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日本人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)

ワーホリ
ひとことで言うと

日本国籍で日本に住む18〜30歳の人は、カナダのワーキングホリデー(IEC Working Holiday)に参加でき、最長12か月、雇用主を問わず働けるオープンな就労許可を受けられます。参加は2回までです。申請料は2026年10月時点で合計C$284.75(生体情報の登録が必要ならC$85を追加)。ワーホリを考えている方向けです。

目次
  1. カナダのワーキングホリデーとは
  2. 参加の条件(日本国籍の人)
  3. 働き方
  4. 手順
  5. 費用
  6. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

カナダのワーキングホリデーとは

カナダのワーキングホリデーは、国際経験カナダ(International Experience Canada、IEC)という制度の一部です。IECには3つの種類(カテゴリー)があります。

  • ワーキングホリデー(Working Holiday)
  • ヤングプロフェッショナル(Young Professionals)
  • インターナショナル・コープ(International Co-op (Internship))

IRCCの国別の条件のページ(新しいタブで開く)では、2026年10月時点で日本の人が使えるのはワーキングホリデーだけです。ワーキングホリデーは、カナダを旅行しながら、その費用を補うために一時的に働く人のための種類と説明されています。滞在は最長12か月です。

外務省のワーキング・ホリデー制度のページ(新しいタブで開く)によると、日本とカナダの間の制度は1986年に始まりました。

参加の条件(日本国籍の人)

2026年10月時点で、移民・難民・市民権省(IRCC)が示す主な条件は次のとおりです。

項目条件
国籍日本国籍
パスポートカナダ滞在中ずっと有効な日本のパスポート。就労許可はパスポートの期限より長く出ない
住所申請時に日本の居住者であること(日本の住所か郵便の宛先を示す)
年齢18歳以上30歳以下
資金最低C$2,500
保険滞在期間全体をカバーする医療保険。入国時に証明を求められることがある
帰りの手段出発前に往復の航空券を持つか、滞在の終わりに帰りの航空券を買える資金があること
同伴者扶養する家族を連れて来ない
その他カナダへの入国が認められない理由(Inadmissibility)がないこと、料金を払うこと

参加できる回数

日本国籍の人は、IECに2回まで参加できます。1回の参加は最長12か月です。以前の取り決めで1回参加した人も、2回目のワーキングホリデーを申請できます。日本政府の側でも、外務省のページで「カナダで一生涯2回の参加が可能」と案内しています。

働き方

ワーキングホリデーの就労許可は、雇用主の指定がない「オープン」な許可です。入国時に受け取る許可証には、雇用主が「open」、勤務地が「unknown」と書かれます。許可が有効な間は、働く期間や時間に制限はありません(IRCCの到着準備のページ(新しいタブで開く))。

ただし、医療、小学校・中学校・高校の教育、保育、高齢者の介護の仕事をする予定の人は、申請前にIRCCが指定した医師(パネルドクター)の健康診断を受けるよう案内されています。受けていないと、そうした仕事ができない条件が許可に付くことがあります。

就労許可の有効期限は、次のどれよりも後になりません。

  • 日本とカナダの取り決めで決まった期間(最長12か月)
  • パスポートの有効期限
  • 生体情報(バイオメトリクス)の有効期限
  • 医療保険の期限

手順

申請は、大まかに次の流れです。くわしくは「ワーホリ申請の流れ(Pool登録からITA、許可まで)」で説明します。

  1. IRCCのオンラインアカウントで参加資格の質問に答え、IECのプロフィールを作って候補者の集まり(Pool)に登録する。
  2. 抽選で招待状(Invitation to Apply、ITA)が届くのを待つ。
  3. ITAを10日以内に受け入れ、その後20日以内に就労許可を申請する。
  4. 必要に応じて生体情報を登録する。
  5. 承認されたら、入国許可通知(POEレター)を受け取る。
  6. カナダの空港などで書類を見せ、就労許可を受け取る。

枠と招待の状況は、シーズンごとにIRCCの招待ラウンドのページ(新しいタブで開く)で公表されます。

費用

2026年10月時点で、ワーキングホリデーの申請にかかるIRCCの料金は次のとおりです(IRCCの料金表(新しいタブで開く))。

料金金額
IEC参加費(IEC fee)C$184.75
オープンワークパーミット保持者料金(Open work permit holder fee)C$100
生体情報の登録料(必要な人だけ)C$85

生体情報の登録が必要な人は、合計C$369.75です。IEC参加費とオープンワークパーミット保持者料金は、POEレターが出る前に申請を取り下げたときや、申請が却下されたときに返金されます。

ほかに、警察証明、健康診断(必要な人)、医療保険、航空券、最初の生活費(最低C$2,500)がかかります。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 外務省によると、外国に住所か居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、旅券法にもとづき、管轄の日本国大使館・総領事館に「在留届」を出す義務があります。ワーホリで1年滞在する人も対象です。
  • 外務省は、ワーキング・ホリデーの申請代行業者による書類の不適切な処理のトラブルが報じられているとして、業者を使う場合も自分で公式の情報を確かめるよう呼びかけています。外務省が連携している民間団体はありません。
  • 外務省には、ワーホリで渡航した人から、不当に安い賃金や職場でのハラスメントの相談が寄せられています。働く州の労働法(最低賃金など)を事前に調べておきます。
  • 条件にあてはまるかどうかの判断は、IRCCの案内か、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。

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ビザ・移住ワーホリの年齢制限と参加回数(IEC Working Holiday)日本国籍の人がカナダのワーキングホリデー(IEC)に参加できるのは18歳以上30歳以下で、参加は2回まで、1回は最長12か月です。年齢の条件は、31歳の誕生日の前に招待状(ITA)を受け取れば満たしたことになり、入国は誕生日の後でもかまいません。30歳前後でワーホリを考えている方向けです。ビザ・移住ワーホリの就労・就学の条件(IEC Working Holiday)ワーキングホリデーの就労許可はオープンな許可で、許可が有効な間は雇用主・勤務地・時間の制限がなく、仕事も自由に変えられます。ただし医療・教育・保育・介護の仕事には健康診断が必要です。学校に通えるのは6か月以内に終わる講座だけで、それより長い課程には学習許可が要ります。ワーホリ中の働き方・学び方を知りたい方向けです。ビザ・移住ワーホリ申請の必要書類(警察証明・資金証明、IEC Working Holiday)ワーキングホリデー(IEC)の就労許可の申請では、パスポートのコピー、顔写真、履歴書、家族情報の用紙(IMM 5707)などを出し、条件によって警察証明と健康診断の結果も出します。資金証明(C$2,500以上)と医療保険の証明は、申請時ではなく入国時に見せる書類です。申請の準備をしている方向けです。

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ビザ・移住ワーホリ申請の流れ(Pool登録からITA、許可まで)カナダのワーキングホリデー(IEC)は、オンラインでプロフィールを作ってPoolに入り、招待状(ITA)を受けてから就労許可を申請します。ITAの受け入れは10日以内、申請は受け入れから20日以内です。承認されるとPOEレターが届き、入国時に就労許可を受け取ります。ワーホリの申請を考えている方向けです。ビザ・移住IECのPool(プール)と招待状(ITA、Invitation to Apply)IECでは、プロフィールを出した人が国とカテゴリーごとの候補者の集まり(Pool)に入り、ワーキングホリデーは無作為の抽選で招待状(ITA)が送られます。ITAを受けて初めて就労許可を申請できます。ITAは10日以内に受け入れ、その後20日以内に申請します。ワーホリを考えている方向けです。ビザ・移住POEレター(入国許可通知、Port of Entry Letter of Introduction)と入国時の手続きワーホリの申請が承認されると、IRCCのアカウントにPOEレターが届きます。これは就労許可そのものではなく、カナダの空港などで国境サービス官に見せて、就労許可を受け取るための書類です。有効期間は1年で、入国時には保険・資金の証明なども求められることがあります。ビザ・移住ワーホリの保険の要件(滞在期間全体をカバー、Health insurance for IEC)カナダのワーキングホリデー(IEC)では、医療・入院・本国への搬送をカバーし、滞在期間全体に有効な医療保険が必要です。申請時には不要ですが、入国時に証明を求められることがあり、ないと入国を断られることがあります。保険の期限が短いと、就労許可もその日に切れます。読者別の入口ワーキングホリデー(IEC)の方へカナダでワーキングホリデーをする方が、申請の準備から入国、仕事探し、帰国や次の選択肢までに調べることを、読む順番にまとめた入口です。ビザ・移住ワーホリの後の選択肢ワーキングホリデー(IEC)の就労許可が終わるときは、帰国するほか、訪問者として滞在を延ばす、別の就労許可や学習許可を申請する、条件を満たせばIECにもう一度参加する、といった道があります。どれも今の許可が切れる前の申請が大切です。永住権を目指す人は、カナダでの職歴の条件も確かめます。