モントリオールのごみとリサイクル(Ville de Montréal collections)
モントリオール市では、リサイクル、生ごみ(茶色の容器)、庭の草木、家庭ごみ、大きなごみ・工事のがれきを分けて集めます。収集日や出し方は区(arrondissement)ごとに違い、Info-collectes で郵便番号から調べます。生ごみの収集がある通りでは、茶色の容器を使うことが義務です。
収集の種類と区ごとの違い
モントリオール市(Ville de Montréal)の収集日のページ(新しいタブで開く)によると、家庭から出るものは次の種類に分けて集めます。
| 種類 | 中身 |
|---|---|
| リサイクル(Recyclables、matières recyclables) | 紙、段ボール、プラスチック・金属・ガラスの容器と包装、印刷物 |
| 生ごみ(Food waste、résidus alimentaires) | 食べ物のくず、汚れた紙など。茶色の容器(brown bin)に入れる |
| 庭の草木(Green waste) | 落ち葉、草、枝など |
| 家庭ごみ(Household waste、ordures ménagères) | 上のどれにも入らないもの |
| 大きなごみ・工事のがれき(Bulky items and construction debris) | 家具、改装で出たものなど |
4つの区では、生ごみと庭の草木を一緒に「有機物(Organic materials)」として集めます。モントリオールは19の区(arrondissement)に分かれていて、使える容器や収集の仕方は区ごとに違います。
自分の住所の収集日と、道路ぎわに出してよい時間は、市の Info-collectes(新しいタブで開く) で郵便番号を入れて調べます。
リサイクル
モントリオールでは、リサイクルを家で分ける必要はありません。紙、段ボール、プラスチック、ガラス、金属は同じトラックで集め、選別の施設で分けます。
市のリサイクルに入れるもののページ(新しいタブで開く)による主な例です。
- 入れるもの:缶、食用油のびん、ワインや酒のガラスびん、牛乳やジュースの紙パック、ヨーグルトの容器、段ボール箱、卵のパック、アルミ皿とアルミホイル、肉や魚の発泡スチロールのトレー、新聞、チラシ、封筒(窓付きも可)、雑誌
- 入れないもの:スプレー缶、家電を守る発泡スチロールの緩衝材、生分解性のプラスチック(PLA など)、ごみ袋、おもちゃ、ペンキの缶、電子機器、電池、衣類、電球、猫砂
出すときの注意です。
- 食べ物が残った容器は、中を空けて軽くすすぐ。
- アルミホイルは丸める。段ボール箱はつぶす。
- ペットボトルのふたは付けたままにする。
- 食べ物で汚れた紙や段ボールは、生ごみの収集がある区では茶色の容器に入れる。
家電の緩衝材の発泡スチロールは、LaSalle と Saint-Laurent のエコセンターで受け付けています。
生ごみ(茶色の容器)
市の生ごみのページ(新しいタブで開く)は、「食べられるものなら堆肥にできる」という目安を示しています。住んでいる通りで生ごみの収集があるときは、茶色の容器(bac brun)を使うことが義務です。
茶色の容器に入れるもののページ(新しいタブで開く)による主な例です。
- 入れるもの:生・調理済み・傷んだ食べ物(肉、魚、乳製品、卵、穀物、果物、野菜)、ペットフード、ティーバッグとコーヒーかす(紙のフィルターごと。ホチキスの針は取る)、油やソースで汚れたピザやチキンの箱、紙袋、ペーパータオル、ティッシュ、紙ナプキン、新聞
- 入れないもの:紙おむつ、ペットのふんと猫砂、スープや牛乳などの液体、ガム、たばこの吸い殻、プラスチックの容器(堆肥化できる認証のあるものを除く)、土、木
庭の草木を茶色の容器に入れられるのは、Lachine、Le Plateau-Mont-Royal、L’Île-Bizard–Sainte-Geneviève、Pierrefonds-Roxboro、Saint-Laurent の各区だけです。
家庭ごみ
家庭ごみの収集のページ(新しいタブで開く)によると、家庭ごみには、デポジットで返せる容器、リサイクルできるもの、生ごみ(収集がある区)、危険なものを入れてはいけません。出す時間、中身、容器を守らないと罰金の対象になることがあります。公園や道のごみ箱に家庭ごみを捨てることも禁止されています。
使える容器は区によって違います。主な例は次のとおりです。
- 120〜360Lの黒い車輪付きの容器
- ふたと取っ手のある金属かプラスチックのごみ箱(100〜150L)
- 中の見えないビニール袋(50〜150L)。スーパーのレジ袋のような小さな袋は使えない
1つの容器は25kgまでです。1回に出せる量は、1〜8戸の建物で1戸あたり360Lまでなど、建物の戸数で決まっています。
大きなごみと危険なもの
家具などの大きなごみと、改装で出たがれきは、区ごとに決まった日に集めます。冷蔵庫、冷凍庫、エアコン、除湿機など冷媒を使う家電は、大きなごみのページ(新しいタブで開く)で、GoRecycle に戸口での回収を頼むよう案内されています。ペンキ、油、洗剤などの危険なものは、大きなごみや家庭ごみに出しません。
市のエコセンター(écocentre)(新しいタブで開く)は、市の施設一覧で7か所(Acadie、Côte-des-Neiges、La Petite-Patrie、LaSalle、Rivière-des-Prairies、Saint-Laurent、Saint-Michel)です(2026年10月時点)。エコセンターでは、電子機器、木材、がれき、枝、土のほか、住民の家具、家電、タイヤ、ペンキやプロパンのボンベなどの危険なものを受け付けています。使えるのはモントリオール都市圏(agglomération)に住む人などで、住所の証明(3か月以内の公共料金の請求書、1年以内の住宅保険の証明など)を見せます。
費用
エコセンターでは、住民が持ち込むがれきと大きなごみは年に12立方メートルまで無料、それを超えると1立方メートルごとにC$31です(2026年10月時点)。ほかのものは多くの場合無料です。
手順
- Info-collectes で郵便番号を入れ、それぞれの収集日と出してよい時間を調べる。
- 区の案内で、使える容器を確かめる。集合住宅なら、建物の管理者に置き場所を聞く。
- 茶色の容器や青い容器がないときは、市のページから申し込む。
- リサイクル、生ごみ、家庭ごみを分けて、決まった日に出す。
- 家具は大きなごみの日に、危険なものや電子機器はエコセンターに持ち込む。
日本とのちがいと注意点だよ!
- リサイクルは紙もびんも缶も1つの容器にまとめて出します。日本の多くの自治体のように細かく分けません。
- 紙おむつとペットのふんは茶色の容器に入れられません。トロントの緑の容器(トロントのごみとリサイクル)とは扱いが違います。
- 収集の仕方は区ごとに違います。同じモントリオールの中で引っ越しても、収集日や容器が変わることがあります。
- ケベック州のデポジット付きの容器は、家庭ごみに入れず返却します。返し方は「デポジット付きの容器と返却」、ほかの市も含めた大きなごみの処分は「粗大ごみと電化製品の処分」で扱います。
この記事をシェアする