日本人のためのカナダ情報
ビザ・移住 / ワーキングホリデー(IEC)

ワーホリの年齢制限と参加回数(IEC Working Holiday)

ワーホリ
ひとことで言うと

日本国籍の人がカナダのワーキングホリデー(IEC)に参加できるのは18歳以上30歳以下で、参加は2回まで、1回は最長12か月です。年齢の条件は、31歳の誕生日の前に招待状(ITA)を受け取れば満たしたことになり、入国は誕生日の後でもかまいません。30歳前後でワーホリを考えている方向けです。

目次
  1. 日本国籍の人の年齢と回数の条件
  2. 年齢の条件はいつの時点で見るか
  3. 参加回数の数え方
  4. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

日本国籍の人の年齢と回数の条件

IRCCの国別の条件のページ(新しいタブで開く)で、日本国籍の人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)について決められている年齢と回数は次のとおりです(2026年10月時点)。

項目条件
年齢18歳以上30歳以下(30歳を含む)
参加できる回数2回まで
1回の期間最長12か月

年齢の上限は国によって違います。IRCCの同じページでは、上限が35歳の国もあれば、日本と同じ30歳の国もあります。日本国籍の人に当てはまるのは「30歳まで」です。ほかの参加条件は「日本人のワーキングホリデー」にまとめています。

年齢の条件はいつの時点で見るか

30歳でワーホリを考える人にとって大事なのは、「いつまでに何をすれば年齢の条件を満たすか」です。IRCCのヘルプセンター(新しいタブで開く)は次のように説明しています。

  • 年齢の上限が近くても、候補者の集まり(Pool)にプロフィールを出すことはできる
  • プロフィールは、次のどれかが起きるまでPoolに残る
    • 年齢の条件を満たさなくなる誕生日(日本国籍の人なら31歳の誕生日)
    • IRCCがPoolからすべてのプロフィールを外したとき
    • Poolに入って365日たったとき
  • 誕生日の前に招待状(Invitation to Apply、ITA)を受け取れば、年齢の条件は満たしたと判断される
  • 申請が承認されたら、入国許可通知(POEレター)の有効期限までに入国すればよく、誕生日の前に入国する必要はない

つまり、区切りは「31歳の誕生日までにITAを受け取るかどうか」です。誕生日を過ぎるとプロフィールはPoolから外れるので、ITAは届きません。PoolとITAのしくみは「IECのPool(プール)と招待状(ITA)」で説明します。

30歳で申請するときの流れ

  1. 31歳の誕生日より前に、IECのプロフィールを作ってPoolに入る。
  2. 誕生日より前にITAが届いたら、10日以内に受け入れる。
  3. 受け入れから20日以内に就労許可を申請する。
  4. 承認されたらPOEレターを受け取る。
  5. POEレターの有効期限までにカナダに入国する(31歳を過ぎていてもよい)。

期限の細かい扱いは「ワーホリ申請の流れ」にまとめています。POEレターの期限は「POEレターと入国時の手続き」で説明します。

参加回数の数え方

日本国籍の人は、IECに2回まで参加できます。IRCCのページでは、以前の取り決めのもとで1回参加した人も、ワーキングホリデーに2回目の申請ができると説明しています。2回を超えて参加することはできません。

IRCCのページの参加条件(18〜30歳など)は、2回目の申請でも同じように示されています。

ITAが届いても参加できない場合

IRCCのヘルプセンター(新しいタブで開く)は、参加できる回数の上限に達した人について、Poolへの登録の通知やITAを受け取っても、もう一度参加することはできないと説明しています。参加できるかどうかは、就労許可の申請を審査するときに判断されます。

  • 条件に合わないと、申請は却下され、IEC参加費は返金される
  • 生体情報(バイオメトリクス)を登録した後なら、その登録料は返金されない

プロフィールを出す前や料金を払う前に、自分の参加回数を確かめておくことが勧められています。

1回に数えないもの

POEレターの期限までにカナダに入国しなかった場合、参加1回には数えません(IRCCの「After you apply」のページによる。「POEレターと入国時の手続き」で説明しています)。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本政府の側でも、外務省のワーキング・ホリデー制度のページ(新しいタブで開く)で、カナダは一生涯2回の参加が可能と案内しています。
  • ワーキングホリデーの年齢の上限は、相手の国ごとの取り決めで決まります。ほかの国のワーホリの条件と同じだと考えず、カナダの条件を確かめます。
  • 31歳の誕生日が近い人は、Poolでの待ち時間によっては間に合わないことがあります。抽選の結果は約束されません。
  • 年齢や回数の条件に合うかどうかの判断は、IRCCの案内か、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。

この記事をシェアする

次に読むならこれ

関連する記事

ビザ・移住日本人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)日本国籍で日本に住む18〜30歳の人は、カナダのワーキングホリデー(IEC Working Holiday)に参加でき、最長12か月、雇用主を問わず働けるオープンな就労許可を受けられます。参加は2回までです。申請料は2026年10月時点で合計C$284.75(生体情報の登録が必要ならC$85を追加)。ワーホリを考えている方向けです。ビザ・移住IECのPool(プール)と招待状(ITA、Invitation to Apply)IECでは、プロフィールを出した人が国とカテゴリーごとの候補者の集まり(Pool)に入り、ワーキングホリデーは無作為の抽選で招待状(ITA)が送られます。ITAを受けて初めて就労許可を申請できます。ITAは10日以内に受け入れ、その後20日以内に申請します。ワーホリを考えている方向けです。ビザ・移住ワーホリ申請の流れ(Pool登録からITA、許可まで)カナダのワーキングホリデー(IEC)は、オンラインでプロフィールを作ってPoolに入り、招待状(ITA)を受けてから就労許可を申請します。ITAの受け入れは10日以内、申請は受け入れから20日以内です。承認されるとPOEレターが届き、入国時に就労許可を受け取ります。ワーホリの申請を考えている方向けです。ビザ・移住POEレター(入国許可通知、Port of Entry Letter of Introduction)と入国時の手続きワーホリの申請が承認されると、IRCCのアカウントにPOEレターが届きます。これは就労許可そのものではなく、カナダの空港などで国境サービス官に見せて、就労許可を受け取るための書類です。有効期間は1年で、入国時には保険・資金の証明なども求められることがあります。ビザ・移住ワーホリの後の選択肢ワーキングホリデー(IEC)の就労許可が終わるときは、帰国するほか、訪問者として滞在を延ばす、別の就労許可や学習許可を申請する、条件を満たせばIECにもう一度参加する、といった道があります。どれも今の許可が切れる前の申請が大切です。永住権を目指す人は、カナダでの職歴の条件も確かめます。ビザ・移住ワーホリの就労・就学の条件(IEC Working Holiday)ワーキングホリデーの就労許可はオープンな許可で、許可が有効な間は雇用主・勤務地・時間の制限がなく、仕事も自由に変えられます。ただし医療・教育・保育・介護の仕事には健康診断が必要です。学校に通えるのは6か月以内に終わる講座だけで、それより長い課程には学習許可が要ります。ワーホリ中の働き方・学び方を知りたい方向けです。