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電気の契約(Electricity:BC Hydro・Hydro-Québec など)

ひとことで言うと

カナダの電気は、州や地域ごとに決まった電力会社と契約するのが基本です。料金のしくみも州で違い、BC Hydroは段階料金と定額料金から選べ、Hydro-Québecの基本の料金(Rate D)は使った量で2段階になります。家賃に電気代が含まれるかどうかを先に確かめます。

目次
  1. 電気の契約は住む場所で決まる
  2. 料金のしくみの例
  3. 手順
  4. 日本との違い・注意点
kWh

電気の契約は住む場所で決まる

カナダの電気の契約は、日本のように多くの会社から自由に選ぶ形とは限りません。州や地域ごとに電気を届ける会社が決まっていて、そこと契約するのが基本です。料金のしくみも、州や会社によって違います。

部屋を借りるときは、まず家賃に電気代が含まれるかどうかを確かめます。含まれていない場合は、自分の名前で電力会社と契約します。賃貸の契約書に「utilities included(公共料金込み)」とあるかどうかが目安になります。どこまで含まれるかは物件ごとに違うので、電気・暖房・お湯のそれぞれについて確かめておくと安心です。

料金のしくみの例

ここでは、利用者の多いBC HydroとHydro-Québecの住宅用の料金を例にします。金額は改定されるので、各社のページで最新の単価を確かめます。

電力会社住宅用の主な料金しくみ
BC Hydro(ブリティッシュコロンビア州(BC))段階料金(Tiered rate)と定額料金(Flat rate)から選ぶ段階料金は、請求期間ごとの一定量までは安く、超えた分は高くなる。定額料金は、使った量にかかわらず1kWhあたり同じ単価
Hydro-Québec(ケベック州)Rate D(多くの家庭の基本の料金)1日40kWh×請求期間の日数までは安い単価、それを超えた分は高い単価の2段階

BC Hydroの住宅用料金のページ(新しいタブで開く)によると、段階料金は使う量が平均か少なめの家庭向き、定額料金は使う量が多い家庭向きとされています。どちらにも、時間帯で単価が変わる「time-of-day pricing」を組み合わせられます。時間帯料金は夕方が最も高く、夜間が最も安くなります。BC Hydroのアカウントにログインすると、料金の見積もりツールでプランごとの費用を比べられます。

Hydro-QuébecのRate Dのページ(新しいタブで開く)によると、2段階の境目は請求期間全体の使用量で判断します。1日ごとの使用量で判断するわけではありません。

手順

  1. 家賃に電気代が含まれるかを家主や管理会社に確かめる。
  2. 含まれない場合は、その住所に電気を届ける電力会社を確かめる。
  3. 入居日に合わせて、電力会社のウェブサイトか電話で契約(または名義の変更)を申し込む。
  4. 引っ越すときは、退去日に合わせて契約を止めるか、新しい住所へ移す。Hydro-Québecでは、ログインして使う「Customer Space」から住所を変更できます。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • カナダでは暖房に電気を使う家も多く、冬は電気代が大きく上がることがあります。暖房の種類は暖房の種類の記事で扱います。
  • 料金プランの選び方で冬の請求額が変わることがあります。プランを変えられるかどうかや、どのプランが合うかは、電力会社の見積もりツールや窓口で確かめます。
  • 冬の嵐による停電への備えは停電への備えの記事で扱います。
  • 日本の家電を持ってくるときは、電圧やプラグの形が合うかを製品の説明書で確かめます。

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