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IECのPool(プール)と招待状(ITA、Invitation to Apply)

ワーホリ
ひとことで言うと

IECでは、プロフィールを出した人が国とカテゴリーごとの候補者の集まり(Pool)に入り、ワーキングホリデーは無作為の抽選で招待状(ITA)が送られます。ITAを受けて初めて就労許可を申請できます。ITAは10日以内に受け入れ、その後20日以内に申請します。ワーホリを考えている方向けです。

目次
  1. Poolとは
  2. プロフィールがPoolに残る期間
  3. ITAが送られるしくみ
  4. 招待ラウンドのページの見方
  5. ITAが届いた後
  6. ITAを待つ間にできること
  7. 費用
  8. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

Poolとは

国際経験カナダ(IEC)の候補者の集まりを「Pool(プール)」と呼びます。移民・難民・市民権省(IRCC)は、Poolは国ごと・カテゴリーごとに1つずつあると説明しています。日本の人が使えるのはワーキングホリデーだけなので、日本国籍の人が入るのは「日本・ワーキングホリデー」のPoolです(参加条件は「日本人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)」)。

Poolに入るには、IRCCのオンラインアカウントでIECのプロフィールを作って提出します。プロフィールを出しても、就労許可を申請したことにはなりません。申請できるのは、招待状(Invitation to Apply、ITA)を受け取った後だけです。

2026年10月時点で、IRCCのページには2026年シーズンのPoolが開いていると書かれています。プロフィールはシーズン中いつでも出せて、その国の最後の招待ラウンドより前に出していれば、ITAを受ける可能性があります。IRCCは、今後12か月の間にカナダで働き始めたい人は、早めにプロフィールを出すよう案内しています。

プロフィールがPoolに残る期間

プロフィールは、次のどれかになるまでPoolに残ります。

  • 就労許可のITAを受け取る
  • シーズンの終わりに、IRCCがすべてのプロフィールをPoolから消す
  • IECの条件に合わなくなる

シーズンをまたいでPoolに残ることはありません。次のシーズンに参加したい人は、改めてプロフィールを出します。プロフィールは1人1つしか持てません。

ITAが送られるしくみ

IRCCは、Poolから定期的にITAを送ります。これを「招待ラウンド(Rounds of invitations)」と呼びます。1回のラウンドで招待する人数は毎回違い、枠がなくなるかシーズンが終わるまで続きます。

IRCCの「Understand the ratings and numbers」のページ(新しいタブで開く)によると、ワーキングホリデーは人気が高く、ふつうは枠より候補者のほうが多いため、Poolの中から無作為に選んで招待します。Poolにいる人はみな同じ確率で選ばれ、シーズンの終わりまでITAが届かないこともあります。

複数のカテゴリーのPoolに入っている人には、インターナショナル・コープ、ヤングプロフェッショナル、ワーキングホリデーの順にITAが出されます。

ITAが届くと、アカウントへのメッセージとメールで知らされます。

招待ラウンドのページの見方

IRCCの招待ラウンドのページ(新しいタブで開く)で国(Japan)を選ぶと、そのシーズンの日程や数字が出ます。数字はふつう金曜日に更新されます。主な項目の意味は次のとおりです。

項目意味
Quota(枠)そのシーズンにIECで出せる就労許可の数。毎年、相手国と決め、両国が合意してから、その国の最初のラウンドの前に公表する
Invitations issued(招待数)送ったITAの数。辞退や取り下げ、却下があるため、枠より多くなることがある
Candidates in the pool(Poolの人数)いまPoolにいる候補者の数。ITAに返事をしていない人、申請中の人、承認済みの人は含まない
Spots available(残りの枠)枠に届くまでに出せるPOEレターの数。ITAを受けた人、受け入れた人の分は確保されている

日本の年間の枠の数は、IRCCが毎シーズン公表します。その年の数は、招待ラウンドのページで確かめます。

次のラウンドでITAを受ける見込みは、5段階で示されます。

表示見込み
Excellent80〜99%
Very good60〜79%
Fair40〜59%
Low20〜39%
Very low1〜19%

この見込みは、ITAを受け入れる人・辞退する人・返事をしない人の数などで変わります。

ITAが届いた後

  1. 10日以内に受け入れるか決める。 期限は招待状に書かれています。期限までに返事をしないとITAは失効し、プロフィールを出し直して次のITAを待つことになります。
  2. 受け入れたら20日以内に申請する。 受け入れた日時からちょうど20日で、期限は協定世界時(UTC)で示されます。申請の手順は「ワーホリ申請の流れ(Pool登録からITA、許可まで)」にまとめています。
  3. 辞退する場合。 アカウントで「Decline application」を選ぶと辞退になります。条件に合っていればPoolに残り、次のラウンドの対象になります。IRCCは、辞退しても今後の招待に悪い影響はないとしています。

ITAを受けても、国ごとに決まった回数(日本は2回まで)を超えて参加することはできません。申請を受けた審査官が、過去の参加も含めて条件を確かめます。また、1つのシーズンで受け取れるIECの許可は1つだけです。

ITAを待つ間にできること

ITAを受け入れてから申請までは20日しかありません。IRCCは、時間のかかる書類(警察証明など)をITAを待つ間に準備しておくよう勧めています。書類の内容は「ワーホリ申請の必要書類(警察証明・資金証明)」で扱います。

一方で、健康診断の結果は12か月で切れるため、受けるのはITAが届いてからにするよう案内されています。

費用

Poolへの登録とITAの受け取りには料金はかかりません。料金(2026年10月時点でIEC参加費C$184.75など)は、ITAを受け入れて就労許可を申請するときに払います。

ここに注意してね!

  • ワーキングホリデーのITAは無作為の抽選です。早くプロフィールを出した人や、条件がよい人が優先されるしくみではありません。
  • ITAには10日、受け入れ後の申請には20日の期限があります。受け入れる前に、書類をそろえられるか、渡航の時期が合うかを考えておきます。
  • 招待の見込みは毎週変わる数字で、ITAが届くことを約束するものではありません。
  • Poolや抽選のしくみについてわからないことは、IRCCの案内か、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。

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