ワーホリ申請の必要書類(警察証明・資金証明、IEC Working Holiday)
ワーキングホリデー(IEC)の就労許可の申請では、パスポートのコピー、顔写真、履歴書、家族情報の用紙(IMM 5707)などを出し、条件によって警察証明と健康診断の結果も出します。資金証明(C$2,500以上)と医療保険の証明は、申請時ではなく入国時に見せる書類です。申請の準備をしている方向けです。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
書類は「申請時」と「入国時」に分かれる
ワーキングホリデー(IEC Working Holiday)の書類は、出すタイミングが2つに分かれます。
- 申請時:招待状(ITA)を受け入れてから20日以内に、移民・難民・市民権省(IRCC)のオンラインアカウントでアップロードする書類
- 入国時:カナダの空港などで、国境サービス官に見せる書類
資金証明と医療保険の証明は、申請時には出しません。入国時に見せる書類です。申請の流れと期限は「ワーホリ申請の流れ」にまとめています。
申請時に出す主な書類
IRCCの申請のページ(新しいタブで開く)で挙がっている主な書類は次のとおりです(2026年10月時点)。人によって必要な書類は違い、申請書を入力すると、その人用の書類リスト(Document Checklist)が自動で作られます。
| 書類 | ポイント |
|---|---|
| パスポートのコピー | はっきり読めるもの。申請時・入国時・出国時に有効であること |
| 顔写真のデータ | カラー。仕上がりの大きさは35mm×45mm以上。JPEGかJPEG2000 |
| 履歴書(CV/Résumé) | 学歴、資格、職歴(仕事ごとの主な業務)。今の職名と場所も書く |
| 家族情報の用紙(Family Information、IMM 5707) | 配偶者、両親、子どもの情報。電子署名か、署名してスキャン |
| 警察証明 | 条件に当てはまる人だけ(下の節) |
| 健康診断の結果 | 条件に当てはまる人だけ(下の節) |
顔写真の細かい条件
IRCCのページでは、写真をスキャンする場合は600ppi以上、ファイルの大きさは240kB前後が理想で60kBを下回らないこととしています。色は24ビットのRGBです。
警察証明
警察証明(Police certificate)は、犯罪歴がないことなどを示す書類です。IECの申請のページでは、多くの場合、18歳以降に6か月以上続けて住んだ国・地域の警察証明が必要とされています(2026年10月時点)。審査の途中で、ほかの警察証明を求められることもあります。いま住んでいる国のものは申請日から6か月以内に発行されたもの、それ以外の国のものはその国を離れた後に発行されたものです。どの国の証明が要るかは、申請時にIRCCの指示を確かめます。
日本国籍の人と日本の警察証明
IRCCの日本向けの警察証明のページ(新しいタブで開く)では、日本国籍の人は、日本の警察証明を申請に付ける必要はないとしています。一方で、日本以外の国・地域に住んだことがある人は、その国・地域の警察証明が必要になることがあります。
留学などで日本以外に住んだ期間がある人は、どの国の証明が要るかをIRCCの案内か登録移民コンサルタント(RCIC)に確かめるのが確実です。日本の警察証明(犯罪経歴証明書)の取り方は「警察証明(無犯罪証明)の取り方」で扱います。
期限に間に合わないとき
警察証明が申請の期限までに手に入らないときは、申し込んだことがわかる受領書のコピーや確認画面のスクリーンショットを出せます。警察証明のアップロード欄は1つだけです。日本の警察証明の封筒の扱いは、IRCCの日本向けのページ(オンラインで出すときは開けてスキャンし、原本は保管)と在バンクーバー日本国総領事館(申請者は開封できない)で案内が違います。受け取ったらIRCCの指示どおりに扱います(警察証明(犯罪経歴証明書))。
健康診断
次の人は、IRCCが指定した医師(パネルドクター)の健康診断(Immigration medical exam)が必要です。
- 健康診断が必要とされる国・地域に、一定の期間滞在した人
- 医療、小学校・中学校・高校の教育、保育、高齢者の介護の分野で働く予定の人
健康診断の結果は12か月有効です。申請の期限までに結果が出ないときは、予約したことの証明を出せます。受け方は「移民のための健康診断」で説明します。
入国時に見せる書類
IRCCの到着準備のページ(新しいタブで開く)と申請のページでは、入国時に次のものを見せられるようにしておくよう案内しています(2026年10月時点)。
| 書類 | ポイント |
|---|---|
| 資金証明 | 銀行の残高証明で、C$2,500以上か同じ額の外貨。カナダに出発する前1週間以内に発行されたもの |
| 医療保険の証明 | カナダにいる期間全体をカバーし、医療、入院、本国への搬送の費用を含むもの |
| POEレター | 承認されるとアカウントに届く入国許可通知 |
| パスポート | 申請に使ったもの |
資金証明は「日本の銀行口座に残高がある」ことを示すもので、発行日が出発の1週間より前だと条件に合いません。保険の条件は「ワーホリの保険の要件」、入国時の流れは「POEレターと入国時の手続き」にまとめています。
手順
- ITAを受ける前から、パスポート、顔写真、履歴書を用意しておく。
- 日本以外の国・地域に住んだことがあれば、その国の警察証明の取り方を調べ、早めに申し込む。
- 健康診断が必要な仕事をする予定なら、ITAを受けてからパネルドクターを予約する。
- ITAを受け入れたら申請書を入力し、書類リストに出た書類をアップロードする。
- 承認されてから医療保険に入り、出発前1週間以内に銀行の残高証明を取る。
日本とのちがいと注意点だよ!
- 日本国籍の人は日本の警察証明を申請に付けなくてよいとされていますが、ほかの国に住んだ期間があると話が変わります。
- 資金証明の金額はカナダドルで示されています。日本円の口座なら、為替で目減りしても条件を満たすよう、余裕を持った残高にしておくと安心です。
- 書類にうそを書いたり、大事なことを書かなかったりすると、却下されるだけでなく将来の入国に影響することがあります。
- 書類が足りるかどうかの判断は、IRCCの案内か、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。
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