日本人のためのカナダ情報
買い物・食 / スーパー・買い物

ポイントプログラム(Loyalty programs)

ひとことで言うと

カナダの大手スーパーの多くは、買い物でポイントがたまるプログラムを持っています。値引きにつながる一方、条件の変更やポイントの失効、個人情報の扱いに注意が必要だと、競争局(Competition Bureau)は呼びかけています。オンタリオ州とケベック州には、ポイントの失効を制限する州のルールがあります。

目次
  1. スーパーのポイントプログラム
  2. 入る前に確かめたいこと
  3. 州・準州ごとの違い
  4. 日本との違い・注意点
0000 0000 0000 0000

スーパーのポイントプログラム

カナダの大手スーパーの多くは、ポイントプログラム(loyalty program)を持っています。連邦政府の競争局(Competition Bureau)の食料品の競争についての報告書(新しいタブで開く)によると、大手の食料品店の多くで、買い物でポイントや特典がたまり、食料品などの買い物に使えます。

報告書は、例として Loblaws の PC Optimum を挙げ、グループのスーパーと Shoppers Drug Mart を含む多くの店で使えるとしています。どの店がどのグループかは「カナダのスーパーの種類」にまとめています。

競争局は、ポイントプログラムが特別な割引やポイントの交換を通じて、消費者の支払いを下げることがあるとしています。一方で、注意点も挙げています。

入る前に確かめたいこと

競争局のポイントプログラムについての案内(新しいタブで開く)(2019年7月)は、次の点に注意するよう呼びかけています。

項目内容
規約を読むポイントのため方、使い方、1ポイントの価値。手数料や、ポイントを失う有効期限の決まりがないか
条件の変更会社は規約を変えたり、ポイントの価値を下げたり、プログラムをやめたりすることがある。ためたポイントが使えなくなることも
個人情報店は買い物のデータを集める。プライバシーポリシーで、第三者と共有・販売されることがないかを読む
広告の連絡メールや郵便、電話での宣伝を止める方法(オプトアウト)を、入る前に確かめる
不正アクセスポイントの口座は狙われやすい。ポイントを狙ったフィッシングメールに注意する

問題があれば、競争局(1-800-348-5358)に相談できます。個人情報の使われ方については、カナダ・プライバシー・コミッショナー事務所(Office of the Privacy Commissioner of Canada)が窓口です。

州・準州ごとの違い

ビバまる

州・準州によってちがうから、住んでいる州・準州を確認してね。

ポイントの有効期限などのルールは、州の消費者保護の法律で決まることがあります。

州内容
オンタリオ州2016年に成立した改正法(Protecting Rewards Points Act(新しいタブで開く))で、時間がたったことだけを理由にポイントを失効させる契約を禁じる規定が消費者保護法に加えられた。時間の経過以外の理由での失効は、規則の範囲で認められる
ケベック州州の消費者保護局(Office de la protection du consommateur、OPC)によると、事業者は決められた情報を書面で示す必要があり、ポイントは決められた条件を満たす場合にしか失効しない。小さなプログラムなど、ルールの対象外の事業者もある

ほかの州・準州のルールは、州の消費者保護の窓口で確かめられます。

ここに注意してね!

  • カナダでは、同じグループの店なら、店名が違っても同じポイントが使えることがあります。
  • ポイントの規約は会社が変えることがあります。たまったポイントは、早めに使うかどうかを考えておくと安心です。
  • 登録するときは、個人情報の使い道を確かめます。ケベック州の OPC は、クレジットカードのポイントについて、残高を持ち越すと利息がポイントの価値を上回ることがあると注意しています(クレジットカードは「クレジットカードの作り方」)。
  • この記事は特定のプログラムを推薦するものではありません。

この記事をシェアする

次に読むならこれ

関連する記事

買い物・食カナダのスーパーの種類(Grocery stores)カナダの食料品店は、少数の大手グループが多くの店名(バナー)を持ち、いくつもの名前で店を出しているのが特徴です。ほかに大型の会員制店や総合ディスカウント店、地域の独立系の店があります。競争局(Competition Bureau)の報告書をもとに、主な店名をアルファベット順に紹介します。買い物・食コストコと大型店(Costco・Walmart)競争局(Competition Bureau)は、Costco と Walmart を、Loblaws・Sobeys・Metro に次ぐカナダの大手の食料品小売としています。2社の店は合わせて約500店で、どの地域にもあるわけではありません。大きな容量で買うときは、単位価格で比べ、持ち帰った食品を正しく保存します。生活クレジットカードの作り方(Credit card・Secured credit card)カナダに来たばかりでクレジットヒストリーがない人は、保証金を預けて作るセキュアード・クレジットカード(Secured credit card)が選択肢の一つになります。ふつうのカードと同じく、期日どおりに払うことで記録が作られます。利用者の権利は連邦の決まりで守られています。生活よくある詐欺の手口(Common scams and fraud in Canada)カナダでは、IRCCやCRAを名乗る脅しの電話、偽の賃貸広告、仕事の勧誘を装った詐欺、ネット取引の詐欺、恋愛から始まる暗号資産の投資詐欺などが報告されています。カナダ詐欺対策センター(CAFC)は、急がせる連絡は疑う、自分で調べた番号で確かめる、前払いや暗号資産での支払いを求められたら止まる、を基本としています。買い物・食瓶・缶のデポジットと返却(Beverage container deposit)カナダの多くの州では、スーパーで飲み物を買うと容器1本ごとに預かり金(Deposit、ケベック州ではConsigne)が上乗せされます。BC・アルバータ州・ケベック州は1本C$0.10が基本で、大きな容器はC$0.25の州もあります。対象の容器と返す場所は州ごとに違います。買い物・食ファーマーズマーケット(Farmers' markets)ファーマーズマーケットは、農家や食品の生産者が自分で作ったものを売る市場です。バンクーバー市では、春から秋に公園や通りで開かれ、冬のマーケットもあります。オンタリオ州の規則では、出店者の過半数が自分の農産物を売る生産者であることが、ファーマーズマーケットの条件の一つです。