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3準州の医療保険(ユーコン準州のYHCIP・ノースウエスト準州のNWT Health Care Plan・ヌナブト準州のNHCP)

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ひとことで言うと

北部の3準州(ユーコン、ノースウエスト、ヌナブト)も、それぞれ別の医療保険を運営しています。ユーコン準州とノースウエスト準州では、ほかの州から移った人の保険はおおむね3か月後に始まります。就労許可・学習許可の人の扱いは準州ごとに大きく違い、ユーコン準州では学習許可の人は対象外です。

目次
  1. つの準州の医療保険のしくみ
  2. 州・準州ごとの違い
  3. 手順
  4. 費用
  5. 日本との違い・注意点
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ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

3つの準州の医療保険のしくみ

カナダの公的な医療保険は、州・準州ごとの制度です。北部の3つの準州も、それぞれ自分の制度を持っています。準州に住む人が自分で申し込み、ヘルスカード(Health care card)を受け取ります。どの医療が対象かは「州の医療保険でカバーされるもの・されないもの」で扱います。

準州制度の名前主な窓口
ユーコン準州(YT)ユーコン準州医療保険(Yukon Health Care Insurance Plan)ホワイトホースの準州政府の窓口(本人が来所して登録)
ノースウエスト準州(NT)ノースウエスト準州医療保険(NWT Health Care Plan)保健サービス管理事務所(Health Services Administration Office、イヌビック)。オンライン、メール、郵送
ヌナブト準州(NU)ヌナブト準州医療保険(Nunavut Health Care Plan、NHCP)医療保険プログラム事務所(Health Insurance Programs Office、ランキン・インレット)。メール、郵送

州・準州ごとの違い

保険が始まる時期と、就労許可・学習許可の人の条件をまとめます(2026年10月時点)。「―」の項目は、各準州の窓口に確かめます。

立場YTNTNU
ほかの州・準州から移った人3か月の待機期間。その間は前の州の保険が続く住民になった月の後、3か月目の1日から(軍人の家族は待機期間なし)―
カナダの外から移った人3か月の待機期間(新しい住民として)有効な移民書類の写しを出して申し込む―
就労許可の人1年以上有効なオープン就労許可か、ユーコン準州に限った雇用主指定の就労許可就労許可の写しで申し込める。12か月未満の短期の仕事で来た人は申し込まない1年以上有効で、ヌナブト準州の住所がある許可
留学生対象外学習許可の写しと在籍の証明で申し込める1年以上有効で、ヌナブト準州の住所がある許可

ユーコン準州

ユーコン準州政府のヘルスカードのページ(新しいタブで開く)によると、対象になるには次の条件をすべて満たす必要があります。

  • カナダ市民か、移民としての在留資格があること。
  • 該当する人は、1年以上有効なオープン就労許可か、ユーコン準州に限った雇用主指定の就労許可を持っていること。
  • ユーコン準州に生活の本拠を置いていること。
  • 準州にいること。届け出(Extended absence form)をせずに6か月を超えて離れないこと。

学習許可や観光の滞在の人は申し込めないと、はっきり書かれています。

新しく来た人と戻ってきた人は、保険が始まるまで3か月待ちます。ほかの州・準州から来た人は、この3か月の間、前の州の保険が続きます。到着したらすぐ申し込むよう勧めていて、申し込みが遅れると保険の開始日に響くことがあります。申し込む前に3か月住んでいる必要はありません。就労許可の人の待機期間は、許可の発行日や到着日によって変わることがあるとしています。

申し込みは、本人が準州政府の窓口に行って登録します。ホワイトホースでは Lambert Street 204番地の4階、ほかの地域では準州の代理窓口(Territorial Agents)で申し込み書を受け取れます。問い合わせ先は 867-667-5209(準州内の無料電話は 1-800-661-0408、内線5209)です。

ノースウエスト準州

ノースウエスト準州保健・社会サービス省の住民向けのページ(新しいタブで開く)によると、対象はカナダに合法的にいることができ、準州に住まいを置いてふだん準州にいる人です。「ふだんいる」とは、1暦年に少なくとも153日、準州にいることを指します。

  • ほかの州・準州から移った人は、住民になった月の後、3か月目の1日から対象です。たとえば7月4日に着いた場合は10月1日からです。
  • 本人だけが先に移り、配偶者と子どもがもとの州に残っている場合は、家族が合流するまで(最長1年)もとの州の保険が続きます。
  • 仕事を探しに来た人や、12か月未満の短期の仕事で来た人は申し込む必要がなく、その間はもとの州のカードが使えます。
  • 90日を超えて一時的に準州を離れるときは、一時不在の届け(Temporary Absence Form)を出します。

申し込みのページ(新しいタブで開く)によると、軍人の家族は準州に入ったらすぐ申し込めます。軍人の家族がヘルスカードを受け取るまでの90日の待機期間は免除され、到着した時点から準州の医療保険を使えます。

同じページによると、外国籍の人は就労許可などの移民書類の写し、または学習許可の写しと在籍の証明を出して申し込みます。準州の住所が書かれた書類も2点必要です。申し込みは、オンライン(eServices)、メール、イヌビックの保健サービス管理事務所への郵送でできます。問い合わせ先は 1-800-661-0830(無料)です。

ヌナブト準州

ヌナブト準州政府の医療保険のページ(新しいタブで開く)によると、対象はヌナブト準州を主な住まいとする住民と、1年以上有効な就労許可か学習許可を持つ人です。許可にはヌナブト準州の住所が必要です。

対象外になるのは、次のような人です。

  • 旅行者・訪問者。
  • 1年未満の雇用契約で働く一時的な労働者。
  • ほかの州・準州に本来の住まいがある学生。
  • 1年未満の就労許可・学習許可や、ヌナブト準州の住所がない許可を持つ人。

申し込みのページ(新しいタブで開く)では、新しく来た人は申し込み書(A-508)に、身分証明(出生証明書、有効な旅券、有効な移民書類のいずれか)と、もう1点の書類を添えて出します。さらに、12か月を超えて準州を主な住まいにすること、交代制の勤務や一時的な労働者ではないことを示す書類(雇用主の手紙、期間が書かれた雇用契約など)が必要です。提出先はランキン・インレットの医療保険プログラム事務所で、問い合わせ先は 1-800-661-0833 です。保険が始まる時期は、準州の窓口に確かめます。

手順

申し込みの流れは準州ごとに違いますが、おおまかには次のとおりです。

  1. 準州に引っ越し、住まいを決める。
  2. 身分証明と在留資格の書類(旅券、就労許可、学習許可、PRカードなど)を用意する。
  3. 準州の住所の証明を用意する(YTは公共料金の請求書、準州の雇用主の給与明細や採用通知、1年以上の賃貸契約など。NTは住所が書かれた書類2点)。
  4. 申し込む。YTは窓口で本人が登録、NTはオンライン・メール・郵送、NUはメール・郵送。
  5. 開始日の通知とカードを受け取る。待機期間中の備えは「待機期間中の保険」で扱います。
  6. 長く準州を離れるときは届け出る(YTは6か月を超えるとき、NTは90日を超えるとき)。NUでは、3か月を超えて準州の外で暮らすときに事務所への連絡を求めています。

費用

NTは、申し込みに料金はかからないと明記しています(2026年10月時点)。NUも、ヘルスカードの Q&A(新しいタブで開く)で、ヘルスカードの申し込み・再発行・情報の更新に料金はかからないとしています(2026年10月時点)。YTの保険料・申し込み料は、準州の窓口に確かめます。保険の対象外の医療(処方薬など)は、自分で払うことがあります。

NUでは、医師や看護師などから、住んでいるコミュニティの外で治療を受ける必要があると言われたとき、医療のための移動の給付を受けられることがあります。治療を受けられる最寄りの町までの航空運賃を保険が払います。ただし、往復C$250は自己負担です(2026年10月時点、ヌナブト準州政府の医療保険のページ(新しいタブで開く)による)。YTの保険は、準州の外への移動や救急車の費用を含まないため、準州の外へ移るときや旅行のときは旅行保険を勧めています。

日本とのちがいと注意点だよ!

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