ファーマーズマーケット(Farmers' markets)
ひとことで言うと
ファーマーズマーケットは、農家や食品の生産者が自分で作ったものを売る市場です。バンクーバー市では、春から秋に公園や通りで開かれ、冬のマーケットもあります。オンタリオ州の規則では、出店者の過半数が自分の農産物を売る生産者であることが、ファーマーズマーケットの条件の一つです。
ファーマーズマーケットとは
ファーマーズマーケット(Farmers’ market)は、農家や食品の生産者が集まって、自分で育てたり作ったりしたものを売る市場です。野菜や果物のほか、魚、パン、ジャム、はちみつ、手作りの品などが並びます。スーパーとはちがい、作った人から直接買えるのが特徴です。スーパーの種類は「カナダのスーパーの種類」で扱います。
州・準州ごとの違い
ビバまる
州・準州によってちがうから、住んでいる州・準州を確認してね。
ファーマーズマーケットの決まりは、州の食品衛生の規則や市の許可で決まります。ここでは、読んで確かめた2つの例を紹介します(2026年10月時点)。
| 地域 | 公的な案内の内容 |
|---|---|
| バンクーバー市(BC) | 春から秋に、公園や通りで水・木・土・日曜に開かれる。冬は土・日曜のマーケットと、12月の土曜の特別なマーケットがある |
| オンタリオ州 | 州の食品施設の規則で、ファーマーズマーケットの出店者を定義している |
バンクーバー市
バンクーバー市のファーマーズマーケットのページ(新しいタブで開く)では、市内の各地区のマーケットに、農家、魚や水産物をとる人、職人、地元の醸造所・蒸留所、食品の生産者が集まり、地元で育て作った食べ物を売るとしています。
- 市のファーマーズマーケットは、春から秋に、水・木・土・日曜に公園や通りで開かれます。
- 冬にも、土・日曜のマーケットがあります。12月には、土曜に特別なホリデーマーケットが開かれます。
- マーケットを新しく始めるには、市の指針とチェックリストを読み、市の窓口に相談します。
- 地域の団体(ネイバーフッドハウスやコミュニティセンターなど)が運営する、地域の食品市場(Community food markets)もあります。
オンタリオ州
オンタリオ州の食品施設の規則(O. Reg. 493/17)(新しいタブで開く)では、ファーマーズマーケットの食品の出店者を次のように定めています。
- 一か所に集まった出店者が、農産物、焼き菓子、保存食などを消費者に売る場所であること。
- 出店者の過半数が、農産物の生産者で、主に自分で作ったものを売っていること。
手順
ファーマーズマーケットで買い物をするときの、おおまかな流れです。
- 住んでいる市のサイトや、マーケットの運営団体のサイトで、開く曜日・時間・場所を確かめる。季節で場所や曜日が変わることがあります。
- 買い物袋を持っていく。
- 支払いの方法(現金、カードなど)は店ごとに違うので、現金も少し用意しておくと安心です。
- 気になる食品は、売っている人に、産地や作り方、アレルギーにかかわる材料を聞く。
日本とのちがいと注意点だよ!
この記事をシェアする
次に読むならこれ
買い物・食ポイントプログラム(Loyalty programs)カナダの大手スーパーの多くは、買い物でポイントがたまるプログラムを持っています。値引きにつながる一方、条件の変更やポイントの失効、個人情報の扱いに注意が必要だと、競争局(Competition Bureau)は呼びかけています。オンタリオ州とケベック州には、ポイントの失効を制限する州のルールがあります。買い物・食カナダのワインとビール(アイスワイン、Icewine・VQA)カナダのアイスワインは、ブドウの木の上で自然に凍ったブドウだけから造るワインで、連邦の基準で名前の使い方が決まっています。オンタリオ州のVQAワインは、州のブドウだけで造られ、産地が表示されます。ビールは、アルコール度数によって表示する名前が決まっています。買い物・食飲酒年齢は州で違う(18歳・19歳、Legal drinking age)カナダでお酒を買ったり飲んだりできる年齢は州・準州が決めています。アルバータ州、マニトバ州、ケベック州は18歳、それ以外の州・準州は19歳です。お店では政府発行の写真つき身分証明書で年齢を確かめられます。
関連する記事
買い物・食カナダのスーパーの種類(Grocery stores)カナダの食料品店は、少数の大手グループが多くの店名(バナー)を持ち、いくつもの名前で店を出しているのが特徴です。ほかに大型の会員制店や総合ディスカウント店、地域の独立系の店があります。競争局(Competition Bureau)の報告書をもとに、主な店名をアルファベット順に紹介します。買い物・食食品にかかる税金(GST/HST、Basic groceries)スーパーで買う牛乳・肉・野菜などの基本的な食料品(basic groceries)は、GST/HST の税率が0%です。一方で、炭酸飲料、お菓子、スナック菓子、酒類、温かい惣菜やサンドイッチなどには GST/HST がかかります。州の売上税(PST)の扱いは州ごとに違います。買い物・食瓶・缶のデポジットと返却(Beverage container deposit)カナダの多くの州では、スーパーで飲み物を買うと容器1本ごとに預かり金(Deposit、ケベック州ではConsigne)が上乗せされます。BC・アルバータ州・ケベック州は1本C$0.10が基本で、大きな容器はC$0.25の州もあります。対象の容器と返す場所は州ごとに違います。買い物・食メープルシロップ(Maple syrup、Sirop d'érable)カナダは世界のメープルシロップの75%以上をつくり、その9割はケベック州産です。カナダで州をまたいで売るメープルシロップには「Canada Grade A」などの等級があり、Grade Aは色と味で4つに分かれます。ラベルの読み方と、まぎらわしい「テーブルシロップ」との違いをまとめます。買い物・食カナダの食べ物(Canadian food)カナダには、先住民の伝統食バノック、ケベック州のプーティンやトゥルティエール、BC州ナナイモの名を持つナナイモ・バー、春のメープルの季節に雪の上で固めるタフィーなど、地域ごとの食べ物があります。パークス・カナダや自治体、ケベック州の公的機関の紹介をもとにまとめます。買い物・食コストコと大型店(Costco・Walmart)競争局(Competition Bureau)は、Costco と Walmart を、Loblaws・Sobeys・Metro に次ぐカナダの大手の食料品小売としています。2社の店は合わせて約500店で、どの地域にもあるわけではありません。大きな容量で買うときは、単位価格で比べ、持ち帰った食品を正しく保存します。
新しい記事やカナダの豆知識をXで発信しています。@marucanada をフォロー