だとしています。
日本はeTAが必要な国なので、日本のパスポートで飛行機を乗り継ぐ人は、乗り継ぎが1〜2時間でもeTAが必要です。eTAの申請はeTA(電子渡航認証)にまとめています。
| 乗り継ぎの方法 | 日本のパスポートの場合 |
|---|---|
| カナダの空港で国際線どうしを乗り継ぐ | eTAが必要 |
| 列車・バス・船・クルーズ船でカナダを通る | eTAは不要(有効なパスポートは必要) |
IRCCは例外として、アメリカとの間を飛ぶ飛行機がカナダで給油のために降りるだけの旅行者などは、eTAもビザも要らないとしています。
「乗り継ぎ」と「訪問」の違い
IRCCのトランジットのページ(新しいタブで開く)では、乗り継ぎ(transit)を「ほかの目的地へ行く途中にカナダを通ることだけが目的の場合」としています。乗り継ぎの間に観光地へ行ったり、家族や友人に会ったりするなら、それは「訪問(visiting)」になります。
日本のパスポートで飛行機を使う人は、乗り継ぎでも訪問でもeTAが必要です。
訪問者ビザが必要な国籍の人の場合
同行する家族などが、訪問者ビザ(査証)が必要な国籍のときは、条件が変わります。IRCCのトランジットビザのページ(新しいタブで開く)によると、次のすべてに当てはまる人はトランジットビザ(Transit visa)が必要です。
- 国際線がカナダの空港に立ち寄るか、カナダの空港で国際線どうしを乗り継ぐ
- カナダでの乗り継ぎが48時間以内
- 有効な訪問者ビザを持っていない
- eTAの対象ではない
次の場合は、トランジットビザではなく訪問者ビザが必要です。
- 乗り継ぎが48時間を超える
- 乗り継ぎの間にカナダを訪問する(48時間未満でも)
- バス・車・列車・船・クルーズ船で国境を越える
アメリカの市民と永住者は、正しい渡航書類があれば乗り継げます。また、中国、インドネシア、フィリピン、タイ、台湾の一部の人は、アメリカとの往復などの条件を満たせば、ビザなしで乗り継げる制度(Transit Without Visa Program、China Transit Program)があります。訪問者ビザについては訪問者ビザが必要な場合にまとめています。
手順
- 旅程を見て、カナダの空港で乗り継ぐかを確かめる。直行便でなく、カナダを経由する便は特に注意します。
- 同行する人それぞれのパスポートの国籍で、eTA・トランジットビザ・訪問者ビザのどれが必要かを確かめる。
- 日本のパスポートの人は、航空券の予約の前か、遅くとも出発より十分前にeTAを申請する。
- 承認メールのパスポート番号が、搭乗に使うパスポートと同じかを確かめる。
- 搭乗の手続きでは、eTAを申請したパスポートを出す。
費用
2026年10月時点のIRCCの料金表(新しいタブで開く)では、eTAの手数料はC$7です。乗り継ぎだけでも、手数料は同じです。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 乗り継ぎの空港から外に出ない予定でも、カナダではeTAが必要です。eTAがないと、日本の空港で搭乗できないおそれがあります。
- eTAは申請に使ったパスポートと結びついています。パスポートを新しくしたら、eTAも申請し直します。
- eTAやビザがあっても、カナダへの入国が保証されるわけではありません。前歴などで入国できない理由がある人は、乗り継ぎでも注意が必要です(入国できない理由)。
- 必要な書類は国籍や旅程で変わります。判断に迷うときは、IRCCの案内か、利用する航空会社に確かめます。
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