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こころの健康の相談先(Mental health support)

ひとことで言うと

カナダでこころの不調を感じたときの相談先を、急ぎの度合い別にまとめます。命の危険があれば911、死にたい気持ちがあれば9-8-8、急ぎでなければファミリードクターや州・準州の相談電話(BCの310-6789、ケベック州のInfo-Social 811など)、若い人はKids Help Phoneが使えます。

目次
  1. 急ぎの度合いで相談先を選ぶ
  2. 誰に相談できるか
  3. 全国で使える相談先
  4. 州・準州ごとの違い
  5. 新しくカナダに来た人の支援
  6. 手順
  7. 費用
  8. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

急ぎの度合いで相談先を選ぶ

状況相談先
自分やほかの人の命が今まさに危ない911
死にたい気持ちがある、気持ちが限界9-8-8(電話またはテキスト、24時間)
5〜29歳でつらいKids Help Phone(1-800-668-6868、24時間)
急ぎではないが不調が続くファミリードクター、州・準州の相談電話
生活の立ち上げで困っている(新しく来た人)定住支援団体(Settlement service providers)

9-8-8のくわしい使い方は「危機対応の電話(9-8-8)」で扱います。

誰に相談できるか

カナダ政府のこころの健康の相談ページ(新しいタブで開く)は、助けが必要なときの相談相手として、ファミリードクター(かかりつけ医)、心理士(Psychologist)、精神保健の看護師、ソーシャルワーカーを挙げています。

ファミリードクターがいない人は、ウォークインクリニックや、州の電話健康相談(811)から始める方法があります。「ファミリードクターの見つけ方」「811の電話健康相談」も参考になります。カウンセリングの費用や、州の保険の扱いは「カウンセリングと費用」で扱います。

全国で使える相談先

  • 9-8-8 自殺危機ヘルプライン:電話かテキストで9-8-8。24時間、英語とフランス語。
  • Kids Help Phone:5〜29歳が対象。1-800-668-6868(無料)、または CONNECT と書いて 686868 にテキスト。24時間。オンタリオ州のページ(新しいタブで開く)は、100を超える言語で対応すると説明しています。
  • Hope for Wellness Help Line:ファースト・ネーションズ、イヌイット、メティスの人が対象。1-855-242-3310(無料)。24時間。

新型コロナの時期に始まったオンラインの相談窓口 Wellness Together Canada は、2024年4月3日から終了・移行しました。いまはカナダ政府のこころの健康のページ(Canada.ca/mental-health)に情報がまとめられています。

州・準州ごとの違い

州・準州も、独自の相談電話やウェブサイトを用意しています。2026年10月時点で、公式ページで確かめられたものをまとめます。

州・準州主な相談先
ブリティッシュコロンビア州(BC)310 Mental Health Support:310-6789(市外局番は不要)。危機のときは 1-800-784-2433 か 9-8-8。先住民向けの KUU-US Crisis Response Service:1-800-588-8717。案内サイト Help Starts Here
アルバータ州Alberta Mental Health Line:1-877-303-2642。Counselling Alberta:1-833-827-4230。Health Link:811
オンタリオ州ConnexOntario:1-866-531-2600(依存症・こころの病気・ギャンブルの問題についての無料の情報窓口)。Good2Talk:1-866-925-5454(州内の大学・カレッジの学生向け、24時間)
ケベック州Info-Social 811:811(心理社会の相談員が答える無料の電話相談、24時間365日、英語でも対応)。Tel-jeunes(若い人向け):1-800-263-2266
ニューブランズウィック州Addiction and Mental Health Helpline:1-866-355-5550。211
ユーコン準州867-456-3838 または 1-866-456-3838
そのほかの州・準州サスカチュワン、マニトバ、ノバスコシア、プリンスエドワードアイランド、ニューファンドランド・ラブラドール、ノースウエスト準州、ヌナブト準州は、それぞれの政府のこころの健康のページに相談先をまとめている

BCの相談先はBC州政府の Help Starts Here(新しいタブで開く)、ケベック州の Info-Social 811 はケベック州政府のページ(新しいタブで開く)で案内されています。アルバータ州・ニューブランズウィック州・ユーコン準州の番号は、カナダ政府の相談ページの州別一覧にもとづいています。

新しくカナダに来た人の支援

IRCCの新移住者向けページ(新しいタブで開く)によると、定住支援団体は、地域の情報の提供、移住を手伝える地元の人とのつながり、医療ではないこころの健康の支援、地域の保健サービスへの紹介などを行っています。新しい環境でのストレスについては「新しい国での孤独とストレス」で扱います。

手順

  1. 命の危険が今まさにあるときは911、死にたい気持ちがあるときは9-8-8に連絡する。
  2. 急ぎでなければ、住んでいる州・準州の相談電話か、ファミリードクター・ウォークインクリニックに相談する。
  3. 英語やフランス語で話しにくいときは、最初に話したい言語を伝え、通訳が使えるか尋ねる。
  4. 留学生は学校の学生相談窓口、会社員は勤め先の福利厚生の相談窓口がないかも確かめる。

費用

ここに挙げた電話相談は、2026年10月時点で無料と案内されているものが中心です(BCの310-6789、オンタリオ州の ConnexOntario・Good2Talk、ケベック州の Info-Social 811、Kids Help Phone など)。心理士などのカウンセリングの費用と保険の扱いは「カウンセリングと費用」で扱います。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 州・準州によって相談電話の番号も内容も違います。引っ越したら、新しい州の相談先を調べ直します。
  • 「811」は州によって役割が違います。ケベック州では心理社会の相談(Info-Social 811)につながります。ほかの州の811は「811の電話健康相談」で扱います。
  • 相談は英語・フランス語が基本で、日本語の対応は通訳を通じたものになることがあります。Kids Help Phone は多くの言語に対応しています。

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