仕事・税金
CPP・EI・給付
仕事・税金低所得の働く人の給付(Canada Workers Benefit、CWB)Canada Workers Benefit(CWB)は、働いていて所得が低い人と家族のための、還付される税額控除です。確定申告で請求し、2025年分の基本の額の上限は単身C$1,633、家族C$2,813です。条件を満たす人には、前払い(ACWB)が年3回自動で支払われます。仕事・税金カナダ児童手当(Canada Child Benefit、CCB)18歳未満の子どもを育てる家族に、カナダ歳入庁(CRA)が毎月支払う非課税の給付です。2026年7月〜2027年6月の上限は、6歳未満の子ども1人につき年C$8,157、6〜17歳はC$6,883で、世帯の所得が増えると減ります。親か配偶者に在留資格の条件があり、毎年の確定申告が必要です。仕事・税金カナダ年金制度(CPP、Canada Pension Plan)ケベック州以外で働く18歳以上の人は、一定以上の収入があるとカナダ年金制度(CPP)の掛け金を払います。老齢年金(退職年金)は60歳から受け取れ、65歳で始めるのが標準です。受け取るには自分で申請します。仕事・税金雇用保険(EI、Employment Insurance)雇用保険(EI)は、自分の責任ではない理由で仕事を失った人などに、一時的に収入の一部を出す連邦の制度です。通常給付(Regular benefits)は、平均週給の最大55%(2026年は週C$729まで)を14〜45週受け取れます。最後に働いた日から4週間以内の申請が目安です。仕事・税金出産・育児の給付(EI maternity・parental benefits)ケベック州以外では、雇用保険(EI)から出産給付(最長15週)と育児給付(標準40週または延長69週を2人で分ける)が出ます。ケベック州に住む人は、EIではなく州のケベック州育児保険制度(QPIP)から給付を受けます。仕事・税金食料品・生活必需品給付(Canada Groceries and Essentials Benefit、CGEB、旧GST/HSTクレジット)所得が低い人・中くらいの人に、年4回、非課税で支払われる連邦の給付です。2026年7月に GST/HST クレジットから名前が変わりました。毎年の確定申告をもとにカナダ歳入庁(CRA)が自動で判断し、新しく来た人は Form RC151 で申し込みます。仕事・税金老齢保障年金と保証所得補足給付(Old Age Security、OAS・Guaranteed Income Supplement、GIS)老齢保障年金(OAS)は、65歳以上で、18歳以降カナダに10年以上住んだ人に支払われる税金を財源にした年金です。働いた記録ではなく、住んだ年数で決まります。所得の低いOAS受給者には、非課税の保証所得補足給付(GIS)が上乗せされます。2026年10〜12月のOASは65〜74歳で月C$762.50までです。仕事・税金州・準州の給付とクレジット(Ontario Trillium Benefit・BC Family Benefit など)州・準州には、カナダ歳入庁(CRA)が確定申告をもとに支払う独自の給付があります。オンタリオ州のOntario Trillium Benefit(OTB)、BCのBC family benefit、アルバータ州のAlberta child and family benefitなどです。BCのClimate action tax creditは2025年4月の支払いで終わりました。仕事・税金ケベック年金(QPP、Québec Pension Plan/Régime de rentes du Québec)ケベック州で働く人は、カナダ年金制度(CPP)ではなく、州のケベック年金制度(QPP)に掛け金を払います。窓口はケベック州年金公社(Retraite Québec)です。退職年金は60〜72歳の間に申請して始め、65歳で始めた場合の最大額は2026年に月C$1,507.65です。日加社会保障協定の対象外です。仕事・税金日加社会保障協定(カナダ側の手続き、Canada–Japan Social Security Agreement)日本とカナダの社会保障協定(2008年3月1日発効)の、カナダ側の窓口と書類をまとめます。カナダの会社から日本へ一時的に派遣される人は CRA の適用証明書(CPT122)でCPPに入り続けられ、日本の年金・カナダの年金は相手の国からも Service Canada の協定用の申請書で請求できます。QPPは対象外です。