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アルバータ州の学校制度(Alberta K to 12 education)

在住駐在留学 アルバータ州
ひとことで言うと

アルバータ州では、9月1日の時点で6歳以上16歳未満の子どもに通学の義務があります。キンダーガーテンは1年生の前の1年間のプログラムで、年475時間以上と決められています。公立・分離学校・フランス語系・チャーター・私立・家庭での教育・オンラインと、選べる形が多いのが特徴です。

目次
  1. 学校はキンダーガーテンから12年生まで
  2. 通学の義務は6歳から16歳まで
  3. キンダーガーテン
  4. 選べる学校の形
  5. 高校と卒業資格
  6. 手順
  7. 日本との違い・注意点

学校はキンダーガーテンから12年生まで

アルバータ州の学校教育も、キンダーガーテン(Kindergarten)から12年生(Grade 12)までの「K to 12」です。州では教育・保育省(Ministry of Education and Childcare)が担当し、学校を運営する団体(学校当局、School authority)向けに教育の手引き(Guide to Education)(新しいタブで開く)を出しています。

通学の義務は6歳から16歳まで

州の教育法(Education Act)は、次の3つに当てはまる人は学校に通わなければならないと定めています。

  • アルバータ州の住民で、保護者がカナダの住民である
  • その年の9月1日の時点で6歳以上
  • 16歳未満

つまり、9月1日までに6歳になっている子どもは、その年の9月から1年生として通学の義務が始まるのが基本です。キンダーガーテンは、この義務が始まる前の教育として扱われます。

キンダーガーテン

州の手引きでは、1年生より前の幼児向けの教育を「Early Childhood Services(ECS)」と呼び、キンダーガーテンを「1年生の前の年の教育プログラム」と説明しています。ECS のプログラムは、1学年度に475時間以上の授業を行うことになっています。

州の幼児教育のページ(新しいタブで開く)によると、キンダーガーテンには、8月31日の時点で4歳8か月になっている子どもが入れます(2026年10月時点)。つまり、その年の12月31日までに5歳になる子どもが、9月からキンダーガーテンに入れます。

同じページは、支援が必要な子ども(英語を第二言語として学ぶ子ども、障害のある子どもなど)向けのプレ・キンダーガーテン(Pre-Kindergarten)もあるとしています。8月31日の時点で3歳8か月から(重い障害や中程度以上の言葉の遅れがある子どもは2歳8か月から)入れます。

全日か半日か、どのプログラムがあるかは、学校当局によって違います。入学を考えている学区(School division)に確かめます。

選べる学校の形

州の教育の選択肢のページ(新しいタブで開く)は、次の形を挙げています。

形どんな学校か
公立学校(Public school)地域の公立の学区が運営する
分離学校(Separate school)公立の学校制度の一つ(「カトリック系公立学校」)
フランス語系の学校(Francophone school)カナダ権利自由憲章第23条でフランス語教育の権利を持つ保護者の子ども向け
公立チャータースクール(Public charter school)非営利で独立して運営される公立学校。州の学習内容に沿いながら、違う方法や強化した方法で教える
私立学校(Independent school)公立の学区の外の学校(「私立学校」)
家庭での教育(Home education)保護者が家庭で教える(「ホームスクーリング」)
オンライン学習(Online learning)オンラインで授業を受ける

フランス語を第一言語としない子どもがフランス語の力をつけるフランス語イマージョンは、フランス語系の学校とは別の仕組みです(「フランス語イマージョン」)。

公立と分離学校は、それぞれの学区が運営します。住所によって通える学区が決まるため、州の学区の地図(School division maps)や学区のサイトで確かめます(「学区の仕組み」)。

高校と卒業資格

高校(Grade 10〜12)では、学校は1学年度に1,000時間以上の授業を行います。アルバータ州の高校卒業証書(Alberta High School Diploma)を受け取るには、州の卒業要件(新しいタブで開く)で、100単位以上が必要です。主な必修は次のとおりです。

  • 英語(English Language Arts 30-1 か 30-2)
  • 社会(Social Studies 30-1 か 30-2)
  • 数学の20レベルの科目(Mathematics 20-1・20-2・20-3 のどれか)
  • 理科の20レベルの科目(Science 20、Biology 20 など)
  • 体育(Physical Education 10、3単位)
  • キャリアと生活(Career and Life Management、3単位)
  • 職業・芸術・言語などの科目から10単位
  • 英語・社会以外の30レベルの科目から10単位

卒業要件の比べ方は「高校卒業資格と州の卒業要件」で扱います。

手順

  1. 住所から、通える公立の学区と分離学校の学区を調べる。
  2. 学区のサイトで、キンダーガーテンや転入の受付時期と、必要書類を確かめる。
  3. 学区か学校に登録する(「子どもの学校入学の手続き」)。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 通学の義務は「9月1日の時点で6歳以上」で決まります。日本の4月1日基準と違うため、子どもが何年生に入るかは学区に確かめます。
  • キンダーガーテンは通学の義務が始まる前の1年間のプログラムで、授業時間は年475時間以上と決められています。入れるのは8月31日の時点で4歳8か月(12月31日までに5歳になる)子どもです。
  • 公立でも、一般の公立学校と分離学校が別の学区として並んでいることがあります。どちらに通えるかは、学区に問い合わせます。
  • 外国籍の子どもは、在留資格によって学費がかかったり、学習許可(Study permit)が必要になったりすることがあります。判断は IRCC の案内か、RCIC(登録移民コンサルタント)に相談してください。

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