ワーホリの就労・就学の条件(IEC Working Holiday)
ワーキングホリデーの就労許可はオープンな許可で、許可が有効な間は雇用主・勤務地・時間の制限がなく、仕事も自由に変えられます。ただし医療・教育・保育・介護の仕事には健康診断が必要です。学校に通えるのは6か月以内に終わる講座だけで、それより長い課程には学習許可が要ります。ワーホリ中の働き方・学び方を知りたい方向けです。
条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。
ワーホリの就労許可は「オープン」
日本人が参加できるカナダのワーキングホリデー(IEC Working Holiday)では、雇用主を指定しない「オープンな就労許可(Open work permit)」が出ます。参加の条件(18〜30歳、参加は2回まで、最長12か月など)は「日本人のワーキングホリデー」にまとめています。
IRCCの制度のページ(新しいタブで開く)では、ワーキングホリデーの許可で、カナダのどこでも、ほとんどの雇用主のもとで働けると説明されています。
働くときの条件
2026年10月時点で、移民・難民・市民権省(IRCC)が示す主な条件は次のとおりです。
| 項目 | ワーキングホリデーの扱い |
|---|---|
| 雇用主 | 指定なし。許可証には雇用主が「open」と書かれる |
| 勤務地 | 指定なし。許可証には勤務地が「unknown」と書かれる |
| 働く期間・時間 | 許可が有効な間は制限なし |
| 仕事を変える | いつでも変えられる |
| 一部の職種 | 医療、保育、小学校・中学校・高校の教育、高齢者の介護の仕事には健康診断が必要 |
仕事を変えることについて、IRCCのヘルプセンター(新しいタブで開く)では、ワーキングホリデーの人は必要なときにいつでも雇用主を変えられると答えています。ヤングプロフェッショナルなど、ほかのIECの種類では、正当な理由がないと雇用主を変えられません。
健康診断が必要な仕事
IRCCは、医療、保育、小学校・中学校・高校の教育、高齢者の介護の分野で働きたい人や、過去6か月に特定の国に滞在した人には、移民のための健康診断(Immigration medical exam)が必要だと説明しています。健康診断を受けて問題がなければ、許可に医療上の制限は付かないとされています。
受けずに許可が出ると、こうした仕事ができない条件が付くことがあります。健康診断の受け方は「ワーホリ申請の必要書類」で扱います。
許可の期限
IRCCの到着準備のページ(新しいタブで開く)によると、就労許可の有効期限は、次のどれよりも後になりません。
- 日本とカナダの取り決めで決まった期間(最長12か月)
- パスポートの有効期限
- 生体情報(バイオメトリクス)の有効期限
- 医療保険の期限
保険の期間が短いと、許可の期間も短くなります。保険の条件は「ワーホリの保険の要件」にまとめています。
学校に通うときの条件
ワーホリ中に語学学校などに通うことはできますが、条件があります。IRCCのヘルプセンター(新しいタブで開く)の説明は次のとおりです(2026年10月時点)。
- IECのどの種類でも、個別の講座に申し込むことはできる
- 講座は6か月以内に終わるものに限る
- 2年や4年の課程のような、6か月より長いプログラムの一部であってはいけない
- 6か月より長い課程に通うなら、学習許可(Study permit)を申請する
IECの就労許可と学習許可を同時に持つこともできます。ただしIRCCは、IECは参加中に6か月より長く学ぶ予定の人のための制度ではないとしています。学習許可については「学生許可証(Study permit)」で扱います。
許可の内容を変えるとき
ワーキングホリデーの許可は、取り決めの期間を超えて延ばすしくみではありません。IRCCの延長・変更のページ(新しいタブで開く)で、許可を変更できる場面として挙がっているのは次のようなものです。
- 許可証の有効期限が間違っている
- 新しいパスポートを受け取った
- 健康診断を受けて、医療上の制限を外したい
仕事の契約が延びたことによる延長は、ヤングプロフェッショナルなど雇用主が決まっている種類の話で、ワーキングホリデーには当てはまりません。
申請中に許可の期限が来た場合は、結果が出るまで同じ条件で働き続けられます(維持された資格、Maintained status)。ワーホリの後もカナダに残る方法は「ワーホリの後の選択肢」で扱います。
ここに注意してね!
- 許可証に書かれた期限や条件は、受け取ったその場で確かめます。期限が間違っているときは変更の申請ができます。
- 6か月を超える課程の学校には、ワーホリの許可だけでは通えません。留学を主な目的にするなら、学習許可の制度を調べます。
- 労働時間や最低賃金などのルールは、働く州の法律で決まります。
- 自分の状況で何ができるかの判断は、IRCCの案内か、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。
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