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ワーホリ申請の流れ(Pool登録からITA、許可まで)

ワーホリ
ひとことで言うと

カナダのワーキングホリデー(IEC)は、オンラインでプロフィールを作ってPoolに入り、招待状(ITA)を受けてから就労許可を申請します。ITAの受け入れは10日以内、申請は受け入れから20日以内です。承認されるとPOEレターが届き、入国時に就労許可を受け取ります。ワーホリの申請を考えている方向けです。

目次
  1. 申請の全体像
  2. 期限の一覧
  3. 手順
  4. 申請で出す主な書類
  5. 審査の期間
  6. 取り下げと返金
  7. 費用
  8. 日本との違い・注意点
ここは大事だよ

条件や金額は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の情報を確認してください。個別の判断は、登録された専門家に相談してください。

申請の全体像

カナダのワーキングホリデー(IEC Working Holiday)は、いきなり就労許可を申請するしくみではありません。移民・難民・市民権省(IRCC)のページでは、次の順番で進むと説明されています。

  1. IECのプロフィールを作り、候補者の集まり(Pool)に入る
  2. 招待状(Invitation to Apply、ITA)を受け取る
  3. 就労許可(Work permit)をオンラインで申請する
  4. 必要なら生体情報(バイオメトリクス)を登録する
  5. 承認されたら、入国許可通知(POEレター)を受け取る
  6. カナダの空港などで就労許可を受け取る

日本国籍の人の参加条件(18〜30歳、参加は2回まで、資金C$2,500など)は「日本人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)」にまとめています。この記事では、手続きの順番と期限を説明します。

期限の一覧

期限は短く、過ぎるとやり直しになるものがあります。2026年10月時点で、IRCCのプロフィールとITAのページ(新しいタブで開く)と申請のページに書かれている期限は次のとおりです。

段階期限過ぎたとき
プロフィールの作成書き始めてから60日以内に提出提出できなくなり、最初から作り直す
ITAの受け入れITAが届いてから10日以内(期限は招待状に書かれる)招待が失効し、プロフィールを出し直して次のITAを待つ
就労許可の申請ITAを受け入れた日時から20日以内―
生体情報の登録案内の手紙(BIL)を受け取ってから30日以内自分では動かせない事情があれば延長を申し出られる
入国POEレターの有効期限まで(発行から1年)入国しなければ参加1回に数えない

申請の20日の期限は、協定世界時(UTC)で決まります。たとえばUTCで7時25分にITAを受け入れたら、20日後のUTC 7時25分より前に申請を終えます。日本時間とは9時間ずれるので、最終日に出すのは避けるよう案内されています。

手順

  1. IRCCのオンラインアカウントで質問に答える。 アカウント(IRCC secure account)を作り、「International Experience Canada」を選んで、国籍や住んでいる国についての質問(約10分)に答えます。
  2. プロフィールを仕上げて提出する。 パスポートを手元に用意し、氏名・生年月日・連絡先などを入力します。入力はローマ字(英語・フランス語の文字)だけで、名前の間のカンマは入れません。プロフィールは1人1つだけです。
  3. Poolで待つ。 提出したプロフィールは、ITAを受けるか、シーズンの終わりにPoolが空にされるか、条件に合わなくなるまでPoolに残ります。Poolと抽選のしくみは「IECのPool(プール)と招待状(ITA)」で説明します。
  4. ITAを受け入れる。 ITAが届くと、アカウントへのメッセージとメールで知らされます。アカウントの「Continue my profile / application, not yet submitted」から「Work permit」を選び、「Start application」を押すと受け入れになります。
  5. 申請書を入力し、書類を出す。 職歴と学歴は、空白の期間(無職の時期や旅行の期間も)を作らずに書きます。雇用主の情報を聞かれたら、ワーキングホリデーの人は番号欄に「A9999999」、住所欄に「Non-applicable – Working Holiday」と入れるよう案内されています。必要書類は、申請中に自動で作られる書類リスト(Document Checklist)に表示されます。
  6. 料金を払い、申請を送る。 必要な書類と料金がそろわないと送信できません。
  7. 生体情報を登録する。 過去に登録していない人には、申請後24時間以内にアカウントへ案内の手紙(Biometric Instruction Letter、BIL)が届きます。登録は本人が会場に行って行います。
  8. 審査を待つ。 追加の書類や面接を求められることがあります。求められた書類は、手紙に書かれた期限までに出します。
  9. POEレターを受け取る。 承認されると、アカウントにPOEレターが届きます。入国時の流れは「POEレター(入国許可通知)と入国時の手続き」で説明します。

申請で出す主な書類

申請書類のリストは人によって違います。IRCCのページで挙がっている主なものは次のとおりです。くわしくは「ワーホリ申請の必要書類(警察証明・資金証明)」で扱います。

  • パスポートのコピー(最後のページ以外に白いページが1つ以上あること)
  • 顔写真のデータ
  • 履歴書(CV)
  • 家族の情報の用紙(IMM 5707)
  • 警察証明(18歳以降に6か月以上続けて住んだ国のもの。いま住んでいる国のものは、申請日から6か月以内に出たもの)
  • 健康診断の結果(医療・教育・保育・介護の仕事をする予定の人など)

警察証明が期限までに間に合わないときは、申し込んだことがわかる受領書や確認画面を出せます。後で提出を求める手紙が届き、その期限までに出さないと却下されます。健康診断も、予約したことの証明で代えられます。健康診断の結果は12か月有効なので、ITAを受けてから受けるよう案内されています。

医療保険は申請の時点では不要で、入国までに用意します。保険の条件は「ワーホリの保険の要件(滞在期間全体をカバー)」にまとめています。

審査の期間

IRCCは、書類がそろった申請の処理期間の目安(サービス基準)を56日としています(2026年10月時点)。56日を超えた場合は、IEC参加費の一部が自動で返金されることがあると書かれています。生体情報の登録にかかる日数は含みません。

IRCCは、承認されるまでは次のことを控えるよう案内しています。

  • カナダ行きの航空券を買う
  • 滞在中の医療保険を買う
  • カナダの雇用主と約束をする
  • カナダの住まいを決める
  • 日本の住まいを引き払う、仕事や学校をやめる

取り下げと返金

POEレターが出る前なら、ウェブフォームで申請を取り下げ、IEC参加費とオープンワークパーミット保持者料金の返金を受けられます。申請が却下されたときも返金されます。返金は手続き不要で、ふつうは8週間以内に、払ったクレジットカードに戻ります。プリペイドカードで払った人は、支払いから18か月はカードを持っておくよう案内されています。

POEレターを受け取った後は、ワーキングホリデーの人は原則として取り下げも返金もできません。うそや重要なことを書かなかったことがわかった場合も、返金されません。

費用

2026年10月時点の料金は、IEC参加費C$184.75、オープンワークパーミット保持者料金C$100、生体情報の登録が必要な人は登録料C$85です(IRCCの申請のページ(新しいタブで開く))。内訳と合計は「日本人のワーキングホリデー(IEC Working Holiday)」の費用の節にまとめています。

日本とのちがいと注意点だよ!

  • 日本人がカナダのワーホリを申請するときは、大使館の窓口ではなく、IRCCのオンラインアカウントで手続きします。外務省のページでも、国によっては日本国外の大使館やオンラインで受け付けているとして、相手国の情報を確かめるよう案内しています。
  • 外務省は、ワーキング・ホリデーの申請代行をうたう業者による書類の不適切な処理のトラブルを伝えています。業者を使う場合も、IRCCの情報を自分で確かめることが勧められています。
  • 申請書にうそを書いたり、大事なことを書かなかったりすると、却下されるだけでなく、将来カナダに入国できなくなることがあります。
  • 期限は日本時間ではなくUTCで決まります。
  • 自分が条件に合うか、書類が足りるかの判断は、IRCCの案内か、登録移民コンサルタント(RCIC)に相談します。

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